歯磨きをしないとどうなるの?歯周病や口臭含め病気のリスクが高まる

普段当たり前のようにしている歯磨きですが、毎日朝晩もしくは昼、食後は必ずという人も多い中で、磨くのが面倒だとかほとんど磨かずにいるという人も結構います。

今回は歯磨きをしないでいるとどうなってしまうのかをご紹介します。

歯垢や歯石がたまる

歯磨きをしないでいると、食べた物のカスが歯にこびりついたままとなります。

歯垢というものですが、それが固まって歯石となります。

歯垢や歯石は、どれだけたくさん、念入りに歯を磨いている人であっても少なからず付着していたり、歯茎にも入り込んでしまっています。

それを考えれば、歯をほとんど磨かずにいる人はその何十倍何百倍も歯垢がこびりついて蓄積されてかたまり歯石だらけになってしまっているでしょう。

歯石になってしまうと自分では取り除く事は困難ですので歯科医へ通院する事になります。

歯茎にも悪影響

歯垢や歯石は歯茎の中にも入り込んでしまっていますが、歯茎にはポケットがあり、歯ブラシの毛先が極細であればなんとか取り除ける程度です。

でも逆に言えばそれだけの隙間があるという事で、そこに歯石が固まれば、歯茎と歯の間がどんどん開いてきてしまいます。

そして、その歯石を歯科医などで取り除く事をした場合、歯石で歯と歯茎が支えられていたような状態だったものがなくなるのですから、歯のぐらつきが出てきます。

開いてしまった歯と歯茎の隙間を閉じようとしても、すぐ閉じるわけでもなく、また同じように歯垢などが入り込んで歯石になり繰り返します。

重度になるとやがては歯茎が歯を支えきれない状態になり、歯石があってもぐらついたままになる事もあります。

歯茎と歯はとても密接な関係にあり、歯磨きをする時は歯茎を磨きすぎないようにしながら、更に歯と歯茎の隙間はしっかり磨かなければいけません。

口臭がひどくなる

歯の垢、歯垢がたまれば、それが口の中の温度などで腐り、バイ菌などがわきます。

そうなると口臭がきつくなります。

ほんのわずかな歯垢でも、かなり臭いがキツイのをご存じでしょうか?爪楊枝の先程度の歯垢であっても、凄く臭います。

歯磨きをしない人はそれがたくさんこびりついているので、相当な臭いがするはずです。

そして、口の中のネバつきも出てくる事でしょう。

マウスウォシュをしたところで、口臭は一旦は解消できますが、歯垢などを完全に除去できるわけではないので、歯を磨かない人には無意味です。

色素沈着

食べ物や飲み物の中には色素が濃いものなどがあり、例えばワインやコーヒー、色の濃い野菜やアクが強いものなど、それらは歯に色をつけてしまいます。

歯を磨いていれば歯みがき粉には研磨剤が少なからず入っているので、落とす事ができますが、磨かないでいればそのまま色が歯に浸透し、沈着します。

なので、歯を磨かないでいる人の中には歯が真っ白である人はいません。

黄ばんでいるか、茶色に近い色に染まってしまっているでしょう。

色が深く沈着してしまえば、研磨剤だけでは取り除けなくなるので、ホワイトニングなどをする事になってしまいます。

口の中で色々なトラブルが発生

歯を磨かないでいると、バイ菌の格好の場所となるので、口の中のトラブルは避けられません。

口内炎や歯肉炎、口の中のネバつき、虫歯など頻繁に発生します。

特に虫歯は、唾液が少ないとなりやすいなど色々説はありますが、基本的に磨き残しは主な原因です。

歯を磨かないでいれば磨き残しどころか、そのままの状態なので、虫歯になるには絶好の環境にあり、歯を磨かないと歯茎も弱ります。

身体でも少し傷ついたりしたところにバイ菌が入り込むと炎症やかぶれを引き起こすように、口の中で火傷や傷をおった場合に、バイ菌だらけになってるので、トラブルが発生するのは当たり前の事です。

歯茎が弱るとどうなるか

結果的に歯茎も弱ってくるのですが、歯茎が弱るとどうなってしまうのか?歯のぐらつきは避けられませんが、化膿もしやすく、やがては顔の歪みやたるみも出てくる場合があります。

歯茎が下がるとそれだけ頬なども下がります。

口の中の事だけと思いがちですが、こうして顔、表面にも表れてきます。

歯磨きをしないと病気のリスクが高まる

歯磨きをしないでいるとどうなってしまうかは、歯垢や歯石が蓄積して、バイ菌などにとっては格好の住み処となります。

臭いも出れば、虫歯や口内炎、色素沈着や歯のぐらつき、歯茎が弱るなどの症状が出てきます。

歯磨きをしっかりしている人でさえ、取り除ききれない食べ物などのカス。

口の中をすすいだりしたとしても完全に除去できません。

また歯磨きをしている人でも間違った磨き方をしていれば、していないのと同じようなリスクも伴います。

歯磨きをする事にはそれなりに意味があり、口の中が健康だからこそ、顔や表情なども豊かに保てるものです。

磨かずにいればそれだけ時間も短縮できる、面倒ではないなどありますが、ゆくゆくは歯や歯茎がボロボロになり後悔へと繋がってしまうので、歯磨きをする事の大切さを知りましょう。

 

    「歯磨きをしないとどうなるの?歯周病や口臭含め病気のリスクが高まる」への感想コメント一覧

  1. 1. イッチイノ2018/05/08(火) 20:15

    歯磨きをしないと歯石が溜まることでの悪影響が主に書かれているので、半分位の文字数にまとめた方が良いと思います。同じ理由の繰り返しになっている。

  2. 2. みなみ2018/06/10(日) 14:06

    口腔内の細菌はいろいろな病気を誘発するというのを聞いたことがありますが、あらためて注意が必要だということがわかりました。