几帳面な人の特徴とは?几帳面は悪いことではない

仕事において几帳面というのは一般的に長所と見られがちですが、実は短所だったりもするものです。

もしご自分が几帳面な性格だと思われる方は、改めて自分の特徴を見つめ直すことで、几帳面な部分が長所として更に活かせるようになるでしょう。

几帳面な人は計画的で頼られやすい

几帳面な人は、一つ一つの事を頭の中でタスク管理して、順序通りに進めていくことが多いです。

やらなければいけないことや、やる必要があることなどをピックアップして整理してから、作業に取り掛かるのでとても計画性があります。

それ故、仕事では周りからの信頼もあつく同僚からだけでなく、上司や部下からも頼られる傾向が強いです。

几帳面というのはスキルではないので常に発揮されることになるため、安定した仕事ができることにも繋がり、また頼られることが多いことから自然と責任感も備わってくるものです。

プライベートでもそれは同じで、例えば友達と旅行に行こうとなった時でも、ほぼ確実に全てのいき先に予約をいれます。

行ってから考えようということはまずしません。

几帳面な人はキレイ好き

おそらく几帳面と聞いて一番多くの人が連想されるのがキレイ好きという面です。

几帳面な人はまず間違いなくキレイ好きです。

例外として一見キレイ好きではない人もいますが、それでもその人なりのルールに則って、それぞれのものが決められた場所にあったりします。

几帳面な人というのは計画性をもって行動するものですが、目標を立てるにあたって全てのものを把握しておく必要があります。

そのためには決められた場所にそれぞれのものがないとならないため、常に整理整頓をして使ったらしまうことを徹底しているものです。

そして、整理整頓がいき届いているため当然ゴミが落ちていれば気になるので片付けます。

このような流れで、特別掃除などをがんばっているようにみえなくても、自然と几帳面な人の周りはキレイになっていることが多いです。

几帳面な人はプライドが高い

キレイ好きとは逆に、あまり知られていない几帳面な人の特徴としてプライドが高いが多いということもあげられます。

もともと持つ計画性やそこから生まれる責任感から常に完璧を心がける傾向が強いので、何事もストイックに行うのが当たり前になっていてがんばり屋さんが多いです。

理想に向かってがんばるので当然周囲からの人気も高くなり自信もついてくるので、そこにプライドが生まれます。

プライドとは誇りであって、がんばった結果得られるものなので悪いことはありません。

プライドを持つことは仕事をする上でもとても大切なことです。

ですが、それがあまりに過度になると周りが近寄りがたくなってしまうので気をつけたいところです。

几帳面な人はマニュアル人間

計画性を大切にする傾向の強い几帳面な人というのは、逆にいうとその場その場での判断力、決断力が乏しいというのがあります。

特に「なんとなく」を嫌うのでどちらがいいかを決められた時などは、優柔不断ととられるほど迷ったりもします。

それは計画を立てるにあたって必要な目標や指針がないので判断できずにいるためです。

仕事などでは様々なことを分担して作業することがとても多いですから、かなり上の管理職でもなければ全てを把握することはできません。

それ故例え色々な選択肢があったとしても、他に取るべき最善の方法がわからないので、マニュアル通りにしか動こうとしなくなります。

とりあえずやってみようということをあまり好まないのです。

これが過度になって固定概念ばかり大切にしてマニュアル人間になってしまうと、融通がきかない人というマイナスイメージを与えかねませんので注意が必要になります。

几帳面な人はストレスをためやすい

ここまで読んでくださった方ならお気づきかもしれませんが、几帳面な人というのはとてもこだわりが強く良くも悪くも大変な性格です。

生きていれば思い通りにいかないことのほうが多いですし、立てた計画通りに進まないことも多いです。

それがわかっていたとしても、もともとの性格からくるものなので、例え誰かに汚されることがわかっていてもキレイに整理し掃除せずにはいられなかったり、色々な可能性を考えて執拗に計画を練らずにはいられないのです。

一般的に気にならないようなことであっても、几帳面だからこそ気になってしまったりするのでストレスをためやすいです。

そしてストレスがたまるほど、ストレスをためないためにもっと慎重に計画を練るようになって更にストレスがたまっていくという悪循環にも陥りやすいです。

几帳面なことは悪いことではない

几帳面というのは決して悪いことではありません。

ただ几帳面だからこその副作用のようなものがいくつかあって、それを気をつけてさえいれば几帳面だということは仕事でもプライベートでも活かせる武器になります。

もし几帳面すぎてストレスが溜まっているなと感じたら、肩の力を抜いてリラックスして物事を考える癖をつけることで、自分もまわりも笑顔で過ごせるようになるはずです。

 

    「几帳面な人の特徴とは?几帳面は悪いことではない」への感想コメント一覧

  1. 1. 名無しのイケジョさん2018/05/02(水) 12:51

    几帳面な事はマイナスイメージも持たれがちですが、自分にも周りにもストレスにならないようにすれば、几帳面さを上手に活かすことができれば仕事面でも日常生活でも素晴らしい力が発揮できるものなんですね。

  2. 2. 名無しのイケジョさん2018/06/04(月) 14:52

    わたしは割と几帳面な方だと自負していますが、きれい好きではありません。会社のデスク回りはきれいにしていますが、自室は多少汚れていても気になりません。

  3. 3. 名無しのイケジョさん2018/06/06(水) 14:48

    日本人は几帳面な人が多いですよね。几帳面は長所だと思いますが、ストレスがたまりやすそうですよね。でも、私は大雑把なので几帳面な人を見習いたいです。

  4. 4. 名無しのイケジョさん2018/06/12(火) 22:51

    私は年を重ねるごとに几帳面になってきて、自分でも面倒な性格だと感じています。でも記事を読んで、それが悪いわけでもないんだと思えました。ストレスが溜まらない程度の几帳面、といきたいものです。

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