自分のマイナスな点、ネガティブな点を進んで話してくる男性は、どんな心理でそうするのでしょうか?
「何もそんなことを言わなくっても…」なんて思うとき、彼の心理が推測できるとあなたの解釈も大きく違ってくるかもしれません。
そこでここでは、マイナス面を自ら話す男性の心理についてご紹介します。
後から知られて驚かれたくないと思っている
例えば半年お付き合いをした後「実は昔、趣味にハマりすぎ、借金で破産寸前だった」と彼が言ってきたら、そんなふうに見えない男性であるほど、あなたの衝撃も大きいでしょう。
てっきり「これまでずっと独身」と思っていた男性が、実は離婚複数回経験者だった。
こんなことも、お付き合いから然るべき期間経過後に聞かされたなら、女性のショックは大きいですね。
しかしこれらのことも、進んで早い段階で話すなら、そう驚かれることでもありません。
「あまり驚かれたくない」という心理から、マイナスに思えることを進んで話す男性がいます。
男性はほぼ無意識のレベルで「女性を守りたい」本能があり、何かについて女性が(ネガティブな意味で)驚く様子を苦手としたりします。
何であろうが女性をネガティブに「驚愕」させたくない、と考えるエフェクトもあります。
長く付き合いたいと思っている
男性は「気軽に、短期間女性と付き合いたい」といったちょっと勝手な願望も持ちがちです。
しかし一方で、本当に気の合う女性とは長く付き合いたいと考えます。
短い付き合いとても気軽な付き合いなら、自身について本当のこと、特にマイナスなことなど話さなくて良いと考える男性も多いものです。
マイナスポイントを自ら提示してくることは「あなたと長く付き合いたい」気持ちの表れと考えられます。
ただし「友達として長く付き合いたい」の可能性もありますが…。
プラスな点を後から示し、イメージアップを狙っている
人間は、先に誰かについてネガティブなことを知ったとき、後からプラスなことを知ると「なんだ、意外に良いところも多いんだ」などと考える傾向があります。
反対に「良い人」といった印象が先にあると、後からネガティブなことを知ったときに「なんだ、案外と良くない面もあるんだね」なんて感じてしまいます。
先に自分のネガティブ面を示すことで、徐々に自分のイメージを上げていこうという男性心理があります。
女性についてというより人間全般に通じるテクニックと言えます。
これぐらいの技術は使える男性のほうが社会的にもたくましそうで良いとするか、単にややこしいとか狡猾と思うかはあなたの判断となってきますね。
甘えたいと思っている
どちらかと言えば、男性は「弱音を吐かない」ことをいつも意識している生き物でもあります。
ちょっと無理してしまう、素直になれないわけです。
女性を引きつけようとする段階では少し無理していたとしても、いざ親密になってくると、相手に甘えたくなってくるというのも男性の心理です。
自分のマイナスな点をどんどんと言っていけば、基本的には交際相手の女性はなぐさめてくれたり、あるいは「それは○○くんは悪くないと思う」とか「私もその気持がわかる」などのポジティブ/共感メッセージを発信してくれるはずです。
単純にあなたに安心して、甘えてくる男性もいます。
母性本能を刺激しようと狙っている
ちょっとズルさのある男性は、意図的に自分のマイナス面を言ってきます。
もちろんマイナス面ばかりでも印象が良くないので、プラス面に感じる内容とのバランスを取って、会話に織り込んできます。
こうした男性は、女性の心にに「かわいそう」とか「私がなんとかしてあげたい」の気持ちが生じることを狙っています。
意図的にマイナスポイントをアピールしてくることを「ズルい、あざとい」と感じるか「それぐらいの巧みさがあるぐらいが良い」と感じるかは、もちろんあなたのジャッジ次第になります。
あなたの関心度合いを探っている
その人自身のマイナス面の話を振られたとき、あまり関心がない男性に対してであれば、女性は無難な返事をするケースが多いでしょう。
しかしその男性に対して関心が高ければ「それって何歳ぐらいに起きたこと?」とか、話をもっと聞く方向になっていくでしょう。
あるいは逆に「今の話は、私の心の中にしまっておきますね」といった対応もしたくなることがありますね。
こちらもまた関心があるゆえの真摯な対応です。
マイナスな面を進んで見せることで、あなたが自分にどれ位関心を持っているか、探っているのです。
テクニック的な話でなく、無意識で行っている男性もいます。
「ドヤりたくない」の反動が起きている
自分の話ばかり、自慢ばかりする男性はイヤなものですね。
「勝手に日記に書くとか、独り言を言うとかしてれば?」なんて思ってしまうこともあります。
この傾向(女性に自分の話ばかりしてしまう)、個人差は大きいものの、男性もある程度自覚しています。
経験によるものだったり、恋愛マニュアルから得た知識だったりと。
「ドヤるのは良くない」と考えるあまりに、女性にマイナス面を見せすぎてしまう男性心理もあります。
カワイイものとも思えますが、あんまり程度が強いと、話がつまらなくなってしまいますね。
男性の軽い失敗談とか「しくじってしまった話」などは女性もリアクションが取りやすいものですし、話上手な男性は意図して話に取り入れていることもあります。
8.あなたをもっと知りたがっている
特にある程度親密なとき、男性が自分のマイナスな面について進んで話をしていけば、女性側も「実は私も昔こんなことがあって」などと言い出す空気が自然と出てきますね。
結果としては男性はあなたのマイナスな面も知っていく傾向になります。
お互いの良い点悪い点と総合的に分かり合えれば、とてもいい関係となるでしょう。
マイナス面を開示して関係を深めていくのは、相性の良いカップルカップル未満では自然に起きること。
必ずしも片方が狙ってやっているとは限らないものです。
男性が進んでマイナス面を見せるのには、色んな意味がある
男性があなたにマイナス面を見せるのには、とても多くの理由があります。
あまり程度がひどいと困ってしまいますが、比較的好ましく解釈できる理由が多く、特にあなたに関心がある男性、あるいは長期的な付き合いを望む男性が取りやすい行動です。
恋愛テクニック心理テクニック風味のものとして使っている男性もいますので、判断が難しいところです。
けれど自身のマイナス面提示に関しては、さほどあくどいやり方でないケースも多そうです。
またこれらを応用して「自分がマイナス面を見せること」の意味効果も考えてみると、面白いですね。
「自らマイナス面を話す男性の心理とは」への感想コメント一覧
自らマイナス面を話すと意外と得が多いですよね。自慢ばかりする人には人が寄り付かないのが良い証拠です。しかし、過剰にダメな自分をアピールをして会話を始める人もいかがなものかと。
マイナス面を敢えて話す人は自分に対して興味を持って欲しかったり、相手の反応を見るためにやっている人が多い気がしました。好きな人の前だと必要以上の事までを話し過ぎてしまうと、逆に自分に対してのマイナスの印象をつけてしまうのではないのかと改めて考えさせられるような記事だと思いました。