人前で緊張しない方法。別のことに意識を向けて失敗しないようにしよう

最終更新日:2015年5月5日

こどもの頃は授業中に「この問題の答えが分かる人」と聞かれたら、手を挙げる子は沢山いますよね。

しかしなぜか大人になるにつれて、誰かに「質問や意見がある人」といわれても、みんなの前で意見を言える人は減ってしまいます。

理由は様々ですが、その1つに人前での発言が緊張してしまうということがあるでしょう。
ここでは人前で緊張しない方法についてご紹介します。

1.失敗してはいけないと思わない

まず人前で緊張しないためには、「失敗してはいけない」というイメージをなくすことです。

プレゼンテーションを一言も間違えずに完璧にしなければいけない、面接で良い自分を見てもらわなければいけない等「~しなければならない」という義務感から、それを果たすことができるだろうかという心配に繋がり、最終的には緊張につながっている恐れがあります。

失敗しない方が良いのは確かにその通りですが、それだけに意識を取られると結果として内容がしっかり伝わっているかどうかよりも、失敗せずに無難に終わることに意識が集中してしまい可もなく不可もなく、という結果になりがちです。

その為には「失敗を一般化させない」トレーニングを積んでみましょう。
例えば上司に一度叱られただけで「上司に嫌われてしまった」「もうここではやっていけない」と、すべてに絡めて考えてしまう人がいます。

しかし、本当にそうでしょうか?
本当に嫌われていれば直接ではなく、違う人に指示して注意させる様な上司もいるでしょうし、話すのも嫌だと注意もしない上司もいるでしょう。

叱られる内が花といわれる様に、期待されていたりあなたなら改善してくれると見込んでいるからこそ叱られているにも関わらず、自分の思い込みだけで「叱られたら終わり」と決めつけている可能性が高いのです。

これが「思考の一般化」と呼ばれます。
同じ様に少しの失敗ですべてダメになる、という考え方をしているからこそ、少しも失敗してはいけないと思い込んでいるのではないでしょうか。

失敗に悪いイメージを持たない練習を始めることをまずはお勧めします。


2.目的を明確にする

次に大切なことは、目標を明確にすることです。
例えばプレゼンテーションを行う時の目的は何でしょうか?

アナウンサーの様に一言も間違えないことでしょうか?
それともそのプレゼンテーションがある程度無事に終わることでしょうか?

そうではないはずです。

プレゼンテーションの目的は、自分がお勧めするものの良さを相手に伝え、それを納得してもらえることでしょう。
緊張するということはまず失敗を恐れている可能性と共に、ダメだったらどうしよう、気に入ってもらえなければどうしようという恐れが隠れている可能性があります。

その場合には徹底的な準備を行いましょう。
自分でも「ここまでやったから、これでダメなら仕方がない」と思えるくらいに準備やリサーチを行えば、緊張というよりも勝負という気持ちの方が強くなるはずです。

その他にも人前でスピーチを行う時、大切なことは伝えることであるはずです。
そつなくこなすということは、それほどにしか相手に感動や印象を与えられていない可能性があります。

成功の定義はそれぞれに違うはずです。
「相手にしっかりと言いたいことが伝えられれば成功」「気に入ってもらえれば成功」「気に入ってもらえなくてもこれで相手の好みや傾向が分かれば成功」等、その定義と目的を明確にすることで意識が緊張ではなく、その先の目標に向くのではないでしょうか。


3.緊張は伝染することを意識する

人前で緊張しているということは、何か成功させたいことがあるはずです。

そこで緊張しないためには、緊張は相手に伝わることを意識しましょう。
緊張している時、あなたはどう感じているでしょうか。

ドキドキしたり、手の先が冷たくなったり、お腹を壊したり吐き気を感じる人もいるでしょう。
しかし緊張を感じるのはあなただけではありません。

そんな緊張しているあなたの姿を見ている相手にも、あなたの緊張は伝わってしまうのです。
すると会場全体がピリピリしたり、緊張した雰囲気になってしまい、さらにその雰囲気で緊張するという悪循環に陥ります。

例えば仕事の面接を受ける時にはとても緊張します。
面接官は面接を一日に何人も行っている可能性もあり面接したすべての人の話した内容を覚えているでしょうか?

実際には話している人の雰囲気や、この人と一緒に働きたいか、どんな話し方をしているか、という全体の印象の方に意識が向いているでしょう。
そうであれば、最終面接にあなたともう一人の2人が残った時に、がちがちに緊張しているあなたと、楽しそうに話している相手では、楽しそうな印象の人を採用する可能性が高いと言えます。

あなたの緊張も楽しさも、表情や態度を通じて相手に伝わり、それが相手の気持ちになっていると考えましょう。
それだったらリラックスして自分がこの場を楽しもう、と思えば相手もリラックスして聞いてもらえるでしょう。

相手の表情は自分の鏡です。
難しそうな顔が見えたら、それは自分が難しそうな顔で話しているのだと考え、肩の力を抜くことが大切です。

人前で緊張しないためには緊張意外のことに意識を向けよう

人前で緊張しない方法に関して、お分かりいただけたでしょうか。
緊張しないためには、緊張以外のことに意識を向ける必要があります。

しっかりわかってもらえれば成功だと思うことで、緊張よりも楽しめる気持ちが強くなるでしょう。