常に眠い時の原因と対処法。いつも眠いのは病気なのかも

最終更新日:2016年4月12日

睡眠時間は十分に確保しているはずなのに、日中いつも眠いという人は、何が原因なのでしょうか。

睡眠の質は、体調、環境、ホルモンバランス、ストレスなど、色々な条件が複雑に絡み合って変化するものです。

今回は、常に眠い時に考えられる理由とその対処法をご紹介します。

1.寝室の環境が悪いせいで、熟睡できていない

まずは、寝室の環境を見直し、よく眠れる状態なのかどうかを確認してみましょう。

例えば、気温が高すぎたり、低すぎたりすると、寝苦しくなって、眠っているつもりでもちゃんと眠れていないことが多いです。

または、周囲からの騒音や、照明を付けたまま眠るなど、深い眠りに入りにくい環境の場合も、浅い眠りのまま一晩過ごすことになり、疲れが翌日まで取れず、眠気が残ることになります。

あとは寝具やパジャマの問題もあります。

枕が高かったり、布団が不衛生だったりすると、それが気になって安眠できませんし、パジャマが吸水性の低い素材の場合は、身体にまとわりついて、これもまた気になってしまいます。

このように、まずは、寝室や身の回りの環境を疑ってみて下さい。


2.ストレスで眠りが浅い

寝室の環境が万全でも、ストレスフルな生活を送っていると、睡眠の質が下がります。

なぜなら、ストレスを感じやすい環境にいると、身体の働きを促進する交感神経が活発になり、身体を休める副交感神経が劣勢になるからです。

このように、ストレスにより自律神経の切り替えがうまくいかなくなると、体内時計が狂い、夜眠れず昼間眠いという状態になってしまいます。

こんな状態を改善するためには、ストレスを溜めないことが一番ですが、現代人にはそうも行かない場合もあるでしょう。

そんな時は、毎日ぬるめの湯船に浸かって、強制的に体の緊張をほぐし、リラックス状態を作ることをオススメします。

または、昼間運動するなどして活動量を増やすことでも、身体が休息を求めて、夜にちゃんと眠くなるようになります。


3.生理前である

毎日眠いわけではなく、生理周期に合わせて眠たい時期が訪れる、という人も、たくさんいるはずです。

女性ならご存知の人も多いと思いますが、排卵後に出るプロゲステロン(黄体ホルモン)というホルモンの働きにより、昼間も眠くなることがあります。

これは、プロゲステロンの作用として、妊娠しやすいように体温を上げるため、夜間の睡眠の質が落ち、十分に眠れていないことから起こるようです。

このホルモンバランスの変化によって、どれくらい体調が変わるかは個人差があるようですが、特にその作用が強く出やすい人は、「月経前過眠症」という診断が下ることもあるようです。

これは、女性の体の働きによるもので、対処のしようが無いのが現実です。

ですから、この時期に眠くなる人は、自分の体が欲しがるままに、眠い時に可能な限り眠るようにした方が良いでしょう。


4.妊娠している

生理前にあまり眠くならない人でも、妊娠すると常に眠くなってしまう人が多いようです。

特に、妊娠超初期、生理予定日から数日経った程度の時期でも、強い眠気は発生します。

これもやはりホルモンバランスの変化によるもので、妊娠すると、生理前のホルモンバランスとは比にならないほどの黄体ホルモンが分泌されます。

そのため、普段は生理周期による体調変化が少ない人でも、妊娠すると眠くなったり、だるくなったりするのです。

もし、普段は生理前の眠気が無いのに、今回は異常に眠いな、と思ったら、妊娠の可能性を疑った方が良いかもしれません。

その場合は、やはり自分の体と赤ちゃんが眠りを求めていると思って、眠りたいだけ眠るようにするのが良いですね。


5.睡眠時無呼吸症候群などの睡眠障害が起こっている

次は、身体的な理由でちゃんと眠れていない可能性を考えましょう。

ちゃんと睡眠がとれない病気としては、睡眠時無呼吸症候群が最初に挙げられます。

眠っているときに何らかの理由で呼吸が止まってしまい、寝ている間に体が酸素不足の状態になるため、身体が休まりません。

そのため、ちゃんと睡眠時間を確保しているつもりでも、寝不足状態になるのです。

この病気は、肥満体型の人がかかりやすいと言われていますが、それだけではなく、鼻の形の問題だったり、舌の大きさや歯並びが影響して起こる場合もあります。

もし、睡眠時無呼吸症候群かもしれない、と思った時は、睡眠外来のある病院に行ってみましょう。

それ以外にも、ナルコレプシーなどの睡眠障害の可能性もありますので、色々な対処法をとっても、昼間の眠さが解消されない場合は、病院へ行くことをオススメします。

常に眠い時は早めに対処しよう

1日中常に眠い時、考えられる理由とその対処法についてご説明しました。

ちゃんと睡眠をとることは、心身両方にとって大切なことです。

睡眠不足は、身体の不調にもつながりますが、精神的にもマイナス思考になるなどの悪影響があります。

ですから、ちゃんと眠れていないと思ったら、なるべく早めに対処するようにしましょう。