ローフードって何?生の野菜や果物を食べるセレブの間で流行中の健康法

最終更新日:2015年9月23日

最近よく聞く単語、「ローフード」。

このローフードとは一体何のことでしょうか?「フード」と付くからには、食べ物だということはわかりますが、それ以外についてはよく知らないという人も多いでしょう。

今回は、そんなローフードとはどんな食べ物かをご紹介します。

1.直訳すると「生の食べ物」

直訳すると、「raw(生)」+「food(食べ物)」で、いわゆる生の食べ物を指します。

例えば、生野菜や生の果物、それらを加熱せずにミキサーにかけたフレッシュジュースなどのこと。

現代では、ローフードとは、ただ生の食べ物を示す言葉ではなく、それらを食べる健康法のことを言います。

これらは、アメリカのセレブの間で注目を集めている健康法で、日本にも最近になって渡ってきました。

生の食べ物と言えば、日本人なら生卵やお刺身なども思いつきますが、この、健康法としての「ローフード」には、基本的には動物性の生の食材は含まれません。

野菜、果物など、植物性の生の食材のみを、ローフードとして考える人が多いようです。


2.生で食べると酵素が丸ごと摂れる

ローフードがなぜ注目されているのかと言うと、生の食材に含まれるビタミン類や酵素を、失うことなく丸ごと体内に取り入れられるためです。

熱に弱いビタミンCなどももちろん大切ですが、特に重要視されているのは、酵素の方。

この酵素というものは、熱に弱い性質を持っているので、野菜や果物を加熱調理してしまうと、失活してしまうのです。

酵素が失活せずに耐えられる温度は48℃とされているので、ちょっと温めるだけでも失活することになりますね。

これでは、いくらたくさん加熱した野菜をを食べたとしても、摂れる酵素はほんのわずかなものということになります。

せっかくの酵素がもったいないということで、なるべく生で食べた方が良いという考えが広まっているのです。


3.酵素とはどんなものか

では、この酵素を生のまま摂ることによって、どんな効果があるのでしょうか。

人の身体には、「消化酵素」と「代謝酵素」というものがあります。

消化酵素は、きっと皆さんもご存知でしょう、食べたものを消化吸収するために働く酵素です。

代謝酵素は、呼吸に関与したり、ホルモンの分泌や身体の組織を作る働きを助けます。

現代人の食生活は、消化の悪いものや加工食品を食べることが一般化しています。

ですが、これでは、消化の際に消化酵素をたくさん使ってしまい、代謝酵素に回す分が足りなくなってしまうそうです。

そのため、食べ物はなるべく酵素を含んだ生のものを食べるようにして、消化酵素をたくさん使わないようにするというのが、この健康法の原点です。


4.酵素を摂るとどんなメリットがあるのか

この酵素を生の食品から摂ることによって得られるメリットは、一体どのようなものでしょう。

先ほどの説明の通り、生の酵素を摂ると、消化酵素に使われる酵素が少なくて済み、代謝酵素に回せる分が多くなります。

代謝酵素を十分に使えるということは、身体の回復を促進させられるということですから、様々な面での健康効果が表れます。

例えば、体調が良くなったり、疲れがとれやすくなったり、朝の目覚めが良くなるなどの効果が出ます。

そして、美容の面でも、お肌の調子が良くなったり、痩せやすくなったりなどの影響が出るようです。

また、消化が良くなるということですから、胃もたれや便秘を解消するのにも役立ちますね。

これらのメリットを得られるからと、ローフードを食べようという風潮が広まっているのです。


5.ローフードを食べる際の注意点

しかし、ローフードを食べる健康法を実践するにあたり、デメリットもいくつかあります。

まずは、身体が冷えてしまうということ。

確かに、温かい食品を摂らない食生活を送っていれば、冷えてしまうのもわかりますよね。

この場合は、ローフードだけの食生活を送るのではなく、適度に加熱調理した食品を取り入れることで解消できます。

また、消化が良くなるはずが、逆に消化不良になってしまう場合もあるようです。

これは生の野菜を大量に食べ過ぎて、食物繊維が過多の状態になってしまい、胃腸の働きが追い付かなくなってしまうことから起こります。

身体に良いからと、あまりに極端な量を食べては本末転倒ですから、食事の量自体をほどほどにすることで、消化器官の不具合は抑えられます。

また、よく噛んで食べることでも、消化を良くすることができるでしょう。

他にも、農薬の危険性や、加熱しないことによる食中毒のリスクなどが提唱されていますが、これらは、素材をよく洗浄することで避けることができます。

ローフードを安全に取り入れてみよう

ローフードとは何か、そしてその健康法を行う際の注意点などについてご説明しました。

ローフードは、確かに身体に良い理屈が通っていますが、急激に生ものばかりを食べる生活に変えると、体長が付いて行かない場合があるのが難点です。

今、ローフードに興味を持っているあなたは、少しずつ生の食品を取り入れるところから始めてみてはいかがでしょうか。