生理前に起こる各症状と改善法【眠気、吐き気、痛みなど】

最終更新日:2015年12月9日

女性にしか理解できない、つらい生理痛。

ひどいと、毎月半分以上、生理のことでつらい思いをしなければならない人もいます。

生理前におけるいくつかの症状と、少しでも和らげるための対策についてご紹介します。

1.何となく痛いがずっと続く

生理前の症状として代表的な、下腹部痛です。

子宮が収縮することによって痛みを感じます。

排卵日を過ぎたあたりから、少しずつ痛くなることが多いです。

子宮はかなり下の方にあるため、痛む場所は下腹部です。

消化器系の腹痛と違って、痛さの波が少ないことが特徴です。

一定の痛みがずっと続くことが多くなります。

この腹痛への対策は、とにかく温めることです。

まずは、この痛みを発している下腹部を、できれば使い捨てカイロなどで温めます。

冬は、肌着に貼ってしまっても良いかもしれません。

何もなければ、手でさすって温めるだけでも、多少は改善されます。

「仙骨」あたりをさすったり、温めるのも大変効果的です。

仙骨は、お尻の割れ目の少し上にある骨で、陣痛の際にもここをさすると良いと言われるほど、子宮の痛みに効果があります。

また、便秘で腸内に便やガスが溜まっている状態だと、子宮にも負担がかかって痛みが増えます。

生理前は便秘になりやすい時期ですが、普段から気を付けることによって、生理痛も緩和されます。


2. 生理による頭痛

生理痛=腹痛のように思われるほど一般的な下腹部痛ですが、頭痛が起きる人もいます。

腹痛ほど認知されていなくて、生理と関係ないと思ってしまっている人もいるようです。

特に、生理の前から頭が痛くなり始めた場合は気が付きにくいですね。

しかし頭痛も立派な生理中、生理前の症状のひとつ。

腹痛でも同様なのですが、血行不良が原因のひとつになりますので、全身を温めることが効果的です。

ゆっくりと湯船につかると良いでしょう。

生理前から身体を温めていると、生理痛もいくらか軽いことが多いです。

また、こめかみの辺りや、目の周辺にあるツボをマッサージすると、多少は緩和されます。

3.肩こりや腰痛

腹痛や頭痛よりも、肩がこったり、腰が痛くなるのがつらいという人もいます。

これらの症状も、原因としては血行不良になります。

生理前~生理中は、血行が良くないことが多く、その影響が肩や腰にも出てきます。

腹痛や、頭痛の時と同じように、お風呂にゆっくりつかって、身体を温めることが効果的です。

ずっと同じ姿勢でいるとますますこりやすくなるので、簡単なストレッチを取り入れてみると良いでしょう。

また、生理の関係で肩や腰が痛くなる人は、運動不足な人が多いようです。

日頃から、適度な運動をするようにすると、生理前の痛みも改善される可能性があります。


4.異様な眠気

生理前、生理中に眠くなる、というのもよくある症状のひとつです。

これも男性には理解しがたいらしく「気持ちの問題」「大げさ」「男だって疲れて眠い」といった心ない言葉を浴びせられることもあるようです。

しかし眠くなるのはきちんとした理由があって、ホルモンバランスが関係しています。

とはいえ、眠いというだけで仕事や学校を休むわけにはいきませんよね。

眠気はやはり血行不良からくることが多いので、身体はしっかり温めましょう。

あとは、生理前や生理中は、無理に頑張ろうとせずしっかり睡眠、休息を取ることも大切です。

生理は決して病気ではありませんが、眠くなるというのは「身体を休めなさい」という脳からの合図です。

仕事や学校は休めなくても、無理をしないようにし、なるべくゆっくりできるように心がけましょう。

また、眠いからといってコーヒーを飲んだりするのは良くないので、注意して下さい。

コーヒーにはカフェインが多く含まれています。

カフェインは、ホルモンバランスに影響するので、生理痛の症状が悪化する恐れがあります。

生理前後は、なるべく摂取を控えた方が良さそうです。

5.吐き気

何と、生理前に吐き気までしてしまう人もいます。

急な場合は、つわりかと慌ててしまう人もいるでしょう。

しかし生理前の症状として、吐き気があるという人も時々います。

便秘と生理の影響で、胃が圧迫されて嘔吐してしまう場合があります。

また、生理自体や、下腹部痛によって貧血気味になってしまい、吐き気がすることも考えられます。

下腹部痛と併発している場合は、とりあえず痛み止めを飲み、安静にすることが一番良さそうです。

普段から身体を温めたり、適度な運動をして、便秘や睡眠にも気を遣うことで多少の改善はするでしょう。

しかし毎月のように吐き気までしてしまう場合は、日常生活に影響が出てしまうため、重症です。

無理をせず、なるべく早く病院へ行って相談することをオススメします。

生理前の各症状を改善しよう

生理前の症状は、個人差がありますが、生活習慣にも深く関わっています。

痛い時の応急処置だけでなく、日頃から注意することで、緩和されることも多くあります。

女性が約40年も付き合っていかなければならない生理、少しでも楽に乗り切れるよう、日々気を付けていきましょう。