体育会系が苦手で嫌いな人の心理とは

体育会系な部活や仕事が存在することをご存知でしょうか。

体育会系と言えば厳しいけれどさわやかで活発なイメージがあるでしょう。

ですが、そんな体育会系を苦手だと思っている人も多くなります。

なぜ嫌われてしまうのでしょうか。

そこで今回は体育会系が嫌いだという人の理由をご紹介します。

怒鳴られるのが嫌いだから

体育会系の部活や仕事では、上司や先輩に怒られる際に「怒鳴られる」ことも少なくありません。

特に、飲食系の会社などで店舗営業などに配属されると上司に怒鳴られることも多くなります。

もちろん、パワハラに当たるのですが、飲食の場合はお客様の命を預かり従業員にとっても危険な環境が多く生半可な気持ちではできないという愛情がほとんどです。

ですが、やっぱりミスをしたときに怒鳴りつけられるのは気分が悪いものです。

怒鳴られてもぜんぜん大丈夫で引きずらない性格の人は問題ありませんが、怒鳴られると委縮してしまったり、過去に嫌な思いをした人というのは反射的に大声を出して怒る人を嫌います。

そのため、怒鳴って大声をだすイメージのある体育会系を嫌いだと思っているのです。

上下関係が絶対だから

体育会系というと、上下関係が絶対というイメージが強くあります。

学生であれば年功序列、会社であれば役職の高い順に上下関係が出来上がっており、芸能界などは芸歴によって上下関係ができていますね。

この上下関係を重んじる体育会系は「先輩上司の言ったことは絶対」というような風習が強く残っています。

多少理不尽なことでも先輩や上司の言ったことであれば甘んじて後輩や部下は受けなければいけない…。

先輩たちもかわいそうだと思っても「昔は自分もやらされたから」というわけのわからない理由で自分がされて嫌だったことを後輩に命じてしまいます。

そういう理不尽な環境が人を成長させてくれることもあります。

しかし人によっては本当にストレスに感じたり、後輩に厳しくすることと「いじめて楽しむ」ことをはき違えてしまっている先輩や上司に当たってしまうとトラウマのような経験になってしまい、体育会系を嫌いだと思ってしまうようです。

年齢で上下関係が決まることに納得がいかないから

日本における上下関係のほとんどが年齢によってきまっています。

会社でもかなり優秀だったり秀でた才能がない限り、年功序列で立場は決まっていきます。

もちろん、自分よりも経験値の多い年上の人を敬うのは当たり前のことですが、年上の人や上司がすべて正しく、私生活でもその人を尊敬しなければならないというのはおかしな話です。

上司の命令だからといってプライベートな時間を割いてまでスポーツにつき合わされたり、食事で接待をしたりというのは「有能な上司」に限らず「無能な上司」でも部下は従わなければならないのです。

上下関係の厳しい体育会系ではこのような年功序列によるも多く、それを理不尽に感じている人も多いのかもしれません。

確かによく考えてみれば「生まれた年が一年早い」だけで命令を聞き従い、敬わなければならず、厳しいところであれば口答えも許されないというのは異常な関係なのかもしれません。

せかされたくないから

体育会系というとやはり体力勝負というか、力がすべてという印象を受ける人が多く先輩に言われたことを何よりも先に行ったり、自分の時間を削っても言われたことを必ずやり遂げてやっと認められる…といったような体力がものをいうイメージを受けます。

そのためマイペースにスポーツを楽しみたい人や仕事とプライベートをしっかり分けて働きたい人にとっては選びたくない部活仕事の部類に入ってしまうようです。

マイペースに人生を楽しみたい人にとって体育会系というのは上の人間に左右されるという苦渋を味わう環境と言っていいでしょう。

そのため、体育会系と聞くと拒否反応を出してしまう人がいます。

体育会系の人にトラウマがある

体育会系の環境の中で過ごしてきた人の中には、体育会系でない人に対しても同じようにふるまっても大丈夫と勘違いしてしまう人がいます。

特に年功序列な体育会家の環境にいると「後輩には何を言ってもいい厳しくしてもいい」と勘違いしてしまい、嫌がらせとも取れるような理不尽なことを言ったり、少しのミスで怒鳴ってしまったり。

もちろん、自分が体育会系の環境の中で先輩たちにされていたことなのでその人にとっては普通のことでしょうが、体育会系でない人にとってはとても怖いですしトラウマになってしまうこともあります。

そのため「体育会系が嫌い」という人の中には体育会系の人に嫌なことをされたという理由を持つ人も多くなります。

体育会系が苦手な人の心理を知ろう

体育会系とは厳しさに耐えるいい環境にも見えますが、嫌な思いをしたり向いていない人にとってはとても怖くて辛い環境なのかもしれません。

そのため体育会系な人が苦手という方も多くいます。

 

    「体育会系が苦手で嫌いな人の心理とは」への感想コメント一覧

  1. 1. 名無しのイケジョさん2018/05/21(月) 19:17

    体育会系のどのような部分が苦手意識に繋がるかが具体例を用いて説明されてあったので、わかりやすかったです。

  2. 2. ぽんぽん2018/05/21(月) 19:38

    私も体育会系が苦手なタイプなのですが、自分らの雰囲気にこちらを取り込もうという姿勢がどうも暑苦しくて苦手ですね。子供の頃からずっと変わらずです。

  3. 3. 名無しのイケジョさん2018/05/27(日) 00:44

    良く言えば牽引力があるのかもそれませんが、下の事を信用していないことが見え見えで、気に食わないことが有ると恫喝してくる上司を信頼なんてできませんし、そんな上司に付くと萎縮してミスが明らかに増えてしまいます……。

  4. 4. 名無しのイケジョさん2018/06/07(木) 21:57

    今の日大の問題のことがすぐに頭に浮かびました。体育会系が苦手な私にとっては異常とも言えるニュースでした。スポーツの裏側は厳しい世界だと思います・・・

  5. 5. 名無しのイケジョさん2018/09/06(木) 07:43

    私も体育会系が苦手で、向こうから嫌われることが多いです。私は何をするにも時間がかかってしまうので、見ていて嫌なのかなと思います。こちらも体育会系のノリや声が大きすぎるところが苦手で、やたらと自分達だけでつるんだり、偉そうな人が多いのが苦手です。
    スポーツが得意なのと体育会系は違うということですね。

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