何か悩んでいたり、辛そうにしていて声をかけても「何でもないよ、大丈夫」と言ったり、風邪やケガできつそうにしていて心配しても「このくらいなんてことない」などと強がって本心をさらけ出してくれない男性っていますよね。
そういう男性の心理はどのようなものなのでしょうか。
男らしくありたいと思っている
男なるもの、少々のことでは弱音は吐けないと思っている男性の心理です。
小さなころから「男の子なんだから、このくらいじゃ泣いちゃだめだよ」などと言われて育ったのかもしれませんね。
また学生時代は運動部だった人も体育会系的な考えをもっているので何に対してもストイックになりがちです。
そういう男性は大人になっても心のどこかで「男はこうあるべき」という考えをもっていがちですから体調が悪かったり辛い思いをしていても本音を他人に話して心配をかけまいとします。
特に、女性の前では自分の弱い部分を見せてなよなよしいと思われたくないと思っている男性も多いですので、あまりしつこく心配して男性の自尊心を傷つけないように気を付けたいですね。
女性に甘えるのが恥ずかしい
女性の扱いがうまい人なら、ここぞとばかりに甘え上手でもありますが、これまでにあまり女性と関わる機会が少なかった人は本音を見せて甘えたりすることが大の苦手です。
心配されたり、真剣な話になったりするのが恥ずかしいからです。
その為、女性の厚意も素直に受け止められなかったり、ついつい強がってそっけないふりをしてしまうのです。
そういう男性は、長い時間をかけてコミュニケーションをとる必要がありますので、まずはメールなど顔を合わせない状態で会話を交わしたり、彼が話しやすい環境を作ってあげるといいですね。
女性に甘えるのが恥ずかしいもうひとつの理由として、過去に女性に心配されているところを男友達にからかわれたり馬鹿にされたりした経験があるからかもしれません。
そういう人は他の人の目を気にせずに話せる場所で話をするほうがいいでしょう。
きょうだいの兄なので甘え方が分からない
彼のきょうだい構成を聞いてみると強がりの原因がわかるかもしれません。
彼がきょうだいの中で一番上のお兄さんだったり、妹がいるのなら「お兄ちゃんなんだからしっかりしなきゃ」とか「妹は自分が守らなきゃ」と昔から頑張ってきたのかもしれません。
そういう人は他人に甘えられることの方が多いので自分が甘えることが苦手な人が多いです。
苦手、というよりかは甘え方を知らないという人もいるでしょう。
ですのでついつい一人で頑張りすぎてしまったり全てを背負ってしまおうとしてしまうのです。
もしも自分も同じような立場なのであれば「私もそうなんだ」と気持ちの共有ができるというアピールをすることで、彼も少しずつ本音を見せてくれるようになるかもしれません。
自信がない
男性は特にプライドの高い生き物ですので、そのプライドを傷つけられるようなことがあれば自分の殻に閉じこもってしまう人もいるでしょう。
本音を見せたばっかりに、友達から疎外にされたり、信じていた彼女に裏切られてしまったり、そういった過去の辛い思い出がどんどん自分を追い込んでしまい、他人と関わったり本音でトークすることに自信を無くしてしまうのです。
そういう人は本当は甘えたり、本音で話したいのにそれができない状態です。
自分が本音を話すことで相手に引かれてしまうんじゃないかと恐怖心を抱いているので「どんなことでも気軽に話してね」とこちらの姿勢を見せてあげることで、彼も強がりをやめられるかもしれません。
意中の女性の憧れを目指している
もし意中の女性や彼女が「あの人かっこいい」と身近な人や芸能人のことを言っていたら、何にもないふりしてその人を超えたいと思っているのが男性です。
やっぱり、女性から身体も心もカッコイイと思われたいですもんね。
そういう男性には程よく褒め言葉をかけることで強がりすぎるのを防ぐことができます。
無意識の本能
ずっと昔から男性は生きる為に戦ってきました。
今はそんな粗々しいことはありませんが、競争社会の中さまざまなものと戦わなくてはいけません。
それに男性は女性を守ってもきましたので、やっぱり強い男でありたいでしょう。
だから特に大きな理由はなくても無意識に少々のことでは弱音を吐かないようにしてしまうのです。
女性からするとなんで本音を見せてくれないのか、ちょっとイライラさえしてしまいそうですが、これは男性の生まれ持った本能だと割り切ったほうが楽に付き合えるのかもしれないですね。
強がる男性の心理をしって対処していこう
一生懸命強がっていても、どこかで隙が見えてしまう男性も多いですよね。
その男性がどうしてそんなに強がりを言うのか、日頃の生活をじっくり観察することで対処法が見つかるかもしれませんね。
ただし、強がりをいう男性が本音を見せることは勇気がいることでもありますので、くれぐれも自尊心を傷つけないように気を付けましょう。
「強がりな男性の心理6つ」への感想コメント一覧
私は3項目目に出てくる兄弟の兄とは逆に末っ子ではありましたが、甘えている、寄りかかっていると見られるコンプレックスから皮肉なことにここに出てくる兄弟の兄と同じ方向に行ってしまうことがあります。ここに出てくるすべての事柄はやはり男というものは強い男でありたいという思いを幹とする枝葉のような気がします。