妊娠線を予防する方法3つ。出産前にケアをしよう

最終更新日:2015年11月29日

妊娠後の出産で妊娠線が出来ることがあります。

そこで今回は妊娠線の予防方法をご紹介します。

1.まずは早めに妊娠線の出来にくいお肌のコンディション作り

妊娠線とは、妊娠してお腹が膨らむにつれ、肌の表皮の下にある真皮や皮下組織がその膨らみについていけずに断裂し、その下の毛細血管等が透けて見えるようになってしまうことです。

人により出来る大きさも場所も様々、妊婦さんの7割に出来ると言われているものですので、特別なものではありません。

ただ、お腹など目につき易い位置的や、皮下組織が透けて見えるため赤紫になり色が目立つので、ショックを受ける方もいるでしょう。

妊娠に伴う身体の変化の一部ですので、完全に防ぐことは難しく、また安産第一の妊婦生活で最優先すべきことではありませんが、無理のない範囲でケアすることで、発生する状態を軽減したいものですね。

一般的に、この妊娠線は出来てしまうとケアによって薄くなることはあっても、完全に消えることはないと言われています。

そこで、まず大切なのは事前のケアです。

シンプルな理屈ですが、肌が乾燥していて伸びが悪ければ、組織の断裂が発生し易くなり、妊娠線が出来易くなります。

そのため、心がけたいのが保湿。

最近は様々なメーカー・ブランドから妊娠線予防・対策のケア用品がたくさん出ていますので、探せばきっとご自分の好みや体質に合うものが見つかるはずです。

この場合注意したいのが、妊娠中は意外なものに身体がいつもと異なった反応をするということ。

それまで特段敏感肌でなかったのに、今まで使っていた化粧品で肌が荒れてしまった、などという話を良く聞きます。

また、悪阻などが始まると、化粧品の香りに不快感を覚える方も多いでしょう。

ケア用品は大きく分けてオイルタイプ・クリームタイプ・ローションタイプがあります。

オイルタイプのほうが保湿力が強く、より妊娠線対策に効果的と言われていますが、上記のように予想外の不調が出てくることも考えられますので、まずは妊娠中のあなたの体質にあったものを見つけてください。

そしてお腹が膨らみだしたら、と考えるのではなく、なるべく初期から始めましょう。

毎日お風呂上がりなどにケア用品でマッサージをするのがオススメです。

妊娠週数が進むにつれ、自分の身体に変化が起きてきて戸惑うこともあるかと思いますが、予防のためのケアで毎日自分の身体をチェックすることで、落ち着いた気持ちでその時の自分の状態を確認することも出来、一石二鳥です。

また、ケア用品は、量を惜しまず、しっかり適量で毎日用いることが大切です。

コスト面でも無理なく使い続けられる物を用意してください。


2.体重管理をしっかりと行う

妊娠線はお腹の膨らみに伴って皮膚が伸びきれずに発生するもの。

妊娠週数が進むにつれてお腹の赤ちゃんが成長すれば、当然お腹は膨らんできます。

それは妊娠が順調である証でもあり、喜ばしいことです。

それを妨げる必要はまったくありません。

ただ、妊娠のストレスから、ついつい食べ過ぎてしまうなど、自分の不摂生による体重増加は話が別です。

とくに妊娠すると食の好みが一時的に変わり、やたらとカロリーの高いこってりしたものや甘い甘いカロリーの高いものばかり食べたくなり、その欲求を節制せずにいると、急激に体重が増えてしまうことがあります。

いくら保湿などの妊娠線予防ケアを行っていても、ひと月で何キロも一気に体重が変わってしまっては、その効果も追いつきにくいものです。

必要な栄養をきちんと取り、気分転換の間食などはなるべく身体に優しいものにしましょう。

これも単に妊娠線の予防のためだけでなく、妊娠中の健康維持のために大切なことです。

また、その方の妊娠の状態などにもよりますが、激しいものではく、ウォーキングやマタニティヨガなどの適度な運動も、伸びにくい皮下脂肪を付きにくくしてくれるため、妊娠線予防になります。

検診に行った際に、そのときの状態でどのような運動であればしても良いか、医師に相談すると良いでしょう。


3.腹帯などでお腹を支えて負担を減らす

保湿ケアを行って、体重管理に気をつけて…健やかに妊娠週数が進めば、容赦なく、お腹は膨らんできます。

冒頭から申し上げています通り、それ自体は非常に喜ばしいことです。

でも、まるで自分のものではないかのように膨らむお腹を目にして、いよいよ妊娠線ケアなどが無力に思えてくる方もいるかもしれません。

そういったときは、腹帯やマタニティ用ガードルを使って、お腹を支えてあげるのも効果があります。

腹帯やマタニティガードルは、腰痛などがひどい方の対策としても効果があり、自分のお腹の重さを支えきれなくなった足腰を補助する物です。

お腹が重くなった分、下腹部の皮膚や上腹部の皮膚には負荷がかかりますので、この補助用品によってそれらを支えてあげることにより、多少なりと皮膚への負担を減らすことが出来ます。

医師や助産師によっては、その方針や妊婦さんの状態によって、腹帯やコルセットを推奨するかどうか意見が分かれることもありますが、まずは自分の身体と相談し、必要であれば第三者のアドバイスの基に、自分にあった補助用品を見つけましょう。

妊娠線を予防しよう

妊娠線予防法をご紹介しました。

妊娠線は妊娠・出産という女性の大きな身体の変化の中である程度いたしかたなく発生する物で、妊娠の安定を差し置いてまで予防すべきものではりません。

しかし、妊娠線の予防は妊娠中の健康の維持にも通ずる点があり、無理のない範囲でそれを行うことは、ご自身の身体の変化を受け止める良い機会にもなります。

まずはご自身に合ったケア用品を探すことなどから、楽しんで始めてみましょう。