愛ある暴力は存在しない理由とは?暴力に愛はない

「愛しているから殴る」という言葉を聞いた事がある人はいませんか?そんな事はありません。

愛ある暴力などこの世界に存在しません。

ここでは、愛ある暴力は存在しない理由についてご紹介します。

本当に愛しているなら暴力を振るうという考えには絶対にならないから

本当にその人を愛しているなら、暴力を振るうという考えにはならないはずです。

暴力を振るうのは愛しているのでは無く支配したいという気持ちが強いという事です。

本当の愛は無償です。

見返りも何も求めません。

ただその人が幸せでいてくれればそれでいいという考えこそ愛です。

暴力は相手に痛い思いをさせてしまうだけです。

相手の心はすり減り、そのうち去ってしまうでしょう。

この暴力というのは殴る等はもちろんですが、言葉の暴力も入ります。

むしろ言葉の暴力の方が相手の心に深く突き刺さる事もあります。

こっちは愛しているから言ったつもりでも、相手は深く傷つきあなたを拒絶してしまうでしょう。

これはもう愛ではありません。

ただの暴力です。

言った本人は愛だと勘違いしているだけです。

本当の愛なら、相手にも愛は伝わります。

そして相手もあなたを心から愛してくれるでしょう。

愛と暴力は反対のものだから

愛と暴力は反対のものです。

愛があれば相手の幸せを思い、相手にいつでも笑顔でいて欲しいと思うはずです。

その気持ちが全く無いまま「愛している人に自分の言う事を聞いて欲しいから殴る」と暴力を振るったり暴言を吐いたりするのは愛ではありません。

それは別のものです。

そしてあなたが愛しているはずの人はその暴力、もしくは暴言を恐れあなたから離れてしまったり、あなたを憎んだりしてしまうでしょう。

もし、愛しているからこそ突き放さないといけない状況になったらその事を冷静に話しましょう。

冷静に自分があなたの事をよく考えている事、だからこそ突き放さないといけない事を話す事で相手もあなたの深い愛情を理解してくれるでしょう。

愛には色々な形があります。

その中には決して暴力や暴言はありません。

愛されると人は嬉しいけど、暴力は人に恐怖しか与えないから

愛されると、人は嬉しく感じます。

中には「生きていて本当によかった」と思えるほど勇気が出てくる人もいます。

それほど愛は大切なものです。

ですが、暴力は人に恐怖しか与えません。

恐怖を感じると人はその人の事を拒絶してしまいます。

一度拒絶したいと思い始めると、その人の事を徹底的に避けるようになってしまいます。

いくら愛しているから殴ったと殴った本人は言っても、相手が恐怖を感じて拒絶をしてしまうようならそれは愛ではありません。

本当に愛しているなら、相手に言いたい事や注意したい事があるなら暴力では無く別の形があるはずです。

愛は幸せや笑顔等たくさんのものを生み出します。

ですが、暴力は何も生み出しません。

そして暴力は犯罪です。

犯罪をするような人に近づきたいと思う人はいないでしょう。

4.愛は無償で相手の幸せを願う事。

暴力は相手を支配したいと思う事

恋愛の中には、暴力を受ける事で愛を感じると言う人もいます。

ですが、その愛は決して健全な愛ではありません。

何故なら、暴力を振るったり暴言を言ったりする人は相手を愛ではなく支配したいと思っているからです。

暴力や暴言で相手を縛り、自分のものにしたいと思っています。

相手はどんなに暴力を振るわれたり暴言を言われたりしても「暴力を振るわれたのは自分が悪い。

相手は自分を愛してくれている」と思ってしまいます。

支配欲を愛だと勘違いしています。

これはとても危険な状態です。

もし、自分の恋人がこの状態なら今すぐ逃げるようにしましょう。

相手はあなたを愛してはいないからです。

支配欲と愛は違います。

本当にあなたの事を好きになってくれる人があらわれるはずです。

本当に愛してくれる人は、あなたの幸せを心から願ってくれる人です。

そんな素敵な人と出会い、本当の幸せを手に入れましょう。

恋人が暴力を振るう場合は

恋人が暴力を振るってくる、でも自分の事を愛していると言ってくれるから離れられないという悩みを抱えている人は多いです。

また、自分は全く悪くないのに「恋人が暴力を振るうのは自分が悪いから」と思ってしまう人も多いです。

この場合、あなたは暴力を振るう人を深層心理のどこかで求めてしまっている可能性があります。

この悪循環を断ち切るために今の暴力を振るう恋人とはスッパリと別れて、決して暴力を振るわず暴言を言わない、穏やかにあなたを愛してくれる人と出会いましょう。

穏やかな愛を得る事であなたは一生の幸せを手に入れる事ができるでしょう。

愛ある暴力は存在しない

愛ある暴力は存在しない理由についてご紹介しました。

愛とは、相手を思いやる事です。

見返りも何も求めず、ただ相手を思いやる事が愛です。

そこに暴力や暴言が存在していいはずはありません。

もし、今自分を愛してくれているはずの人があなたに暴力を振るっているなら、それは支配したいだけで愛しているわけではありません。

ですので、今すぐその人から離れて本当にあなたを愛してくれる素晴らしい人を見つけて幸せになりましょう。

 

    「愛ある暴力は存在しない理由とは?暴力に愛はない」への感想コメント一覧

  1. 1. ドラネコ2018/05/03(木) 00:50

    すごく良くわかります。夫が時々暴言を吐くことがあり、数回ですが暴力もふるわれたことがあります。私が怒らせるから、だそうです。彼は私が大事で愛していると言うのですが、暴力を受けてから私の彼に対する気持ちはなくなってしまいました。子供がいるためすぐに離れられないのがとても歯がゆいです。結婚当初のように夫を想うことは、もうないと思います。それだけ暴力や暴言で受けたダメージは大きいです。

  2. 2. みなみ2018/05/23(水) 08:20

    暴力は絶対に駄目なのは大賛成です。どうしても人間は相手に対して見返りを求めてしまう部分もありますが、親が子供に対して無償の愛を持って接しているのと同じように、恋人にも接することができれば本来の愛情なのではないかと思います。

ドラネコ へ返信する

この記事への感想を書く