自分から人見知りだと言う人の心理とは?なぜ人見知り宣言をするのか

自分のことを人見知りだと理解している人は多くいますよね。

そして、その誰もが人見知りであることをコンプレックスに感じているでしょう。

では、人見知りの人は、どんな特徴があり、その裏にはどのような心理が働いているのでしょうか。

会話の続け方がわからない

まず、初めてあった人と話すときに、多くの人見知りの人が感じることは、何を話したらいいのかはわからない、ということでしょう。

最初は簡単な自己紹介をしますが、その後にどうしても会話が続かない、何を話していいかわからない、と悩む人は多くいます。

そして、話題を出すこともできず、会話に間ばかりができてしまいます。

上がり症のため、初めての人との会話で緊張しているのが原因でしょう。

頭が真っ白になり、何を話していいのかが全く頭に浮かんでこないのです。

そして、普段の調子で反応することもできず、会話を盛り上げられないというのが人見知りの特徴として挙げられます。

相手の反応を気にしてしまう

次に人見知りの人が気にしていることは、相手が自分のことをどう思っているか、です。

初めて話す相手ですので、普段よりもこの人に嫌われたくない、少しでも好かれたいという感情が強く働きます。

そのために、自分の発言かおかしくないか、相手はこの会話を楽しんではいないのではないか、などマイナスな思考なばかりが頭の中を巡り、しまいには発言ができなくなってしまいます。

そして女性は、相手にダサいと思われたくない、という思いも強くあります。

特にファッションやメイク、流行の話などになると、センスの良さなどをチェックされるので、余計に相手の反応をみつつ発言をしてしまいます。

さらに、自分の着ている服がおかしくないか、髪型が変じゃないか、などいろいろなことが気になってしまい、相手の視線までにも敏感になってしまいます。

本来の自分の出し方がわからない

次に人見知りの人が悩むことが、本来の自分を出すことができない、ということです。

人見知りの人は、初めての人と話す際、打ち解けるのに時間がかかり壁を作ってしまいます。

ですので、会話の中では愛想笑いをしたり、違う意見を持っていたとしても共感したりなど、素の自分を出さずに、相手にばかり合わせてしまいます。

それを繰り返しているうちに、仮の自分を作り出してしまいます。

特に普段からパーソナルスペースを広くとる人にこの傾向が強いでしょう。

そのために、本来の自分の出し方がわからなくなり、無駄に精神的につかれてしまいます。

そして、余計に初めての人と話すことに苦手意識を抱いてしまいます。

目を見て話すことができない

人見知りの人は、目を見て話すことができず、下をうつむいて話すことが多いです。

というのも、相手の目を見ることで緊張が高まってしまうからです。

また、相手の目を見ることで、自分自身も見られている、と意識をしていしまい、さらに緊張をしてしまいます。

そして、多くの人見知りの人はこの緊張に耐えられず、下を向くなどし相手の目を見て話すことを避けてしまいます。

下を向く以外にも、目が泳いでいたり、どこか遠くを見ているような人もいます。

他にも顔が赤くなってしまうから、それを隠すために視線をそらし、下を向いてしまうという人もいます。

これは特に、赤面症の人に多く見られる行動です。

緊張で会話の最中によく噛んでしまう

人見知りの人の中には、会話の最中によく噛んでしまい、ぎこちない会話になってしまう人がよくいます。

これは、普段のようにすらすらと言葉が出てこず、考えながら発言しているからです。

少しでも相手が楽しめるように、自然と会話が盛り上がるように、そして、変な発言をしないように、などと意識すればするほど、うまく発言ができず噛んでしまいます。

そして、一度噛むと次は噛まないように、という意識が働き、それが更なる緊張となり、悪循環が始まってしまいます。

普段から口数が少ない大人しい人ほど、無理に話そうとするのでこの傾向が強くなります。

6.大人数の中だと黙ってしまう

人見知りの人は、大人数で会話をしていると黙ってしまう傾向があります。

そして、周囲にあわせて作り笑いをし、その場を楽しんでいるふりをしてしまいます。

これは、目立ちたくない、という心理が働いているからです。

大人数の中で発言をすると、みんなの視線が一斉に集まります。

そうすると、極度に緊張してしまうし、面白いことやみんなが興味を持つことを言わなければいけない、というプレッシャーに駆られます。

そして、仮に頑張って発言したとしても、周囲の反応が薄いと落ち込んでしまい、余計に黙り込んでしまいます。

このような、大人数の中で注目を集める、ということを人見知りの人は苦手としています。

特に人前で話すことが苦手な人によく見られることです。

自ら人見知りと言う人の心理を知ろう

このような人見知りの人の特徴は、どれも精神的な強い思い込み、緊張から来ているといえます。

ですので、人見知りを克服するには、まずはもっと楽観的な思考を持つことが重要でしょう。

そうすることで、初めてあった人とでも、いつも通りの自分を出して接することができるようになります。

 

    「自分から人見知りだと言う人の心理とは?なぜ人見知り宣言をするのか」への感想コメント一覧

  1. 1. beatles12018/04/29(日) 06:19

    実は私も人見知りの一人です。普段の仲間たちとの会話はスムーズに行えるのですが、大人数の中では、つい黙り込んでしまいます。自分から進んで意見や感想などの発言が出来ないのです。これはこのブログの中にも書いてありましたように、自分が意見を述べることによって相手にどう思われるかということが、気になってしまうからです。いわゆる意識過剰のためにこのようになってしまうのでしょう。いつも仲間たちと話し合っているような自然体でいることが大切だと思います。また大人数の集まり等では早めにその場所に出かけて行って、その場の雰囲気に早く溶け込むことも必要ではないかと思います。とにかくあまり深刻にはならず楽観的な考えで、その場での会話を楽しむ気持ちを持つことが一番だと思います。

  2. 2. 2018/05/04(金) 12:16

    私も他人の目が気になったり、はじめての大人数の集団では緊張してしまい自分が嫌になることも。大人になっても自己紹介をする場面は苦手です。毎回、お話上手な人を羨ましく思ってしまい自分を変えたいとは思いますが、なかなか難しいです。

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