手首が痛い時の原因とは。腱鞘炎や関節リウマチの可能性も

最終更新日:2016年6月11日

手首に痛みがあると、何をするのにも不自由してしまいます。

仕事をするのも大変ですし、家事もスムーズにはできません。

大したことがなさそうでも、意外とダメージが大きいのが手首の痛みです。

どうして手首が痛むのか、考えられる原因をご紹介します。

1.手首が痛かったら腱鞘炎かもしれない

手首に痛みを感じた時、その原因として考えられるのは、腱鞘炎になっているということです。

腱鞘炎とは、腱鞘という部分が炎症してしまう症状で、手首が腫れたり痛みが生じたりします。

そして手首を激しく使う仕事の人に、多く見られる症状です。

最近は仕事でパソコンを使う人が増えています。

パソコンを打つというのは一見大したことないような動作ですが、実は手首や指に、大きな負担をかけているのです。

毎日手首を酷使しているうちに、いつの間にか腱鞘炎となってしまうことも多いのです。

治療方法は、安静にして手首に負担を与えないようにすることです。

そして湿布を使ったり飲み薬で対応することもありますが、あまりにも症状が長時間続く場合は、腱鞘切開手術を行うこともあります。

手首を酷使することが原因で、腱鞘炎になってしまうことがほとんどです。

仕事でパソコンを使ったりして「手首を使っているな」と思う人は、あまり無理をしすぎないように気を付けるようにしましょう。

腱鞘炎になるということは、手首が悲鳴を上げているということです。


2.もしかして関節リウマチかもしれない

手首が痛い時に考えられる原因に、もしかして関節リウマチが考えられるかもしれません。

関節リウマチはどのような病気かというと、実は自分自身の免疫によって、関節に炎症を起こしてしまう病気です。

手首の関節に痛みが現れた時、他にも何か症状が出ていないかチェックしてみましょう。

発熱していたり倦怠感があったり、朝起きた時に関節が痛みだけでなく固まった感じがするようなら、関節リウマチになっている可能性が高いです。

関節リウマチの治療法としてもっともポピュラーなのは、薬物療法です。

消炎鎮痛薬やステロイド剤、そして抗リウマチ薬などを、症状に合わせて医師の処方に応じて使うようにしてみましょう。

また、リウマチに効果がある体操を治療に取り入れている病院もあります。

あまりに症状が重い時は外科手術などをする場合もありますが、症状を見ながら医師と相談して治療方針を決めていく形となるでしょう。

もし手首が痛いなら、自己判断せずに早めに病院にいきましょう。

もしかしたらその痛みは関節リウマチのせいなのかもしれないのです。

3.耐えられないほど痛いなら骨折しているかもしれない

耐えられないほどの痛みがあるなら、それはもしかして手首を骨折しているのかもしれません。

あまりにも手首が痛い時は、その原因に骨折を疑ってみることが大切です。

最近転んでしまって手をついたり、コンクリートや壁に手を打ち付けてしまったりしていませんか。

ぶつけた時は気が付かなくても、骨折している場合は後からズキズキと大きな痛みが襲ってきます。

転んだ時は、そのショックで手首を痛めていることに気が付かなかったりしますが、骨が折れているので、強烈な痛みがくるのは避けられないのです。

骨折してしまった場合は、痛みだけでなく熱が出ることがあります。

「これはおかしい」と思ったら、すぐに病院にいってちゃんと診察してもらうことが大切です。

骨折まではいかなくても、手首の骨にひびが入っていることもあります。

手首にひびが入っている場合は、何かにつかまったり重い物を持った瞬間、ズキッと痛みが走ります。

いつまでたってもその痛みが引かないようなら、骨折やひびがはいっていることが考えられますので、要注意です。

手首の骨は、私達が思っている以上に簡単に折れてしまうことがあります。

痛みが強い時には、骨折を疑って病院にいくことが何より肝心です。


4.手首の小指側が痛いならTFCC損傷なのかもしれない

手首が痛い時に考えられる原因に、TFCC損傷というものがあります。

もし手首の小指側が痛いなら、その可能性は非常に高いといえるでしょう。

TFCC損傷とは、いったい何なのでしょうか。

このTFCCという言葉を日本語に直すと「三角繊維軟骨複合体」となります。

いくつもの軟骨や靭帯が集まっていて、スポーツをしたり仕事で酷使したりすると、この部分を傷つけてしまって、痛みが生じることがあります。

ちょっとタオルを絞ったくらいでも、痛めてしまうことがあります。

また、加齢が原因で変形し、痛みを感じることもあります。

治療法としては、まずは「安静」そして湿布や消炎鎮痛薬などを使用した鎮痛処置、そしてステロイド注射やサポーターを付けて余計な負担をかかることを防ぐという方法があります。

これ以上悪化しないように、無理をさせないことが大切です。

手首の小指側が痛いと思ったら、TFCC損傷を疑ってみましょう。

早めに診察してもらうことで、悪化させないですむのです。

手首が痛い時は病院へ行こう

手首が痛い時に考えられる原因には、ずいぶんと色々なものがあります。

手首というのは、普段は意識していませんが、実はずいぶんと使っている場所です。

知らず知らずのうちに酷使していることも多いでしょう。

「何だか手首が痛む…」そう思ったら、迷わず病院に行って診察してもらうようにしましょう。

それが手首の痛みを改善する、一番の方法です。