二人で向かい合って話しているとき、相手の男性が視線をそらすことがあります。
それが頻繁だったり、意味ありげに見えたりすると、「どうして?」と疑問に感じることもあるでしょう。
ここでは、女性と二人で話しているときに視線をそらす男性の心理をご紹介します。
内向的で人見知りの性格だから
人と二人で会話しているときに、何度も視線をそらす男性にありがちなのが、内向的な性格です。
人見知りをするタイプも多く、つまり彼は、人と話をすること自体が苦手で、相手の目をみることが恥ずかしくてしかたないのです。
こういうタイプの男性は、ですから、相手が女性でなくても同じように視線をそらしてしまいます。
かなり親しい同性の友人相手であっても、長く目を見ていられないという人も少なくありません。
まして、それほど親しくない女性相手では、どうしても頻繁に視線をそらすことになってしまうのです。
そういう性格を自覚していて、その自覚がさらなる緊張を生むという悪循環に陥るケースも少なくありません。
顔が赤くなっていたり、表情や態度がおどおどしていたら、この心理の可能性が高いと考えていいでしょう。
相手の女性に好意を持っているから
前項で紹介したのは、ひとことで言うと「羞恥心タイプ」ということになるでしょう。
同じ「羞恥心タイプ」でも、まったくちがう理由から、視線をそらすこともあります。
それは、相手の女性に好意を持っているというケースです。
このケースでは、ほとんどの場合、男性はほかの人に対してはそういう態度を示すことはありません。
普通に目を見ながら話すことができます。
あくまでも、相手が好意を持っている女性だから、恥ずかしさのために目を見続けることができないのです。
ですから、もし、あなたと話しているときに限ってよく視線をそらすようなら、この心理の可能性が小さくないと考えていいでしょう。
ほかの人に対してはどうふるまっているかのチェックを、ぜひしてみてください。
ウソをついているなどのうしろめたさがあるから
まったくちがう理由で、人間は視線をそらすことがります。
これは、多くの人が経験したことがあるはずですが、人間はウソをつくなど、うしろめたさを感じると、どうしても視線をそらしてしまうものです。
もちろん、中には「ウソがばれないように、あえて相手の目を凝視する」という確信犯タイプの人もいます。
しかし、それは少数派。
ふつうの人は相手の目をじっと見つめながらウソをつくということは、なかなかできないものです。
ですから、もし話している途中で、相手の男性がふいに視線をそらし、そらしながら多弁を奮うようなら、この心理をうたがってみる必要があるでしょう。
つまり「視線をそらす」という行為が、話の内容の真偽を推し量るモノサシになりえるわけです。
自分のウソを自覚していて、そのうしろめたさが無意識のうちに視線に出てしまうわけですから、ある意味、大変正直なタイプの男性ということもできるでしょう。
相手の話に関心がない
これまで紹介してきった理由はどれも、何らかの特別な理由ということができます。
しかし、そうした特別な理由、深い心理からではなく、視線をそらすというケースもあります。
これも男女を問わず、多くの人が経験しているはずですが、相手の話にまったく関心がなく、「つまらない、たいくつ」と感じたとき、意識的に視線をそらして、その気持をアピールするということがあるでしょう。
また、意識的にではないけれど、その心理から自然に視線が泳いでしまったり、相手以外のところに移ることもよくあるはずです。
ですから、こちらが話をしている間に、視線を何度もそらすようなら、「もしかして、たいくつしてるのかも」と考えてみましょう。
このケースでは、「相手から話をさせるように仕向ける」というのが、有効な対処法です。
相手に嫌悪感を抱いている
最後に、こちらにとってはうれしくない理由をご紹介します。
それは「嫌悪感」。
相手の男性がこちらに対し嫌悪感を抱いていて、その意思表示として「視線をそらす」という態度をあえてとることもあるのです。
これはかなりのレアケースではありますが、よほど強く嫌っているか、女性に対して何かコンプレックスを抱いている男性が、まれにこうした態度を見せることがあります。
このケースでは、相手の男性はほとんど発言することがありません。
ですから、こちらが一方的に話し、それを聞く男性視線を何度もそらしたり、まったく目を見ようとしない場合は、このレアケースを疑ってみるといいでしょう。
視線をそらす心理を知って対応しよう
「会話をするときは相手の目を見る」というのが、基本的なマナーです。
しかし、人間はさまざまな心理から、ときとして視線を意識的にそらしたり、無意識のうちに視線をほかに移してしまうということがあります。
ここでは、特に、女性と会話している男性が視線をそらす心理について、代表的なものを5種類紹介しました。
「どうして視線をそらすのか?」と疑問に感じたら、上記のどれかに当てはまっていないかチェックしてみるといいでしょう。
その際、判断基準になるのが、「ふだんはどうか」「ほかの人に対してはどうか」を考えてみることです。
「男性が話している時に視線をそらす心理とは」への感想コメント一覧
大学の先輩で、卒業してからも親交の深い人がいます。その人は「目を見て話すのが苦手」と言っていました。会って話していても視線が合いません。でも会話自体は盛り上がるので、嫌われてはいないと思います。「ただ単に目を合わせるのが苦手」という人もいるようです。
自分も人と目が合わせられないのでこの記事を見てみました。
多分内向的で弱気なんでしょうね、あと目を見ることで自分の心理を相手に悟られたくないとも考えているのでうしろめたさがあるというのも当てはまってます。
相手の目を見ない、または見れない人にも色々タイプがあると思います。