電力自由化って何のメリットがあるの?電気代が安くなる以外にも沢山良いことがあった

最終更新日:2016年2月21日

2016年以降に「電力小売りの全面自由化」が予定されています。

これについて色々と騒がれているものの、この電力自由化というのは、消費者側にイマイチどういったメリットがあるのか分かりづらいですよね。

そこで今回は、電力自由化によって私たち消費者が得られるメリットをご紹介します。

1.安い電力会社が選べる

今後、電力自由化が行われる事で、これまでに無かった電力会社が次々と出てきます。

家電メーカーや携帯電話会社など様々な企業が電気事業参入を計画しています。

さてこういった新しく参入してくる電気会社は、ほぼ確実に今よりも電気利用料を安くしてきます。

東京電力や関西電力など今ある電力会社と同じ価格水準で電力を提供しようとする会社は極めて少ないでしょう。

このため、今よりり安い電力会社を選ぶ事ができ、月々の電気代を安く済ませる事ができます。

どの程度の電気料金になるかは現段階ではわかっていませんが、もしかすると今の半額程度で電気が利用できる可能性もあります。


2.既存の電気会社の料金も安くなる

いくら安い電力会社が出てきても「イマイチ不安」「電力会社を変える手続きが面倒くさい」といった方もいらっしゃるでしょう。

ですが、そんな方にもメリットはあります。

今後電力自由化により、新たな企業が参入してくる事により、東京電力や関西電力など既存の電力会社もおそらく今よりも電気の利用料金を安くすると考えられます。

携帯電話を例にするならば、昔、NTTドコモの一強の時代はドコモは携帯電話の利用料金を高額に設定していましたが、その後KDDI、ソフトバンクと次々に新規企業が参入してきた事で、ドコモも他社に併せてどんどんと利用料金を下げていきました。

こいったライバル企業が参入してくる事で、既存企業の利用料金が下がっていくと考えられるのです。

電力会社においても今回の自由化により同様の事が起きていくと想像されます。

このため、たとえ電力会社を変えなくても、いずれ電気料金が安くなっていくというメリットが得られます。


3.豊富なサービスが受けられる

今後、新たに電力事業に参入してくる企業は「Tポイントサービスとの連携」「インターネット通信料へのキャッシュバック」「インターネットによる検針、電力使用量確認」などバラエティに富んだ様々なサービスを検討しています。

こういった電気を使う事でプラスαのサービスが受けられる様になるののも一つのメリットと言えそうです。

一ヶ月にかなり電気代を使う方などの場合、大きな助けとなってくれるかもしれません。

なおこちらも、新規参入の企業がサービスを充実させるのに対抗し、既存の電気会社の方もよりサービスを充実させてくれる期待も持てます。


4.引越し時の手続きが不要になる

これまでは、例えば東京から関西に引越しをする場合、東京電力から関西電力に電力会社を変える必要がありました。

今後、新たに電気事業に参入してくる企業が、そういった地域の枠に囚われない全国展開の電力サービスを行った場合、引越しの際に電力会社の変更が不要になるというメリットが生まれてきます。

引越し時に電気会社を変更するのは、地味に面倒で手間のかかる作業となるため、こういった弊害が無くなれば、より引越しがし易くなってくるでしょう。


5.電力を売りやすくなる

現在は、太陽光発電などで自宅にて発電した電気を、電力会社あてに売る事のできる時代となっています。

さて、電力自由化によって、この電力を売る相手も増える形となります。

そして、今よりも更に良い水準で電気を買い取ってる会社も少なからず出てくるでしょう。

このため、電力をより売りやすくなってくるでしょう。

今後、自宅で太陽光発電などを行い副収入を考えている方には、良い追い風となってくれるかもしれません。


6.デメリットもある

電力自由化は良い事ばかりに思えますが、デメリットとなる事もあります。

その一つとして言えるのが「省エネ意識の低下」です。

電力自由化により電気料金が安くなり、サービスも充実していく事で「安いから少しぐらい無駄使いしてもいいや」「ポイントも貯まるしどんどん使ってしまおう」といった考えになってくるかもしれません。

これは、広くみれば私たちに大きなデメリットなってきます。

電力自由化のメリットを知っておこう

電力自由化によってこういった様々なメリットが期待できます。

100%確実に電気代が安くなるとまでは断言できませんが、サービスなどは確実に充実してくるかと思いますので、電気がより扱い易い時代となるのは間違いないでしょう。