友達と一緒にいるのが疲れる時の対処法

仲の良い友達だと思って付き合ってきたけど、最近一緒にいるとなんだか疲れる……ということも、大人の友人関係では珍しくないこと。

そんな時はどうしていますか?

我慢して付き合う?
距離を置く?

このように、友達付き合いで疲れが生じる時の対処法ご紹介します。

他の友達も交えるようにする

特定の友達と一緒にいるのが疲れるということなら、その友達と100%向き合うことに無理が生じている可能性があります。

例えば、興味の無いノロケ話や愚痴を一方的に聞かされる関係だったり、相手のワガママに付き合ってあげるのが当たり前の付き合い方になったりしていませんか?

このように、他者を交えない友達関係が歪んでしまって、一方が疲れてしまうということは、女同士によくあることです。

でも、一緒にいると疲れるのはもちろんだけれど、縁を切る、というほどではないということもありますよね。

本当なら彼女とのパワーバランスを修正したいけれど、もう出来上がってしまった関係性を崩すのは大変なこと。

それをうまく打開するためには、間に別な友達を挟んで、その困った友人から受けるダメージを分散させましょう。

また、1対1では敢えて空気を読まずに好き勝手するような人でも、第三者がいると、意外と相手を気にしてちゃんとした態度で振る舞うものです。

それを期待しつつ、別な友人を交えて、新しい人間関係を築いてみてはいかがでしょうか。

過剰な気遣いをしない

友人と一緒にいて疲れる、という要素のひとつに、自分が気を遣いすぎるということが挙げられます。

本当はあまり興味が無いのに、心から楽しんでいるフリをしたり、気を遣ってばかりで、遊んだあとは楽しい思い出よりも疲ればかりが残ってしまうという状態です。

こんな状態になるのは、相手のせい、というより、自分の性格による問題と言えます。

きっと、周囲の人はあなたがそんなに気配りばかりしなくても、あまり気にしないはずです。

あなたは普段、行くお店の予約や目的地にある観光スポットの下調べなど、色々な面倒事を全て自ら請け負ってはいませんか?

「自分がやらなきゃ誰もやらないから……」と思って、それらを請け負っているのでしょうが、それがいつの間にか「やらされている感」に変わってしまって、それがあなたの気疲れを生むのです。

ですから一度、自分から色々な気遣いや手間をかけることをやめてみましょう。

大丈夫、あなたがやらなくても、(あなたから見たら不完全だとしても)他の誰かがちゃんと動いてくれます。

このように、友達付き合いに気負うものが無くなれば、疲れることも無くなるでしょう。

断る勇気を持つ

友達と一緒にいても疲れるだけなのに、誘われると断れないというあなたは、一度友人の誘いを断る勇気を持ってみて下さい。

楽しくもないのに断れない人は、相手にがっかりさせたくないという気持ちももちろんあるでしょうが、その心の根っこにあるのは、「仲間外れになりたくない」という気持ちです。

そんなあなたは、自分が参加していないところで、友人たちが楽しんでいるのを想像すると、心がざわついてしまうのではないでしょうか。

今回断ったら次は誘われなくなるかもしれない、という恐怖から、楽しくなくても誘いに乗り続けることが習慣化してしまうと、それは疲れることでしょう。

友達付き合いなんて、仕事ではないんですから、行けたら行くくらいのスタンスで良いはずのものなのに、行かないことで精神的に大きなマイナスを被るなんて、生産的ではありませんよね。

みんな大人ですから、たまに不参加の人がいたって、何の気にも留めないのが普通です。

まして、そのせいでもう誘われなくなるのなら、そんな友人関係は、しがみ付く価値なんてありません。

ですから、友達関係に疲れてしまったら、自分の心を休めるためにも、不参加という選択肢を、たまには用意した方が良いです。

友達とは何かを考え直してみる

以上のような対処法について考えれば、自然と「友達とは何か」というものが見えてくると思います。

現在はSNSの発展により、友達の多さがステイタスとして見られる傾向が強く、友達がいない人は蔑まれることがあります。

そんな風潮に流されて、本当の友達とは何かを考える暇も無く、近い環境にいて、ただ知り合っただけの人を、友達というカテゴリに入れてしまってはいないでしょうか。

ですが、考えてみて下さい、友達とは本来そんな関係の相手を言うのではなかったはずです。

一緒にいて疲れるということは、居心地が悪い相手、ということです。

そんな居心地が悪い相手にしがみ付いていては、あなたの心がいずれ参ってしまいます。

大人になれば、親友が一人二人いれば十分だという意見もありますから、一度、自分が本当に付き合いやすい友達とは何かを考え直してみて下さい。

一緒にいて疲れる友達付き合いはやめよう

友達と一緒にいて疲れると思う人に取ってみて頂きたい対処法について、4つご紹介しました。

結論を言えば、一緒にいて疲れるのなら、友達付き合いなんて無理にすることは無いのです。

自分が一番楽な付き合いができる人間関係を、この機会に築いてみてはいかがでしょうか。

 

    「友達と一緒にいるのが疲れる時の対処法」への感想コメント一覧

  1. 1. 佐良2018/05/07(月) 19:13

    女同士の友情は本当に難しいです。仲良くなりすぎてもトラブルになったりしますし、大人になってからは本当に気が許せる友だちだけでいいなと感じるようになりました。この記事に書いてあること、実践してみようと思います。

  2. 2. 名無しのイケジョさん2021/09/30(木) 21:50

    過剰な気遣いをしない。友達とは何かを考え直してみる。その通りだなぁと思います。
    気遣いをしても、わかってくれる人ばかりじゃないから、そういう人に過剰な気遣いをすると疲れます。
    そういう時や、同性(女性)同士の友情を疑問に思った時は、友達とは何かを考え直した方がいいですね。

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