結婚相談所に入るデメリット6つ

晩婚化が進み、男女ともに未婚率が高くなっていることが社会問題にもなっています。

その原因の一つに出会いがないということがあげられます。

その出会いを求めて結婚相談所に入会する人も増えてきていますが、入会したからといってすぐに結婚が決まるわけではありません。

今回は結婚相談所に入会することによってどのようなデメリットがあるのかご紹介します。

お金がかかる

結婚相談所はたくさんあるので、料金の設定は様々ですが、入会金や月額費用を支払わなければならないところがほとんどです。

その他に、お見合いをするごとに費用がかかったり、パーティーの参加費用も必要だったりととにかくお金がかかります。

「理想通りの相手が見つかり、その相手と必ず結婚できる」という保証があれば、少しくらい高い費用を払っても惜しくないかもしれません。

しかし「お金だけ払って結局相手も見つからなかった」と嘆いている人も少なくありません。

そのため費用に見合うメリットがあるのかを事前に考えておくと良いでしょう。

周りに結婚相談所で出会ったと話しづらい

恋人ができたり結婚が決まると、大抵の人が「どこで出会ったの?」と知り合ったキッカケを聞きますよね。

その時に「結婚相談所で出会ったんだ」とはなかなか言いづらいものです。

結婚相談所で出会ったことが悪いわけではありません。

しかし周りからするとどうしても「自分では相手を見つけられなかったから結婚相談所を利用したんだな」とマイナスなイメージを持たれてしまいます。

また、今はネットでも気軽に結婚相談所に登録でき便利になった一方、真面目な婚活サイトなのに「ネット=出会い系サイト」といった偏見を持っている人もいます。

そのため出会ったキッカケを隠しているカップルもいます。

良い結婚相手は競争率が高い

職業や年収など肩書の良い人や、ルックスや性格など好条件の人は当然ですが人気があるので申し込みがたくさんあります。

また、結婚相談所といえば男性の利用者が多いイメージがありますが、今は男性よりも女性のほうが圧倒的に多いため、女性が余ってしまうといった事態が起きています。

お見合いパーティーなどで、せっかく自分を知ってもらえるチャンスはあっても、積極的に自分をアピールできなければ、なかなかお目当ての男性を射止めるのは難しいかもしれません。

ひと昔前までは、男性が積極的にアプローチしてくるのを女性が待つというスタイルが普通でした。

しかし今は女性のほうからアプローチする時代なので、消極的な女性には向いていないでしょう。

トキメキがない

職場の同僚や友人関係など、以前から顔見知りでお互いに惹かれあった関係と違い、結婚相談所は相手のプロフィールなどの形から入るため、本当に好きな相手と出会うことが難しいのです。

たまたま自分好みの人とうまくいくケースもあるでしょうが、それはほんの一握りと思ったほうが良いかもしれません。

結婚相談所に登録する人は、真面目なタイプも多く誠実なのは良い点です。

しかし「この人、人間的には好きなんだけど、トキメキがないんだよね…」といったように、異性としてドキドキできなければ恋愛に発展しづらいですよね。

「いくら恋愛時代はトキメキがあっても、結婚すればいずれその気持ちもなくなる」とよくいわれていても、やはり結婚相手は本当に好きな人としたいと思う人がほとんどでしょう。

結婚相談所に登録している人が良い人か見極めが難しい

結婚相談所ではプロフィールが登録されているからといって、必ずしも安心な出会いとは限りません。

例えば、他に交際相手がいるのに登録していたり、中には結婚して奥さんや子供もいるのに独身だと偽って登録するといったとんでもない人もいます。

当然のことですが、結婚相談所なので、結婚をしたいと願っている人が利用する場であるのに、どうして既婚者なのに入会しようと思えるのか理解に苦しみますよね。

片方は将来を見据えての出会いを真剣に探しているのに、相手は遊びだったということも少なくません。

それから、結婚をエサに相手を騙す結婚詐欺もいるので注意が必要です。

結婚詐欺は男女ともに存在し、ほとんどが結婚をほのめかして、相手からお金をとるといった手口のようです。

幸せになるために入会したのに、騙されたことがトラウマになり、余計に結婚への道のりが閉ざされてしまっては意味がありません。

見た目で判断してしまう

「人は見かけによらないし中身が大事」と頭ではわかっていても、どうしても初対面では外見や雰囲気で相手を判断してしまいがちです。

しかし「職場や学校などで出会い付き合った相手が、みんな初対面から印象が良かったか?」といえば、必ずしもそうではないように、時間をかけて相手を見ていたからこそ、相手の魅力に気付くことができます。

でも結婚紹介所では、いくらお見合いやパーティーがあったとしても相手と接する時間に限界があります。

そのため、もっと長く一緒にいれば相手の良さがわかるのに、それを知る前に却下してしまうので、余計に発展しづらいのです。

結婚相談所だからこその難しさもある

全くの初対面同士の男女がいきなり結婚を意識して交際を始めるというのは、もしかしたら普通の恋愛よりもハードルが高いかもしれません。

いくら仲介役がいても、結局は相手を見極めるのもアプローチするのも自分自身です。

もし結婚相談所を利用するならば、失敗しないように慎重に相手選びをすることが大切ですね。

 

    「結婚相談所に入るデメリット6つ」への感想コメント一覧

  1. 1. 2018/05/26(土) 13:26

    恋愛にはない「書類審査」がまず始めに出来てしまうのが、メリットのようでデメリットにもなる気がします。
    見た目で判断してしまうのもそうですが、収入なども理想が高くなってしまいます。
    ゆっくり知っていけばいいこと(もしくは知らなくてもいいこと)を会う前から知ってしまうのはやっぱり打算的になってしまいます。

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