朝の忙しい時に、髪がボサボサでまとまらないという経験は、誰にでもおると思います。
そんなときに、素早く髪を整えることができる方法がいくつかあります。
ドライヤーを使う
ドライヤーを使っただけでも、かなり髪を整えることができます。
その時のコツは、毛先だけでなく、根元を中心に熱風をあてることです。
毛先がボサボサになっているように見えても、その原因は、毛の根元のはねや癖ですので、根元から直すのが効果的です。
さらに、ブラシを使って、髪の根元から毛先に向かって、髪をまっすぐに伸ばすようにして熱風をあてると、寝癖や髪のうねりがまっすぐになります。
熱風でスタイルを整えた後は、冷風をあてて、そのスタイルを固定すると効果的です。
水で濡らす
次の方法は、髪を水で濡らすことです。
髪の癖は、濡れた髪が乾くときにできるので、再び濡れた状態にして、癖がつかないように乾かすという原理です。
ドライヤーと同じく、髪の根元を中心に濡らします。
濡らすのに使用する水は、水道水を霧吹きでふきかけても良いのです。
しかし、精製水のほうが、水の分子のクラスターが小さいので、より早く髪に浸透します。
また、最近は、寝癖直し用のヘアウォーターが販売されています。
これも、水が主成分ですが、浸透性を高める界面活性剤や、保水成分などが含まれています。
これらを使用して髪を濡らした後は、水が髪に浸透するように、少し時間をおきます。
その後、ドライヤーとブラシで乾燥させます。
ロールブラシを使用し、髪の根元から毛先に向かって、まっすぐに引っ張って伸ばしながら、ドライヤーの熱風をあてます。
熱いタオルを利用する
タオルをお湯につけて絞り、それを使用して髪を整える方法もあります。
この場合も、根元から熱いタオルをあてて、整えていきます。
しっかり整えたい時は、髪を熱いタオルでまいて、しばらくおいておきます。
その間に、他のことをしているうちに、ボサボサな髪も落ち着いてきます。
例えば、ボサボサな部分が少ない場合は、小さめのタオルをお湯でしぼってその部分にあて、髪全体を大きな乾いたタオルと覆うと、労力が少なくて済みます。
全体を濡れたタオルで包むと、全体を乾かさなければいけません。
また、ロングヘアーの全体がボサボサの場合は、大きめのタオルを髪全体に巻いた後、さらに乾いたタオルで巻くと、余分な水分が垂れてきませんし、乾かすときも時間が少なくてすみます。
熱いタオルを用意する他の方法として、電子レンジを利用する方法もあります。
濡らしたタオルをビニル袋に入れ、電子レンジで30秒から1分ぐらい温めます。
スタイリング剤を使用する
泡状のヘアフォームを使用すると、水のように垂れてこないので便利です。
やはり、ボサボサの部分の毛の根元を中心にフォームをスプレーし、手櫛やブラシで整えます。
時間があれば、ドライヤーを使用すれば、よりきれいに整えることができます。
他にも、ツバキ油などのヘアオイルで髪を整えるのも効果があります。
また、ハードタイプのスタイリング剤やジェルを使用して、髪全体を、ボサボサ部分も含めて、ガッチリ固めるという方法もあります。
ただし、髪全体を固めるには、かなり大量に必要となります。
ヘアアレンジする
髪型を工夫して、ボサボサが目立たないようにする方法があります。
例えば、ロングヘアーの人なら、髪を軽く束ねて、大きなバレッタやクリップ(バナナクリップ)で止め、無造作な感じのヘアスタイルにすると、ボサボサが目立ちません。
さらに、そのバレッタやクリップに、大きなリボンやレースなどの飾りがついていると、そちらに視線が集まるので、ボサボサ部分が目立たなくなります。
髪をくくって、大きめのシュシュをつけるのも、同様の効果があります。
これらのヘアスタイルは、ボサボサ部分を含む髪をまとめて束ねるので、その部分が伸びたり隠れたりする効果があります。
また、三つ編みや編みこみ、アップ(おだんご)にするという方法もあります。
ヘアアレンジのコツとしては、ゆるめな感じのスタイルで、はねや後れ毛もスタイルにすると、ボサボサが目立ちません。
あまりカッチリしたスタイルにしすぎると、少しの乱れでも目立ってしまいます。
他にも、広いヘアバンドをつけたり、カチューシャをつけるという方法もあります。
帽子をかぶる
一番手っ取り早い方法は、髪全体が隠れるような帽子をかぶることです。
特にニット帽は、ボサボサ部分を押し付ける効果があります。
ただし、今度は帽子のくせがついてしまうので、ずっと帽子を脱がなくて良い時に限られます。
また、ニット帽などが似合う人でないと、違和感が出てしまいます。
前の晩にできること
そもそも、髪がボサボサにならないように、できれば前の晩にやっておくと良いことがあります。
まず、髪をしっかり乾かして寝ることです。
濡れた状態で寝ると、その状態の癖がついてしまいますし、髪が傷む原因となります。
寝ている間になるべく髪(頭)が動かないように、低反発の枕で寝るのも効果的です。
また、髪が広がったりしないように、束ねて寝たり、カーラーで巻くのも効果があります。
自分に合った方法でボサボサな髪を整えよう
このような方法で、ボサボサの髪を整えることができます。
自分に合った方法で、なるべく簡単に短時間で髪を整えることによって、忙しい朝の時間を有意義に使いましょう。
「髪がボサボサ。素早く整える方法」への感想コメント一覧
帽子を被る!に1票です。やはりこれが1番早いし、1番間違いないと思います。ただし、会社に行く場合は、実現不可能ですが。。。
帽子を被るのが一番手っ取り早くて、時間がない時はよく使っていましたが、髪の根元にドライヤーを当てる方法は知りませんでした。今度試してみようと思います。