絵を上達するためのコツ。素敵な絵が描ける様になろう

最終更新日:2016年7月31日

絵を描くのが上達すると、生涯通しての趣味になったり素敵ですよね。

旅先でスケッチしたり、逆にスケッチするために旅に出たり、今度は何を描こうかと見慣れた物や景色が違って見えてきます。

また、お手紙などにちょこっと描いて添えたりするとセンスも光り、一目置かれます。

絵が上手い人には憧れますが、少しずつステップアップすれば誰でも絵は上達します。

1.肩肘張らずリラックスして、まずは線画から。身近な画材を使おう

さて絵を描くぞと意気込むことが、描く線を固くさせてしまいます。

画材といっても、わざわざ使い慣れない画材を用意することはなく、まずは鉛筆やボールペン、メモ帳やノートなど身近な文房具を使って描き始めてみるのが良いでしょう。

電話で会話しながら落書きしていると、意外と上手なイラストが描けたことはありませんか?それくらいリラックスした状態で、構えずに描きましょう。

まずは、色を塗ることは考えず一色の線画で自由な線を描くことに慣れると良いです。

時間はかけずに、ささっと描いていくと線に迷いが無くなり、滑らかでキレイなラインを描けるようになります。

クロッキーを繰り返すと上達が早くなります。


2.手の届くモチーフ単体からチャレンジ。良く観察することが大事

線画を描くことに慣れたら、描いてみたいモチーフを探してみましょう。

景色など、壮大な物を最初から選んでしまうと、どこから手を付けていいか分からなくなってしまうので、まずは自分が手を伸ばせば届くような距離に、果物やカップなどを置いて描いてみましょう。

なるべくモチーフの形を見たときに「丸い」「四角い」「細長い」など一言で表現出来るようなシンプルな構造の物を選ぶのがコツです。

例えばリンゴなどは「丸い」、良く観察すると「下の方にかけてすぼまっている」という形状です。

そして、細部として「ヘタがついている」物体です。

細部が気になりますが、まずは全体を良く観察して、シンプルに構造を把握してから、細部を描くと上手くそのものらしさを描くことが出来ます。

3.モチーフを増やしてみよう。複雑なモチーフも描いてみよう

単体モチーフを描くことに慣れたら、1つ2つとモチーフを増やしてみます。

風景など、少しずつ描く対象との距離を出してみても良いです。

また、花などの少し構造の複雑なモチーフにチャレンジしてみるのも良いでしょう。

構造が一見、複雑に見えても、一つ一つ落ち着いて観察し、理解すれば大丈夫です。

例えば、花は、よく見ると円錐のような形です。

その円錐をさらに詳細に見ると、真ん中に丸があり、それを中心にプロペラのように花びらがあります。

そして、茎につながり、葉が広がっている…花によっては、その構造がさらにいくつか集合しているかも知れません。

絵は、ぱっと見で描き始めるもののようでいて、実は全体を把握して細部を理解してから描き出すことが大切です。

そうすることで、大きさのバランスも上手にとらえられます。

全体をとらえて、細部に集中しすぎずにバランスよく描き進めることが基本です。


4.基本に慣れたら色々な画材を試してみよう

今までの流れをしっかりと理解したら、もうデッサンは上達してます。

物を理解する力と、描き方の基本がつかめているので、色を付けていくことも上達しやすくなります。

着彩においても、全体をとらえて細部を描き加えるを交互に進めていくと、全体感が出て、一つの絵にまとまりが出ます。

初めは色鉛筆、水彩色鉛筆がオススメです。

水彩色鉛筆では、描いた後に水を含ませた筆でなぞると、水彩絵の具の様にぼかしたり、グラデーションが簡単につけられます。

手前の細かい部分はあまり水をつけずに、色鉛筆のタッチを残し、背景はふんわりぼかすと、自然に遠近感が出ます。

段々と描きたい物に合わせて、アクリル絵の具を使ってみたり、コピックというペンを使ってみたり、パステルを使ってみたりと画材によって仕上がりの異なる質感を楽しむと、絵の表現に幅が生まれます。

5.自分だけのタッチを楽しむ

絵が上手く見えるかの基本の基本はデッサン力です。

デッサンが狂っていると、不自然でアンバランスに見えてしまいます。

しかし、絵は写実的でなければならないということ決まりはありません。

基本を理解した上で描けてるかは重要になります。

基本を理解した上で、簡略化したり、少し味のある面白いタッチにしてみたり、あえて崩してみたり…そこからは、あなただけの自由な表現の世界です。

可愛いイラストであったり、力強い筆のタッチを活かした絵手紙であったり…自分だけの表現を探すことで絵に魅力が生まれます。

モチーフをじっくり観察して正確に描くというよりも、モチーフの魅力を見つけ出したり、それをどのように表現するか、思いを込めて描くことで絵に深みが出て上達します。

絵は誰でも上手く描ける様になる

絵が上手くなるポイントは、技巧的には色々とあります。

しかし、基本を理解しているかが上手い下手の差がつくところです。

基本を理解して、全体をつかみ、良く観察して、どう描こうかイメージすることが大切です。

それは、難しくとらえなくても、描く度に意識して、繰り返していけば必ず身になっていきます。

今回思うように仕上がらなかった、次回はどうしようか…と考えていたのに、気づけば、今回はどんな風に描こう、どんな風に仕上げようとイメージ出来るようになります。

そして、思い通りの絵が楽しく描けるようになります。