車酔いの原因と対策。バスや自動車を快適に過ごそう

最終更新日:2015年5月26日

子供の頃から車酔いが激しく、バスで行く遠足などでは必ず前の席に座っていたという人もいるのではないでしょうか。

いつも携帯していた「エチケット袋」が懐かしいですよね。

車酔いは三半規管が刺激された結果起きる自律神経の失調状態であると言われています。

成長とともに症状は良くなるとも言われる一方で、大人になっても車に乗ると酔ってしまうという人も数多くいます。

その辛さは本人にしかわかりません。

少しでも快適なドライブができるように、今回は車酔いの原因と対策についてご紹介します。

1.視覚要因

原因の1つとして視覚要因が挙げられます。

強い外光や、目に入ってくる刺激の強さやスピードに眼球がついていけず脳が混乱してしまうのです。

視覚からの刺激と筋肉で感じる知覚との調和が取れなくなり自律神経が乱れます。

なるべく進行方向を向いて、できるだけ体を安定させるようにしましょう。

体を固定させるのではなく自然な揺れに体も合わせてあげてください。

視覚要因から車酔いをしてしまう人の中には、自分で運転をすると酔わないという人もいます。

運転に集中をし、自分のスピードの中にいられるからだといえます。

人が運転をしている場合は運転手と同じように進行方向を向いて、運転手の感覚を意識するようにすると良いかもしれませんね。


2.嗅覚要因

車内の芳香剤や排気ガスのにおいからも車酔いを引き起こしてしまうことがあります。

たとえば胃が悪いときなどは、いつもは良いにおいと感じる食べ物のにおいも気持ちが悪くなってしまったりしますよね。

そのように、車に乗った時に強いにおいを感じると気分が悪くなりやすいのです。

そんな人が車に乗るときは空腹、満腹を避けるようにしましょう。

アルコール摂取も厳禁です。

乗車中は喚起を良くして、窓の開閉が可能であれば開けておくと良いでしょう。

不要な芳香剤なども置かないようにしましょう。

できるだけ新鮮な空気を吸い込める環境を整えておくことが大切です。

気分が悪くなってきてもいつでも休めるようにあらかじめ休憩ポイントをチェックしておくのも良いですね。


3.触覚要因

乗り物自体の揺れによって内耳にある平衡器官がうまく働かなくなり酔ってしまうことが触覚要因です。

揺れに弱い人は乗車中に下を向くと酔いやすくなってしまいますのでスマートフォンを見たり、地図を見たりすることも避けましょう。

音楽を変えようとするだけで気分が悪くなってしまうこともあります。

地図を見る際は一度停車してもらう、発車前にあらかじめナビを設定しておくなどの措置を取りましょう。

バスなど大きい車では、前方ほど揺れが少ないので、前の方に座ると良いでしょう。

プライベートなら歌を歌ったり、会話をするなどして他のことに集中することも効果的です。


4.精神的要因

意外に大きな要素を占めているのが精神的な要因です。

不安感を持っていたり心配事があったりすると酔いやすくなってしまいます。

また、子供の頃から車酔いに悩まされていた人なら「自分は車に酔いやすい」という思い込みがあり、本当は大丈夫な場合でも車酔いを引き起こしてしまう場合があります。

人と出かけるときなどは、「大丈夫かな、迷惑をかけてしまわないかな」という心配が精神的要因となってしまいかねません。

なるべく気を楽にして、飴をなめたり音楽を聴いたりしてリラックスするようにしましょう。

可能であれば眠ってしまうことも一定の効果があります。

休憩を定期的に取ってストレッチをしてリフレッシュするのも良いですね。


5.身体的要因

車で出かける前に注意したいのが睡眠不足や疲れなどの身体的要因です。

過労などで体が疲れていると車酔いが出やすいので、できることなら出かける前日は十分な睡眠をとっておくようにしたいですね。

健康な状態で車に乗ることをオススメします。

車酔いがひどい人は出来うる対策を講じた上で、事前に酔い止めの薬を飲んでおくと良いでしょう。

薬を服用しておくことで気持ちが楽になる場合もあります。

服用しない場合でも保険として持っておくだけで安心できる場合もあります。

酔ってからでは効果が薄くなってしまいます。

一般的には乗車前30分~1時間以内に服用するのが良いと言われています。

車酔いをなおして 

車酔いの原因と対策をご紹介しました。

車酔いが起ってしまったら衣服をゆるめ、頭部を冷やしてあげると良いと言われています。

窓を開け、遠くの景色を見るなどして必要以上に力まないことをオススメします。

車酔いを緩和するツボとして、手首の関節の中央から肘の方向に3cmのところを押すと良いそうです。

心地良い程度にゆっくり揉みほぐすことを両方やってみてください。

車酔いには精神的要因も大きいので、いつでもリフレッシュできるんだと思ってリラックスして乗ることが大切です。

これからも車酔いのない快適なドライブができるよう、対策をしていきましょう