紅葉が見頃な時期まとめ。全国の紅葉シーズンはいつ?

最終更新日:2015年8月29日

秋が深まってきたら、紅葉の名所にお出かけしたいですよね。

日本人は昔から紅葉見物を紅葉狩りと呼び、冬がやってくる前の大きな楽しみにしていました。

せっかくお出かけするなら、見ごろの時期が1番。

全国の紅葉の名所と見ごろ時期をご紹介します。

1.北海道の見ごろは9月中旬から

北海道は広いですから、北部と南部、山間部と平野部で紅葉時期がかなり変わってきます。

最も早いのが上川町の大雪山系や上富良野町の十勝岳で、9月中旬から。

大雪山だと旭岳ロープウエーの姿見駅周辺、十勝岳だと白金街道にあるビルケの森が絶好の場所。

雄大な山々が色鮮やかに変わる様子を日本一早く眺めることができます。

釧路市の阿寒湖は9月末に出かけるといいでしょう。

阿寒湖の滝口は阿寒湖と太郎湖の水が合流する景勝地。

雄大な水の流れを取り囲む紅葉美にうっとりすること受け合いの場所です。

斜里町の知床五湖や足寄町のオントネーは10月に入るとすぐ見ごろ。

ともに湖面を赤や黄に染める紅葉が、秋の深まりを告げてくれます。

札幌市内や道南の名所はおおむね10月中旬に見ごろを迎えます。

中でも札幌市の定山渓温泉はエリア全体が紅葉の名所で、温泉から渓流伝いに進む散歩道が最高にオススメの場所です。


2.東北地方は10月中旬からがオススメ

東北地方の山間部は10月に入ると、見ごろ時期を迎えます。

岩手県の八幡平はトドマツの樹海の中に、黄色い葉をつけたダケカンバが浮かび上がり、幻想的な光景を見せてくれます。

青森県の十和田湖は湖の周囲を色鮮やかな木々が取り囲み、まるで錦絵のような美しさ。

福島県の磐梯吾妻スカイラインは土湯峠付近から眺める山々の紅葉が格別。

青森県の八甲田山は津軽平野を見渡すロープウエーからの眺めが絶景です。

平野部はだいたい10月末から11月上旬が最盛期。

秋田県の角館は古い城下町の町並みがカエデやイチョウに彩られ、荘厳な雰囲気に包まれます。

岩手県の古刹・中尊寺は境内をモミジが赤く染め、他の季節とは一味違う趣を見せます。

青森県の弘前公園は公園全体が燃えるような赤に染まります。

宮城県の阿武隈川は阿武隈ライン川下りで船から両岸の紅葉を眺めましょう。

山形県の赤芝峡はブナやヤマウルシの森が峡谷の両側を赤や黄に染めてくれます。


3.関東地方は10月下旬からが本番

ひと足早く見ごろを迎えるのが群馬県の尾瀬。

9月下旬から尾瀬を取り巻く2,000メートル級の山々が色づきます。

北関東は10月から11月上旬までが見ごろ。

栃木県の日光は山々が10月、東照宮近辺は11月上旬がいいでしょう。

長い歴史を伝える社寺と紅葉のコントラストが旅の疲れを癒してくれます。

茨城県の八溝山は山頂の展望台から赤く染まった雄大な景色を眺めることができます。

南関東は11月下旬が紅葉の見頃です。

東京だと明治神宮外苑や表参道、奥多摩湖畔などが見どころです。

神奈川県の箱根は芦ノ湖から仙石原、強羅、小涌谷と紅葉が移っていきます。

温泉にのんびり浸かりながら、眺める紅葉もまた格別ですよね。


4.中部地方は9月末から11月まで

中部地方は日本アルプスなど高山地帯が9月末に見ごろとなります。

富山県の立山室堂平は標高2、450メートルの高地とあって、9月中旬から色づき始め、下旬に最盛期を迎えます。

ミクリガ池から雷鳥沢を巡る散歩道が高山の紅葉見物にはぴったり。

日本一の秋が見られると評判なのが長野県の上高地。

特に、梓川の谷間から眺める風景が最高に美しいといわれています。

新潟県の妙高高原は赤いナナカマドと黄色いミネカエデが美しいコントラストを見せてくれます。

北陸は10月末から11月が絶好の時期です。

石川県の兼六園は江戸時代を代表する庭園で11月下旬に見ごろが訪れます。

モミジ340本、サクラ420本、ケヤキ60本が一斉に色づき、庭園美をいっそう盛り上げてくれます。

福井県の永平寺は11月上旬が最高。

入口近くの報恩塔や、最も奥にある法堂付近が見どころです。

東海はおおむね11月中、下旬に見ごろが集中しています。

愛知県の香嵐渓は4、000本のモミジが色づく絶景の場所。

夜も9時までライトアップされ、幻想的な光景が広がります。

静岡県の修善寺温泉は400メートルほどの散歩道・竹林の小径が紅葉の名所。

岐阜県の郡上八幡城は夜間特別拝観の紅葉見物で有名です。


5.近畿地方は11月中旬から12月上旬がぴったり

近畿地方は11月中旬から12月上旬に見ごろを迎えるところが多いです。

京都は街全体が紅葉の名所といっていい場所ですが、人気があるのは東山と嵐山。

東山は清水寺や東福寺など夜にライトアップしてくれる寺社も多く、どこへ行っても幻想的な光景を楽しめます。

嵐山は渡月橋周辺がオススメ。

赤や黄に染まった山をバックに、優雅な橋がかかる姿はまるで浮世絵のような美しさ。

滋賀県のメタセコイア並木は長さ2.4キロにわたって500本のメタセコイアが並木道を形成、ドライブに最適です。

三重県の伊勢神宮は五十鈴川沿いが最高のポイント。

川面に映る紅葉の赤が秋の深まりを感じさせてくれます。

兵庫県の六甲山はロープウエーからの眺望が最高。

奈良県の吉野山は10月下旬から11月上旬がピーク。

3万本のサクラが葉を染める様子は驚くばかりです。

和歌山県の高野山も同じ時期が見ごろで、不動坂から望む紅葉谷は撮影ポイントとしても最高でしょう。


6.中国、四国地方は10月下旬から11月下旬

中国、四国地方は山陰が10月下旬から11月、瀬戸内海沿岸、南四国が11月中、下旬に見ごろを迎えます。

山陰では、鳥取県の大山が10月下旬に最高潮となり、西日本随一のブナ林が一斉に色づきます。

島根県の立久恵峡は奇岩柱岩がそそり立つ絶景と紅葉がこの世のものとは思えない絶景となります。

瀬戸内では、広島県の宮島紅葉谷公園が人気のスポット。

もみじ橋周辺がオススメで、周辺が赤や黄に染まり、息を飲むほどの美しさとなります。

岡山県の神庭の滝自然公園は日本百景に選ばれた景勝地。

断崖絶壁を下る滝の周囲を紅葉が彩ります。

南四国では、徳島県の祖谷渓がオススメ。

シラクチカズラという植物のつるで架けた祖谷のかずら橋から眺める渓谷の紅葉はまさに絶品です。


7.九州は11月中、下旬に出かけよう

九州はおおむね11月中、下旬に見ごろとなります。

大分県の本耶馬渓は山国川沿いの青の洞門周辺が絶景。

イチョウで黄色く染まった山々が心を和ませてくれます。

宮崎県の高千穂峡は雲海と一緒に紅葉が見物できます。

雲海の間から顔をのぞかせる山の紅葉は見ごたえたっぷり。

鹿児島県の霧島温泉郷は温泉から紅葉を眺められる場所です。

長崎県の雲仙は120種類もの木が色づき、中でも仁田峠からの眺めが格別。

熊本県の熊本城はイチョウの名所で、見どころは天守閣前の大イチョウでしょう。

佐賀県の春日渓谷は手つかずの自然が残った場所で、吉田川沿いの遊歩道からの眺望が最高です。

紅葉を見頃の時期に見よう

紅葉は北海道から南へ、高山から平野部へと順に進んでいきます。

その年の天候によって見ごろ時期は少し変わりますから、出発前には地元観光協会のホームページで確認しておきましょう。

このうち、山に登るときは意外と気温が低いので、注意してください。

風があると、体感温度がもっと下がりますから、温かい衣類も忘れないようにしましょう。

紅葉見物が終われば、気分もすっきりすること間違いなしです。