図太い人の特徴とは?図々しい性格の裏にある心理とは

現代のストレス社会では、神経が繊細でうつ病を発症してしまったり、さまざまなメンタル疾患を抱えていたりする人が多くいます。

一方で、繊細な人が羨ましくなってしまうくらい神経が図太い人も存在しています。

ある意味では図々しく、周囲からも迷惑であると思われてしまう図太い人には、どんな特徴があるのでしょうか。

今回は、そんな図太い人の特徴についてご紹介します。

自己中心的

図太い人は、ものごと自己中心的に考えています。

常に自分の損得勘定だけで動きます。

例えば友達と出かける予定を立てるときでも、自分の予定を優先にしてスケジュール提案をしてきます。

それだけでは図太いとはいえませんが、特徴的なのは、友達がその日はダメだといっても、押し通そうとするところです。

図太い人は、友達の予定の方を変えさせようとします。

「その用事、他の日にできないの?」「○時からだったら空けられるんじゃないの?」「私はその日しか空いてないんだけど、なんとかならないの?」と、自分の都合だけを考えます。

相手の都合を考えているならば、このような発言はできないですよね?優しい人はつい合わせてしまうかもしれませんが、無理である場合ははっきり無理と伝えるようにしましょう。

人の迷惑を顧みない

人と友人関係を続けていく上では、相手に迷惑じゃないかな?と考えるシーンが度々ありますよね。

例えば深夜に相談したいことがあっても、今は寝ているだろうから明日にしようと自粛します。

この日は旅行に出かけていると知っていれば、電話をするのを控えます。

しかし、図太い人は人の迷惑というものを顧みることがありません。

例えば海外旅行へ行った友達に、尋常じゃない量のお土産をリクエストする。

思い当たる人はいませんか?海外旅行先では、予定がつまっていてあまり時間がないこともあるでしょう。

また、スーツケースもすぐに一杯になってしまうものです。

それにも関わらず、探さなければ見つからないような品物をリクエストしたり、大量購入を依頼するなんてことは、図太くなければできません。

迷惑なことも、平気で頼めてしまうのが、図太い人の特徴です。

人の気持ちの変化に気づかない

日本人には、ハイコンテクスト文化が根付いているといわれています。

ハイコンテクストとは、言葉で伝えなくてもその表情や機微で人の感情を察するというものです。

付き合いが長ければ長いほど、相手の仕草から感情が読み取れるのです。

しかしながら図太い人は、人の気持ちの変化に気づくことができません。

例えば何かをお願いしたとき、一つ返事で「いいよ」と返されれば快諾してくれたと思えますが、沈黙のあとに「あうん。

たぶん大丈夫かな」といわれたら「あ、いけないこと頼んじゃったかな?」と思いますよね。

それでも図太い人は言葉通りに取り、人の機微の変化を気に留めることがありません。

「大丈夫だって。良かった~」と思ってしまいます。

そういう場合は、言葉ではっきり伝えてあげる必要があります。

気づいてほしいと、相手の読み取り能力に期待することはやめましょう。

羞恥心がない

繊細な人は、恥ずかしいという気持ちが芽生えることがあります。

拒絶されたら恥ずかしい。

周りの人に変な目で見られるのではないか。

そんな感情です。

その羞恥心が邪魔してしまい、本来叶えられるはずだった夢、手に入れられたはずの物をみすみす逃してしまったという人もいるのではないでしょうか。

ときに羞恥心は、冒険する心の邪魔をしてしまいます。

ですが図太い人には、この羞恥心というものがあまりありません。

こんなことを言ったら恥ずかしいという思いがあまり無いのです。

そのため、普通の人なら恥ずかしいと思うようなことでも、行動できたり発言できたりします。

こんなことを言ったら嫌われてしまうのではないかとは思いません。

羞恥心というタガは無く、それよりも自分の目的を達成することが一番の原動力になっているのです。

目的のためには手段をいとわない、そんな傾向があります。

行動力がある

図太い人は、涙で枕を濡らすことがあっても立ち直りが早いことが特徴です。

図太い人にも悲しいことや悔しいことは起こります。

そのときはへこんでも、それをバネにして次の行動へと繋げていくことができます。

積極的に次の目標を見つけます。

目的のためなら手段を選ばない節もありますので、1日に予定がたくさん入っていても大丈夫です。

アクティブなので、むしろ予定がつまっていることで充実感を覚えます。

平日の夜も予定を入れたり、休日はいくつもスケジュールを詰め込んだりします。

自分の目的のためなら、迷惑を顧みずに友人や同僚を誘うこともあるでしょう。

例えば自分の都合に合わせて遅い時間から友人との予定を入れることもあります。

それまでの間、友人は待たされることになるので、これも図太い人の特徴といえるでしょう。

本来であれば、友人を待たせることのないよう後日に予定を組むものですが、図太いひとはそういった配慮をしません。

図太い性格をした人の心理を知ろう

今回は図太い人の特徴をご紹介しました。

あなたの周りにも、思い当たる人はいませんか?図太い人には、時として振り回されてしまうこともあるでしょう。

なぜこの人はこんなに図太いんだろう?と思っても、人の性格は変わりません。

もし、身近にいる図太い人に辟易しているのなら、対処法を身につけることをオススメします。

自分のペースを乱されてしまうなら、無理に合わせないことです。

図太い人も決して悪い人ではありません。

個性として捉え、付き合い方を自分でコントロールしてみましょう。

 

    「図太い人の特徴とは?図々しい性格の裏にある心理とは」への感想コメント一覧

  1. 1. 岩永桂2018/04/30(月) 09:43

    図太い性格の人への対処よりも、自分自身の図太さチェックの方が先決だと感じました。性格は悪くなくても周りを辟易させているのなら、改善を求めるべきだと思います。短所の中に個性あり、個性の中に長所ありです。

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