独占欲が強い男性を恋人に持つと、大変なことばかり。
少し他の男性と話しただけで怒られたり、ひどくなれば1日のうちに何度も連絡を入れるよう言われたりするのだから困ったものです。
では、独占欲が強い男性というのはその中にどんな心理を隠しているのでしょうか。
捨てられるのではないかと不安に思っている
独占欲を分かりやすく言うと「彼女を自分だけのものにしたい」という欲求のことです。
この独占欲を抱いてしまう原因として挙げられるのが、男性が抱えている不安。
誰かと付き合っていると「振られたらどうしよう」と心配することが誰にでもあるでしょう。
しかし独占欲の強い男性というのは、この不安がずっと続いている状態。
常に自分に自信がないため、恋人に振られることを危惧し続けているのです。
また、仮にそうなった時に悲しみを乗り越えられる自信もありません。
そのため首に鎖をつけ、恋人がどこかに行ってしまわないようにしています。
この場合首に鎖をつけるというのは、男よけとして頻繁にキスマークをつけたり、常に連絡を欲しがったりすること。
自分に自信がつき「彼女はどこへも行かない」という信頼を恋人に寄せられるようになるまでは、独占欲の強さはずっと続くことでしょう。
彼女のことが好きでたまらない
独占欲が強い男性にありがちなのが、彼女が好き過ぎるということ。
男性が自分の恋人に愛情を抱くのは当たり前のことですが、独占欲が強い男性というのは愛情の抱き方も極端です。
常に頭に浮かぶのは自分の恋人の事。
彼女が好きなあまりどんな姿も他の男に見られたくないため、少しでも他の男性と時を共にすると怒ったりします。
また、彼女という存在を自分だけのものにしたいがゆえに、自分が選んだ服を着せたがったり、露出を控えさせたりすることも。
どちらにせよ彼女にとっては窮屈なだけなので、ケンカを繰り返すことの多いカップルと言えるでしょう。
彼女の姿は、自分だけが見つめていたい。
強すぎる愛情を恋人に抱くと、その独占欲から彼女を苦しめてしまうことがよく分かりますね。
彼女のすべてを把握したい
恋人ができると、相手のことを考える時間が日常の中に増えていくでしょう。
それは好きな人がいればよくあることなのですが、独占欲の強い男性というのは少し特殊。
彼女のことを知りたいというより、むしろ「知らなければ気が済まない」ようになってきます。
恋人がいつ何をしているのか常に連絡を欲し、相手のスケジュールを知り尽くした状態でいたがるのです。
また、その日のスケジュールを朝のうちに提出させ、その通りに行動しなければ怒るという厄介な男性も実際にいる模様。
もし連絡を断ればすぐに浮気と判断したり、一緒に過ごしている相手に嫌がらせを加えたりするので、なかなか反抗することができなくなるみたいですね。
このような男性は、彼女が自分の知らない所で何かをすることを嫌うもの。
彼女のことをペットのような愛し方をする男性は、独占欲が強くなる傾向にあります。
周囲に彼女を見せびらかしたい
誰だって自分の恋人を褒められると嬉しく、誇らしい気持ちになるものです。
独占欲の強い男性だってそれは同じ。
しかし彼女を個人として見ているのではなく、自分の所有物と考えているところが普通の人と違います。
恋人を自分のものと仮定した上で「こいつ、俺の恋人なんだぜ」と周囲に自慢し、褒められることに快感を覚えているのです。
だからこそ男友達と遊ぶ約束にわざわざ彼女を連れて行くなど、進んで周囲に恋人を紹介するような場面が増えていきます。
また、彼女を所有物のように扱う男性は基本的に相手の意見を聞きません。
恋人は自分のいいなりになることが当たり前だと考えているため、彼女がこうしたいという欲求は二の次。
たとえ「理由も無いのに自分を周囲に自慢するのはやめてほしい」と頼んだところで、到底聞き入れてはもらえないでしょう。
恋人を周囲に自慢したい気持ちは分かりますが、行き過ぎると迷惑としか思えなくなりますね。
過去に浮気をされたため警戒心が強い
男性の独占欲の強さは、過去の経験が関係している場合もあります。
それは、昔の恋人に浮気をされて深く傷ついたことがある男性。
そのような男性は女性に対する警戒心が強くなるため、その後新たに恋人ができた時に、浮気をされないように対策を練ろうとします。
結果として表れてしまったのが独占欲や嫉妬心の強さ。
過去に浮気をされてしまったという経験から彼女を監視しようとしたり、男性との関わりを完全に絶とうとするのです。
また、放っておくとすぐに浮気をされると考えているため、会う頻度も多くなりがち。
常に彼女を自分の傍に置きたがり、たとえ女友達と一緒でも旅行になど行かせたがりません。
女性にとっては鬱陶しいことですが、それも心の傷が原因。
傷を癒し過去とのけじめがしっかりとついた時は、独占欲の強さも人並みに戻るでしょう。
独占欲が強い男性の心理を知っておこう
独占欲の強い男性の陰には、このような心理状態が隠されていたのです。
とはいえ、あまり束縛されては関係が長続きしません。
このような男性と付き合う時のポイントは愛情表現を増やし、自分はどこにもいかないと信用させること。
その上で自分の個性を主張すれば、彼も無下にこちらの欲求を潰そうとは考えなくなります。
独占欲の強い男性を満足させつつ、うまく付き合っていきましょう。
「独占欲が強い男性の心理5つ」への感想コメント一覧
付き合い初め、イヤに昔の話を気にしたり、私が運転中は必ず電話してほしい、という彼でしたが、付き合ってしばらくすると、こちらが驚く程に興味なくなるようです(笑)愛情が冷めたというより、今何をしているというイメージが出来るようになったら満足みたいです。束縛されている時は本気で面倒でしたが、今はなんとなく上手くいっています