膝裏が痛い時の原因まとめ【疾患、筋肉不足、歪みなど】

最終更新日:2015年11月22日

膝は大きな関節の1つです。

若い方~高齢の方と幅広い年代層で、事故やケガの後遺症、老化による慢性的な痛み、歪み等、膝単独ではなく関連している場合も多いです。

また、膝裏の痛みは歩行や立つ・座るといった日常生活動作にも大きく影響を与え、姿勢まで変わってしまうので、軽視できないのも現状です。

1.膝に関わる疾患がある

膝自体の疾患と、関連性のものに分けられます。

膝自体の疾患には、半月板損傷、靭帯損傷・過度伸展、膝関節症、リウマチ、骨折、老化に関する骨や軟骨・筋肉、軟部組織の減少、XO脚、O脚等が入ります。

関連性のものとして、交通事故や体操・スポーツ時のケガによる後遺症、腰痛や静脈瘤による関連痛、穿刺(膝全体に水が溜まり、針で水を抜く)による放散痛、打撲等が入ります。

膝の疾患に関しては、診断と治療を受け、継続的に内服やリハビリ治療等、個々に合った対症療法を行い疾患の増悪や合併症を予防する必要がります。

また、関連性のものに関しては、適度な運動とサポーターの使用、定期的に医療機関を受診して、進行・悪化の予防に努めます。

双方に関して、自宅や自分で気楽に取り入れて可能なのは、無理をせず安静や休息を取る事、気分転換を図りストレス発散する事、適切な衣服や寝具、サポータ着用時間、意識して可能な範囲での理想的・正しい姿勢の保持、適温の下半身浴・入浴(シャワーではなく、湯舟に入る)ことです。

これらは、関節・筋肉を柔らかくし血流が増し、膝裏の痛みが軽減できる効用があります。

また、本人の精神的ストレスと膝自体のストレス(膝から見たら負担・圧力といったストレス)の負担が軽減でき、本人にとっても膝裏にとっても双方で良いメリットになります。

同時に、動かす・動かせる事で、膝の骨、筋肉、繊維、軟部組織が硬縮・萎縮しなくて済むので、現状維持が可能であったり、進行による悪化を防いだりする事も可能になってきます。


2.大腿(太もも)の筋肉不足

大腿は人体で一番、広範囲で大きい筋肉です。

膝付近の筋肉を鍛える事もかなり有効ですが、実際には筋肉が付きにくく痛みや可動範囲の制限がある方が多い為、鍛えにくい筋肉です。

しかし、大腿の筋肉は横に寝ながら・椅子に座りながら、立ちながら鍛える事が可能で、膝のような関節がない為、負担がかからず容易に鍛える事ができます。

この大腿の筋肉が少ない・減ってくると、膝にもろに負担がかかり、膝裏にも痛みが走るようになってきます。

大腿の筋肉は、上半身を支えるだけではなく、歩行、階段の昇降、立つ・座る、起き上がる等、日常生活に関して頻繁に使われている筋肉の1つでもあり支柱にもなっています。

その為、発達している筋肉では膝そのものに負担が少なく・小さくなり、結果的に膝裏に痛みが走る・痛い状態というのが減ります。

また、大腿の筋肉は消費カロリーが高く、新陳代謝も活発になる事からダイエットにも繫がってきます。

膝裏に関して見れば、体重が軽い方が痛みが軽減し、痛む頻度が少なくなるというメリットとなります。

また、痛みから活動範囲が減少し、その減少から骨・筋肉等の硬縮・萎縮が進行し、膝裏の痛みが増悪するという悪循環が回避できます。

3.脚の浮腫み

浮腫みは立ち仕事が多い方や寝不足、水分摂取量が多い、腎臓や心臓疾患がある方等に見られます。

脚が浮腫んでくると、だるい、重いといった症状から出現し、進行すると水が溜まった状態で、溜まった水が上手く循環・排液されず更に溜まっていくという悪循環サイクルになってしまいます。

このようになってくると、弁があり溜まりやすい膝裏に痺れるような、ズキズキするような痛みが出てきます。

浮腫みが引いてくる・軽減してくれば、膝裏の痛み症状も落ち着いてきます。

起床時、または遅くても仕事開始前に弾性ソックスを着用する、きつい靴は履かない、締め付けしすぎる下着は着けない・はかない、就寝前・就寝時は脚を高くして寝る、脚のマッサージやストレッチをする、塩分を取り過ぎない等、工夫する事で浮腫みは予防・軽減できます。


4.身体の歪みからくる痛み

身体の歪みが元で、二次的に起こるものです。

人は必ず左右対象ではなく、利き手や効き目等とメインとして活躍する利くをもっています。

これは、関節や骨格にも大きく影響を及ぼし、体型や姿勢、身体症状までにも影響を与えます。

そしてその影響で内臓や神経まで支配され、悪影響として結果となり現れてきます。

この歪みが原因・誘因で、支柱となる骨格の変形から始まり、姿勢の変化、各関節に関連する痛みや不便さ、その代償として筋肉の減少・硬縮と次々に関連して起こってきます。

このような事態になってくると、身体が足りない・できないところを、できるところで頑張ろうとする代償が出てきます。

そして「初めはここが痛かったのに、治まったら今度はこっちた痛い」という結果になってきます。

これが、膝裏の痛みでもあります。

その歪みの元は肩、骨盤、股関節と全て繫がって関連しています。

単独に、膝だけにくるという事は少なく稀です。

この為、膝裏のみに意識せず、全身の見直しをする必要があります。

歪みに関しては、鏡をみて歪みをチェックし、歪み体操やストレッチをして直していきましょう。

また、整体師や接骨院で確認するのも正しく歪みチェックができて、オススメです。

膝裏の痛みの原因を知ろう

膝裏は単独ではなく、身体は頭~足先まで全て繫がっており、更に連動している為にどこか1つでも通常ではない事態が起こると、かばおう・守ろうとして、必ずどこかに支障をきたします。

その支障が膝裏である事も多いので、軽視せずに日頃からの観察やケア、異変時は速やかに医療機関を受診し、悪化・進行を防ぎたいものです。