運命の赤い糸って何なの?運命の人と出会うには

「1度結ばれたら決して離れることのない、深い縁を持つ恋人同士」のことを「赤い糸で結ばれた関係」と言います。

人は皆、赤い糸で結ばれた相手を、長い月日をかけて探し続けているのです。

では、運命の赤い糸とは、具体的にどのようなことなのでしょうか。

日本と中国の古い伝説に書かれてある、男女の深い縁の物語から生まれた

運命の赤い糸という概念が生まれた背景には、いくつかの諸説があります。

中でも有名なものは、日本と中国の古い伝説です。

この2つの伝説は共に、男女の深い縁について描いた物語です。

この伝説が基になって、運命の赤い糸という概念が生まれたと言われています。

これらの伝説に共通する要素は「結ばれる運命にある男女の衣服もしくは体の一部が、赤い糸でしっかりと繋がっている」という描写があるという点です。

その描写から、赤い糸は、運命の男女を結びつけるための糸であると考えられるようになったのです。

赤い糸の赤は「血のように濃い縁」という意味を持つとも考えられる

なぜ運命の2人を結ぶ付ける糸が赤なのかというと、この赤は「血縁」を表すとも言われています。

血縁関係とは、言わば「切っても切り離せない、宿命の関係」です。

それだけ濃い縁で結ばれている関係であると言えます。

このことから「運命の赤い糸で結ばれた2人」は「実際に血縁関係にはないけれど、まるで血族のように濃い縁を持っている2人」という意味を持っていると解釈できます。

血縁関係は、どんなに切りたくても、人間の力では決して切ることができません。

この運命の絆を、男女の縁に置き換えたのが「運命の赤い糸」です。

赤い糸で結ばれた2人は、初対面であっても、一緒にいて安らぐ

運命の赤い糸で結ばれた2人は、前世からの深い絆を持っていると言われています。

そのため、一緒にいると、懐かしい気持ちになり、お互いに心が安らぐという特徴があります。

前世で強い絆を築いてきた2人だからこそ味わうことができる懐かしさと心地良さであると言えるでしょう。

不思議なことに、赤い糸で結ばれた男女は、たとえ初対面であっても、このような懐かしさや安らぎを感じることができるという点も大きな特徴であると言われています。

「初めて会った気がしない」とお互いに感じるため、スムーズにコミュニケーションが進むのです。

そして、そこから先の深い関係へと進んでいくのに、さほど長い時間はかからないことがほとんどです。

赤い糸で結ばれた2人の交際は、あらゆる人から応援される

普通の恋人同士であれば、時には家族などから交際を反対されてしまうことも少なくありません。

しかし、運命の赤い糸で結ばれた者同士の交際は、周りのあらゆる人から応援されるということが特徴です。

赤い糸で結ばれた男女が出会うと「今生において、当然結ばれるべき2人」であることを、周りの人が敏感に察知するようになります。

そして「この2人の関係を応援しなければいけない」という気持ちを生み出すようになります。

特に、双方の両親などは、全力で応援してくれるようになるという現象が見られます。

赤い糸で結ばれた男女の両方、もしくは一方に、今現在付き合っている別のパートナーがいた場合も、不思議な現象が起こります。

赤い糸で結ばれた男女が1度出会ってしまうと、前のパートナーとは自然に別れるという流れになります。

しかし、運命にサポートされている2人ゆえ、前のパートナーと別れる時も、決して険悪なシチュエーションにはならないという特徴があると言われています。

赤い糸で結ばれた2人は、1度疎遠になっても必ず再会する

運命の赤い糸で結ばれた2人であっても、何かの事情で離れてしまったり、疎遠になってしまうということもあります。

普通の恋人同士であれば、その時点で関係が終わってしまいますが、赤い糸で結ばれた2人は、後から必ず再会するという特徴を持っています。

赤い糸で結ばれた男女が身も心もしっかり結ばれるためには、それなりの心の器を整える必要があると言われています。

しかし、この2人が最初に出会ったのが時期尚早だった場合は、1度別れてしまうことがあります。

これは「お互い1人になって、もっと人間的な器を大きくするための修業が必要である」という意味を持ちます。

そして、お互いの修業が終わり、完全に準備が整ったら再会を果たすという結果になるようです。

但し、準備がなかなか整わない場合は、10年以上再会が叶わないというケースもあると言われています。

運命の赤い糸を持った相手を見つけよう

運命の赤い糸で結ばれた男女は、この世で必ず結ばれるという深い絆を持った2人です。

結ばれるということが生まれる前から決まっているため、2人が出会うと、まるで自分の一部を見つけ出したかのような懐かしさをおぼえると言われています。

しかし「運命を受け入れ、2人で共に人生を歩んでいく覚悟」が決まらないうちは、赤い糸の相手には出会えないと言われています。

この世に生きる人間には、誰でも赤い糸の相手が存在すると言われていますが、早く出会えるかどうかは、自分自身の覚悟と努力にかかっているのです。

 

    「運命の赤い糸って何なの?運命の人と出会うには」への感想コメント一覧

  1. 1. 名無しのイケジョさん2018/05/23(水) 23:24

    そんな起源があったとは知らなかったです。昔から何となく聞いていて、本当にそんな人がいるのかと思っていましたが、いろんな意味があって面白いですね。

  2. 2. エロ男爵2019/08/28(水) 13:11

    赤い糸なんて私は信じない。赤い鎖ならあるんじゃないか。首に巻き付いて強烈に締まってきて、生きるのも苦痛になってくる。私のどこがいいのかわからないが、一方的に思い込んでストーカーされるときついものがある。私ももう40になるし、適当に若い男でも見つけて幸せに暮らせばいいと思う。大体、性格は大体わかるが、顔も声も姿形も分からない、会ったこともない女を愛せるか。もっと現実を見ようと言いたい。