ブラック企業が出す求人の特徴とは

最終更新日:2016年8月26日

近年、大きな社会問題の1つとなっているブラック企業。

残業が当たり前、休みも返上、パワハラが横行していて、いつも人が足らず辞めたくても辞めさてくれない。

そんな恐ろしい会社で自らすすんで働きたいと思っている人はもちろんいないですよね。

そこで今回はそんなブラック企業に入ってしまわないために、ブラック企業が出す求人の特徴をご紹介します。

1.「未経験でも月収30万円以上可」など異常に高い報酬をうたう

一生懸命働くなら、給料は多い方が良いに決まっていますよね。

しかし、現実的に考えて未経験で月収30万円以上も稼ぐことは本当に可能なのでしょうか。

こういった会社はインセンティブ(成果が出た場合のみでる手当)を含めた金額、つまり「これ以上ないくらいバンバン成果を出した場合」の金額を述べているだけの場合が多く、固定給は大変低く設定されていたりします。

このような会社は通常新人には到底こなしきれない重いノルマや責任を課すような会社である可能性があるため、注意が必要です。

お金を稼ぐというのは大変なことです。

そもそも未経験の新人ができるような仕事の対価として、高額な報酬が得られるというのはありえないでしょう。

高額な報酬にはどうしても惹かれてしまいますが、それと引き換えにはどれだけの仕事量が必要なのか、仕事のクオリティが求められるのか。

よく考えましょう。


2.「幹部候補募集。○年以内に管理職になれる」などの言葉が並ぶ

求人誌をめくったことのある人は「幹部候補募集」「○年以内に管理職になれる」といったような言葉を一度は目にしたことがあるでしょう。

しかしこういった会社は、もともと人手が足りず、どんどん人も辞めてしまうため、まだまだ新人の域を出ない人をそのまま店長などの重要なポストにつけ、過重な労働を強いてくる可能性があります。

名ばかり管理職という言葉を聞いたことがある人もいるでしょう。

これは、責任だけは管理職級に押し付けられるが手当などはごくわずかしかなく、普通の社員と給料もほとんど変わらないというものです。

女性の社会進出が叫ばれる今「早く昇進してバリバリ活躍したい」という人も女性も多いでしょう。

しかし、冷静に考えればすぐに責任のあるポストにつくというのは、まともな会社ではありえないことに気がつけるはずです。


3.「やる気があれば大丈夫」など応募条件が曖昧

求人欄には応募条件という欄があり、○○の資格を持っている人、経験が○年以上ある人などと記載していたりしますよね。

しかし一方で「やる気だけあれば大丈夫」などとうたっている求人もたまに見られます。

労働とは契約なのですから、企業側もどういった力を持った人を求めているのかしっかりと明示する必要がありますし、応募する側も自分がその会社で会社の希望に見合った働きができるか見極める必要があります。

そういった意味で応募条件などは非常に大切な項目です。

そんな項目に曖昧なことを記載している求人を出す会社は、入った後も無茶苦茶な要求をしてくる可能性が大。

注意しましょう。


4.「社員旅行あり」など仕事内容以外のことばかりをアピールしている

求人の見出しに「毎年社員旅行あり」「和気あいあいとした職場です」など社員が全員集合して微笑んでいる写真などを載せている求人も良く見かけます。

それ自体は問題ないのですが「それで結局何をやる会社で、何の仕事の求人なの?」と思って改めて求人を見返してみてもイマイチそれが伝わってこない、最初から最後まで楽しい会社であるとか、福利厚生が充実しているとうことしか書いていない会社には要注意。

記載していないということは、正直に記載すると人が来ない、あるいは都合が悪いからです。

くれぐれも甘い言葉に誤魔化されないようにしましょう。


5.慢性的に求人を掲載し続けている

求人誌やサイトなどを見て仕事を探していると「この会社、いつもいつも求人を出しているな」と気がついた経験はありませんか。

そんな慢性的に出され続けている求人にも要注意。

毎回求人を出しているということ、それはつまり「人が常に足りていない」あるいは「募集をかけて人が入ってもすぐに辞めてしまう」という場合が多いからです。

ハローワークに長期間掲載しているところは、特に注意が必要です。

なぜならハローワークは他の求人広告誌、求人サイトと違って掲載費が無料だからです。

出そうと思えば、極端な話しですが永遠に求人を出し続けることが可能です。

もちろんハローワークの求人にも期限がありますが、期限間際にまた手続きをすれば更新が可能であり、更新するとまた新着求人扱いとなります。

ちょっとおかしいな、と思ったらハローワークの担当者に確認すると良いでしょう。

甘い誘い文句に惑わされず、冷静に求人を見極めよう

上記に該当するからといって必ずしもブラック企業だとは言えません。

ただ、ちょっとひっかかるなと思ったら応募をやめるというのも自分の身を守る手段の1つです。

世の中、そうなかなかうまくはいきません。

良い求人、悪い求人を完璧に見分けるのはなかなか難しいことですが、甘い言葉ばかりや曖昧なことばかり書いていないか、応募する前によく注意して求人を確認し、仕事を探しましょう。