鼻をほじる癖がある人の心理とは

誰でもついやってしまいがちな鼻ほじり。

キレイなことではありませんが、歯磨きや耳掃除をするのと同じように、私たちの身体にとって必要なことでもあります。

鼻ほじりが癖になってる人も多いことでしょう。

そんな人の心理や特徴とはどういうものなのでしょうか。

鼻毛がくすぐったい

皆さんは鼻毛の処理はちゃんとしていますか?表に出ている部分ではないため、忘れがちな人も多いのではないでしょうか。

鼻毛に限らず、体毛はある程度まで伸びると自然と抜けて新しい毛が生えてきます。

抜け方には個人差がありますが、鼻の中で自然と鼻毛が抜け落ちていることがよくあります。

伸びて抜けた鼻毛が鼻の中にあると、くすぐったい様なかゆい様なむずむずした感覚になりますよね。

そのような異物感の解消のために、鼻をほじってしまう人がいます。

鼻くそを取るためというよりは、何かがあるといった感覚で反射的に鼻ほじりをしてしまいます。

鼻毛に関わらず、鼻に異物が入った場合なども反射的に鼻ほじりをします。

他にも鼻毛の処理をしておらず、鼻毛が抜けて鼻ほじりをするというパターンを繰り返している人が多いのではないでしょうか。

また、鼻毛の処理をしていても、中途半端だったり、期間が空いてしまって鼻毛がやや伸びた状態になると、鼻の中がチクチクしてしまいます。

慢性的にそのような状態になっている人も、鼻ほじりが癖になっている場合が多いです。

鼻くそがたまりやすい

空気が悪いところに住んでいると鼻毛が伸びるのが早いと言いますよね。

同時に、鼻くそもたまりやすくなります。

鼻くそは、体内に入って欲しくないゴミなどのかたまりですので、それらが多いところにいればいるほどたまりやすくなります。

ホコリっぽいところや排気ガスなどが浮遊しているところなど、鼻くそのもとになるものが多い場所に長時間いる人は、鼻くそがたまりやすいはずです。

鼻くそがたまると自然と取りたくなるので、鼻ほじりをするでしょう。

それが当たり前の癖になってしまう場合があります。

また、風邪やアレルギーをこじらせて副鼻腔炎を発症してしまった場合には、ドロっとした鼻水が固まって鼻くそになることもあります。

普通の鼻水も鼻くそのように固まることもありますが、副鼻腔炎の時のかたまりは、鼻の中全体を覆ってしまうほど大きいかたまりになりやすいのです。

副鼻腔炎自体も癖になりやすく、慢性化してしまうこともある病気です。

副鼻腔炎を繰り返すことによって、鼻の中に常に大量の鼻くそがあるような状態になるために、鼻ほじりが癖になってしまう場合もあります。

鼻の中が荒れている

風邪やアレルギーなどで頻繁に鼻をかんでいる人に多いのが、鼻の中の皮膚が荒れてしまうことです。

ティッシュで鼻をかんだり、ティッシュを鼻に押し込んだりして、刺激に弱い鼻の中を荒らしてしまいます。

鼻の中がヒリヒリしたり、血が出てしまうようなこともあるでしょう。

しかし、鼻水が出続ける限り鼻をかむことは簡単にはやめられません。

鼻の中はもともと弱い部分である上に、それを荒らしてしまうことにより、軽くケガをしているような状態を作ってしまうことになります。

それにより、ヒリヒリしたりむず痒くなったりしてしまいます。

そんな状態が気になって、無意識に鼻ほじりをするようになってしまう人もいるのではないでしょうか。

本来、鼻の中が気になるという状態にはあまりならないものですが、鼻の中が荒れてしまうことにより、常に鼻の中が気になるという状態になってしまいます。

そのため、鼻くそがなかったとしても鼻ほじりをする癖が付いてしまいがちです。

子供の頃からの癖

子供はよく鼻ほじりをしていますよね。

人目を気にしないので、よく見かけるということもあると思いますが、大人になっても子供の頃のままに癖が直せない人もいるのではないでしょうか。

赤ちゃんは、これといった理由もなく指や物を舐めたりくわえたりしますよね。

口で物を感覚的に確かめていると言われていますが、口寂しい時や甘えたい時などにも同じように舐めたりくわえたりします。

常に物に触れたり、自分で自分に触ることで安心感を得ることが出来るようです。

そのような感覚で触る場所が鼻になり、鼻くそを取るのがおもしろいと気づいたら、もう鼻ほじりが癖になってしまうことでしょう。

子供の小さな鼻の穴は鼻くそで塞がりやすいですし、大人よりも呼吸数が多いため鼻くそがたまりやすいことも原因かも知れません。

子供の頃からの筋金入りの癖が大人になっても直らず、鼻ほじりを頻繁にするということに繋がっているのでしょう。

キレイ好き

意外と多いのではないかと思われるのが、キレイ好きな人に鼻ほじりの癖のある場合です。

部屋や水周りがいつもピカピカで、塵ひとつ落ちていないような生活をしている完璧主義の人は、自分の身体の手入れもおろそかにはしないですよね。

抜け目なく髪や肌をお手入れするように、鼻の中にたまっている汚れである鼻くそを、こまめにキレイにしたいと思うはずです。

ゴミや汚れが許せない潔癖な人にとって、一見汚くてだらしない鼻ほじりはお掃除のようなものでしょう。

キレイにしようと思うあまり、鼻ほじりが癖のようになってしまっている場合もあるのではないでしょうか。

鼻ほじりが癖になる理由は様々

鼻ほじりが癖になっていると言うと、第一に汚くてだらしないというイメージですが、理由を考えてみると様々なものがあり、癖になりやすいものであると言えます。

鼻の中の状態によるものがほとんどですが、落ち着くから無意識にというような、心理的な原因がある場合も少なくないでしょう。

また、鼻ほじりは誰しもがやっていることではありますが、例え癖になっていても人前ではしないことをオススメします。

 

    「鼻をほじる癖がある人の心理とは」への感想コメント一覧

  1. 1. リコリス2018/06/04(月) 16:48

    私自身子供の頃から鼻ほじりが癖になっていて治っていませんでしたが、こんなにたくさんの理由があるとは知りませんでした。私は子供の頃からアレルギー性鼻炎があったので、それがきっかけになっているような気がします。

  2. 2. 名無しさん2019/03/13(水) 19:52

    自分も子供の頃から癖になってて、止めたいのに止められない;;
    今日もそのせいで鼻血が出たり、人の目気にしたりで何とかならないかな?
    辞める方法調べたら、人差し指の爪にバンドエード付けると良いみたいなので試してみようかなと思いました。

  3. 3. 名無しのイケジョさん2019/09/01(日) 11:02

    昨日、とうとう友人に指摘してしまいました。人前ではしないでねー。

  4. 4. タコポン2021/11/17(水) 20:00

    私も遺伝的にアレルギー性鼻炎が子供の頃からありました。鼻は子供の頃から触っていたと思います。大人になって、鼻の穴の奥の方、が広がっていて、鏡で見ると鼻の上の皮膚が白く広がっていました。ちょうど親指や人差し指の入るサイズです。また、鼻の処理をほじらずに噛むという人もいると知りました。鼻はほじるのが、普通だと思っていました。鼻をかんで処理をしている人はいつも清潔で性格のいい人が多いです。

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