温活って何すること?体温を上げる活動をしよう

最終更新日:2015年11月29日

温活とは体温を温めるための活動です。

人間の体温は36.5度が理想と言われています。

それより低いと、食べた物から栄養をしっかり摂取出来なかったり、体のリズムやコンディションが悪くなってあらゆる不調が出てくることがあります。

そこで温活、すなわち体温を高めて守るためのことを実践し、“冷え”にくい体質を目指せば毎日がもっと快適になるはずです。

1.衣服で体温を守る

体が冷えないように、肌が外気にさらされないように、インナーやアウターを着こなすだけで体感温度も上がりますし、体の熱も逃げにくくなります。

しかし、ただ重ね着をすればいいのかと言うとそうではありません。

インナーは肌に密着するタイプのものを選びましょう。

皮膚表面の熱の膜のようなものを封じ込むことで冷えにくくなります。

理想は上下長袖インナーですが、トップスやボトムスとのバランス的に無理な場合は、とにかく体の中心部からどこまでインナーでカバー出来るのか?で決めてください。

アウターについては夏でも冬でも1枚余分に着てみましょう。

夏でしたら薄手のカーディガンなどを、冬でしたら薄いダウンベストなどを持ち歩きましょう。

また、体の熱は手や足や首などから先に逃げていきますから、靴下や手袋、ストール、マフラー、カイロなどで効果的に放熱を防ぐことをオススメします。


2.低体温から抜け出すカラダを作る

体温とは体の温度のことですが、それを生み出しているのは体熱です。

そして体熱を作り出すもののひとつが筋肉。

筋肉の収縮によって血流が良くなり、心臓で温められた血液が全身を巡ることで体は温まります。

もちろん運動で筋肉を動かしたり筋力をつけるのは模範解答ですが、日々の習慣になりやすいことから始めるのがいいでしょう。

心臓から離れた場所ほど血行は停滞しやすいので、下半身をほぐす為に屈伸運動をしたり、ふくらはぎを揉むだけでも十分血流は良くなりますよ。

また、ビタミンCや食物繊維、辛味成分を多く含む食べ物で発汗作用を促し、基礎代謝を上げて血行促進することでも体を温められます。

よく知られているのは生姜や根菜類、とうがらしです。

あとはかぼちゃ、にんにく、ニンジン、小豆、もち米、ゴマなど。

寒い季節や寒い地域に採れるもの、色の濃いものなども良いです。

筋肉をつくる成分としてアミノ酸も積極的に摂取していきましょう。

牛肉の赤身や鶏肉のササミ、大豆などたんぱく質を多く含む食材から摂れますよ。


3.正しい入浴で体温を行き渡らせる

入浴はシャワーだけでなく、しっかり浴槽に浸かるのが良いですね。

血液が全身を一巡りするのには大体30分くらいかかると言われていますから、これぐらいの時間をかけて湯船でじっくり体を温めましょう。

冬はいきなりの半身浴では肩や背中などを冷やしてしまいますから、じんわり額に汗がにじむまでは首まで浸かり、そこから半身浴と全身浴を繰り返します。

温まり過ぎないよう、終盤は足湯を組み込んでも良いです。

体温というのは心臓付近が最も高く、手や足の先など心臓から遠くなるにつれて低くなり、その差は7~8度ほどあります。

これは内臓を冷やさないために体の中心部を優先的に血液で保温しようとする仕組みによるものです。

毎晩お風呂でゆっくり体を温めることで手足の毛細血管まで血行が良くなり、全身が温かい血液で満たされます。

結果、入浴後はしばらく体の中心と末端との体温差が縮まり、内臓機能も上がりますし免疫も高まるのです。


4.上質な睡眠で体温調節機能を高める

入眠のベストタイミングは入浴後30分~1時間です。

一時的に上がった体温が下がり始めるのがこの頃です。

体温が下がり始めると自律神経のうち副交感神経がより働き始め、眠気は起きます。

この時間帯に就寝することで快眠しやすくなります。

快眠とは質の高い眠りのことです。

一定の時間深く眠りにつき、浅い眠りとを交互に切り替えながらスッキリ目覚める、このような眠りを目指します。

体というのは睡眠中も働いていて、むしろしっかり眠れていなければ働けない組織があります。

その代表が自律神経です。

自律神経は快眠によってよりバランスが整います。

自律神経は体温調節も司っていますので、自律神経が乱れると体温調節も狂います。

人間は自分の力や意識で体温コントロールが出来ず、自律神経によってそれを担っています。

そのため気温や室温の変化、体調によって体温を上げたり下げたりすることを自律神経に委ねているのです。

睡眠不足がちの人は低体温や冷えに悩んでいる人が多くなります。

仕事など避けられない場合以外はとにかく眠るべき時に眠りましょう。

時間帯に加えて、照明や音、香り、寝具など快眠の条件は人それぞれなので、そのような睡眠環境に工夫をするのも大切です。

温活を進めていこう

体が冷える理由には大きく分けて3つあります。

それは体で熱が作られにくいことと、作られた熱が隅々まで届きにくいこと、そして作られた熱が逃げやすいことです。

温活とはそれに逆らうこととも言うことができます。

体でしっかり熱を作り出し、その熱を届けて逃がさないようにしましょう。