ビタミンD不足で起こる悪影響。骨折や眠気の原因にも

最終更新日:2015年5月10日

ビタミンDが不足することによって起きる悪影響には、どのようなものがあるのでしょうか。
各種ビタミン類は、健康的な日々を送るために欠かせない栄養素ですよね。

その中の1つであるビタミンD欠乏による悪影響の例としては、乳幼児の状況が挙げられやすいのです。

しかし、最近では、成人の間にもビタミンD欠乏が理由となり、様々な悪影響が取り上げられるようになってきました。
そこで、ビタミンD不足による5つの悪影響をご紹介します。

1.昼間も眠気が収まらない

忙しい日々を過ごしていても、夜、きちんと眠りにつくようにしていれば、昼間は元気に活動できます。
しかし、ビタミンDが不足しがちになると、昼間も眠気があって仕事や育児・家事等の際に困る場合が出てくるのです。

これは、アメリカで睡眠障害の患者を対象に臨床実験・研究を行った結果によるものですね。
血液中にあるビタミンDの割合が低く欠乏気味である場合、昼間の眠気が強くなってしまうという結果が出たというわけです。

ですから、多くの人が活動する時間帯である昼間に、眠気で様々なことに対する能率が上がらないと困りますよね。
そんな時があるのならば、ビタミンDが不足している可能性があるため、きちんとビタミンDを補給することが大切なのではないでしょうか。


2.痛みに対して敏感になる

気がついたら、体のあちこちに痛みを感じることが多くなったという人がいるかもしれません。
特に何か激しい運動や怪我をした覚えがないのに痛みを覚えたり、慢性的な痛みがあったりすると、日々の生活を心地よく送ることが難しいですよね。

このような痛みに対する反応が多くなる背景には、ビタミンDの不足が考えられます。
ビタミンDが欠乏気味になった結果、痛みを感じる神経等が過敏に反応してしまうのですね。

ビタミンD不足によって痛みを感じることが多いのであれば、痛みに対する対処療法だけではなく、ビタミンDのより良い補給に努めましょう。
そうすることで、痛みを軽減することに繋がるのです。

3.骨折しやすくなる

ちょっとしたことで骨を折ってしまうことはありませんか。
今までだったら、ただの打ち身や捻挫、擦り傷等で済んでいたはずの手足の負傷なのに、何故か骨折に至ることがあれば、注意しましょう。

このように骨が丈夫ではなく脆い面が出てくるのは、ビタミンDが足りてないにからかもしれないのです。
何故なら、ビタミンDは、骨の成長や強度に関わる働きをする栄養素だからですね。

ですから、ビタミンDが不足しがちになると、骨の健康を上手に維持することができなくなります。
そのため、カルシウムと共にビタミンDをきちんと補給して、骨が脆くならないように気をつけたいものです。


4.精神的に不安定になりやすい

妙にイライラすることが多くなったり、あるいは、気分が落ち込みやすくなったりすることが多くなったと感じることがありますよね。
特に、女性の場合は、月経周期によるホルモンバランスの変化でも起こりやすい精神的な不安定さがあるものです。

しかし、このような精神的な不安定さの原因に、ビタミンD不足が潜んでいる場合もあるので注意しましょう。
ビタミンDは気持ちを精神の安定に関わるセロトニンの分泌に影響を与える栄養素なのです。
また、血液中のカルシウム濃度を維持して精神を安定させる働きもします。

ですから、無用なイライラや落ち込みを引き起こさないためにも、ビタミンDの摂取を心がけませんか。
ビタミンDが不足しないように気を配りましょう。

5.高血圧になりやすい

血圧が平均値よりも高くなると、脳卒中や心臓発作といった命に関わる疾病症状を引き起こす危険性も強くなりますよね。
ですから、血圧の値が基準よりも高めになってきた場合は、気をつけることが大切です。

実は、血圧の値を下げて高血圧を予防したり改善したりする効果がビタミンDにあるという研究結果が出されています。
これは、ビタミンDが血管のしなやかさを維持して、血圧を正常値に保つために必要な栄養素だからですね。

つまり、ビタミンDが欠乏すれば血管の健康を損なう恐れがあり、結果として高血圧になることが考えられるわけです。
そのため、ビタミンD不足の状態にならないように注意することが大切になります。

普段の生活の中で上手にビタミンDを摂取しよう

ビタミンD不足で起きる悪影響を5つご紹介しましたが、いかがでしょうか。
ビタミンDは太陽の日差しに当たって紫外線を浴びることで、体内に作られていく栄養素になります。

しかし、紫外線の害が心配だったり、日々の生活が忙しくて日光浴の暇がなかったりする人が多いのではないでしょうか。

そのため、日々の食生活においては、ビタミンDを多く含む魚類を多く摂るようにしたいですね。

また、ビタミンDのサプリメントを上手に活用するのも良いかもしれません。
ビタミンDの欠乏による悪影響を受けないためにも、普段の生活の中でうまくビタミンDを補給しましょう。