働く女性が抱えがちな悩み4つ

最終更新日:2015年10月8日

現在は、女性も定年まで働くのが当たり前の時代です。

ですが、近年になって急速に女性進出が盛んになったため、法制度や世間の風潮がまだ追い付いていない部分もあります。

そのため、働く女性ならではの悩みは、まだまだ尽きません。

ここでは、働く女性が抱えがちな悩みについてご紹介します。

1.職場での女性偏見

若い世代には、そんなことを言う人は少ないですが、まだまだ親と同世代の上司などには、古い考えの人が多いものです。

さすがに、大手の会社ではもう見なくなりましたが、考え方が古い会社では、女性がお茶を出したり、掃除をしたりするのが当たり前というところもまだまだあるようです。

このような業務を女性差別だと意見しようものなら「近頃の女性は生意気になった」くらいのことを言われて不快な思いをさせられたり。

これらは、セクハラと言えばその通りなのですが、男女問わず雇用自体が減っている今の世の中では、ちょっと嫌味を言われたくらいで転職するなども難しいですよね。

ちゃんとしたお給料や福利厚生がしっかりしていることを優先するため、女性が居づらい職場でも、我慢して勤め続けている人は、きっと多いでしょう。

女性の社会進出の過渡期とも言えるこの時代では、このような女性の悩みが尽きません。


2.男性との身体能力の差

男女平等とは言え、体質、体格に男女の違いが出てしまうのは仕方のないこと。

でも、それが障害になって、男性と同じような仕事が難しい場面もあるはずです。

力仕事や汚れ仕事などは、差別というより気遣いの面で「女性には任せられない」という判断を下されてしまったりします。

また、男性よりも、女性の方が性的なリスクが高いために、仕事に限定ができる場合もあります。

やはり痴漢や変質者に遭遇した時の心配があるので、女性一人での夜勤や遅い帰宅をさせないように、早く帰るように促す上司も少なくありません。

このように、個人のやる気や能力に関係なく、女性だからという理由で、男性と同じ仕事を課されないことはよくあるようです。

でも、男性に負けないように仕事を頑張りたい女性にしてみれば、性別の差ごときで仕事量に差を付けられるのは、不本意な部分もありますよね。

3.欲しい時にすぐ妊娠、出産というわけにはいかない

働く女性も結婚し、出産という節目を迎えるのは当然のことですが、結婚だけならまだしも、働きながら妊娠、出産となると、タイミングを掴むのが難しいものです。

産休、育休がしっかり取れる会社ならまだ出産へのハードルは低いでしょう。

それでも、第一線で働く女性にとっては、今やりたい仕事があるのに長期間会社を離れる必要が出ることに抵抗を感じ、妊娠に積極的になれない人もいるようです。

また、そもそもの仕事内容が妊婦に向かないものだったり、異動したくても、妊婦でもこなせる部署自体が存在しないような会社もあります。

最悪の場合だと、転職を考える必要が出てきますが、妊婦を正社員で採用してくれる会社なんてまずありません。

旦那さんがちゃんと働いているとは言え、このように、妊娠や出産を機に仕事を失うことになることを恐れる女性も、少なくないでしょう。

そのため、最初から子を持つことを希望しない女性や、持つとしても一人でいいという考えの女性が増える結果になります。

でも、子を持ちたいのは普通の女性なら当たり前のことですから、社会的地位と秤にかけて諦めざるを得なくなるのは、本当に悔しいことですね。


4.子育てと仕事の両立が難しい

妊娠を希望するまでのハードルが高いことを先ほどご説明しましたが、出産したらしたで、すぐに社会復帰できるというわけでもありません。

そこで一番に挙がる問題が、待機児童問題。

住んでいる自治体によって、保育所数や待機児童数は違ってきますが、雇用が多い地域であればあるほど、待機児童の問題が大きくのしかかっている傾向があります。

子を預ける先が無ければ、お母さんが安心して働きに出られません。

つまり、自分の心としては、すぐにでも会社に復帰したいのに、それが叶わないまま何年も過ごすことになってしまうということです。

その間、社会で鍛えた勘が鈍って、仕事を忘れてしまうという恐怖もあるはずです。

子供が育つのを毎日間近で見守る喜びはもちろんありますが、元々働くのが好きな女性にとっては「仕事」という張りが無い生活は、物足りなさを感じてしまいます。

働きたい、でも子供を預けられない……というジレンマは、女性ならではの悩みと言えるでしょう。

働く女性の悩みを知って対応していこう

働く女性が抱える悩みの核にあるのは、やはり妊娠や出産、子育てという部分です。

男女の仕事が平等でも、出産だけは、女性にしかできない仕事ですから、男性よりも思い悩む部分が多くて当然です。

今はまだ、仕事と子育てを両立しやすい社会とは言い難いですが、今後、そのあたりの法整備がなされれば、働く女性の悩みもぐっと減っていくのではないでしょうか。