彼女の服装や容姿にあれこれ注文を付けて、最終的には彼女に嫌われてしまうという男性が最近増えてきています。
友達でいた頃は、どんな服装や外見でいたとしても何も言わなかったのに、付き合い始めてからそれらに対して口うるさくなるという男性もいます。
このようなタイプの男性の内面には、どのような心理が隠されているのでしょうか。
自分に自信を持つことができないので、できるだけ地味にしてほしいと思っている
人並み外れて容姿端麗だったり、ファッションセンスが抜群だったりする彼女を持った場合、彼女と自分を比べて自信をなくしてしまうという男性がいます。
このような男性の場合、外見が優れている彼女が隣にいると「彼女に比べて、自分は何て惨めな存在なんだろう」と必要以上にネガティブになってしまい、彼女に対してつい「できれば地味な服装をしてほしい」「メイクはできるだけナチュラルにしてほしい」などという注文を付けてしまう傾向があります。
このタイプの彼氏は、華やかな彼女が自分の隣にいるだけで、無意識的に自分の存在価値を低く見積もってしまうため、できれば彼女には、自分と同等かそれよりも地味な外見でいてほしいと願ってしまいます。
「女性とはこうあるべき」という固定観念がある
古風な考え方を持つ男性は「女性とはこうあるべきだ」という昔ながらの価値観を大切にしており、その考えを変えることができません。
このようなタイプの男性は、自分の彼女が少しでも華やかな外見にしていたり、露出度が高い服装などをしていた場合、容姿や服装のことに対してあれこれ口を挟んでくることが多くなります。
時には、父親のように、彼女に対してお説教をしてしまうという場合もあります。
古風な考えを持つ男性は、華やか過ぎる女性や派手な女性を極端に嫌い「女性は常に控え目で、男性に決して恥をかかせないような品の良い外見を心掛けるべきである」という理想を捨てることができません。
そのため、彼女がそれに反してしまうと、途端に我慢できなくなり、ついうるさく注文を付けてしまいます。
このタイプの男性は、彼女の容姿や服装だけでなく、彼女のマナーや言葉遣いに関しても、厳しくチェックしていることが多いという特徴があります。
彼女を自分のカラーに染めたいと思っている
自分にある程度自信があり、彼女に対しても「自分の考えに賛同し、ついてきてほしい」と考えている男性は、彼女を自分のカラーに染めたがる傾向があります。
そのため、このようなタイプの男性も、彼女の容姿や服装に対して色々と口を挟んでくることが多くなります。
このタイプの男性は、隣にいる彼女の存在すらも、自分の個性の一部であると考えており、自分の美学に合った女性を隣に置きたいという願望を持っています。
そのため、彼女を自分好みの容姿や服装に変えようと、あれこれアドバイスをしてしまいます。
このような男性を彼氏に持った場合、従順で素直な女性なら、喜んでその色に染まってくれます。
その結果、付き合っていくうちに、どんどん美しい女性に変身してしまうということもあります。
しかし、ある程度自分の考えや美学を持った彼女である場合は、猛反発してぶつかってしまうことが多くなります。
彼女を束縛したがっている
独占欲の強い男性は、彼女の容姿や服装を逐一チェックし、気に入らないと次々注文を付けてきます。
このタイプの男性の場合は「彼女を絶対に他の男性にとられたくない」という心理を、内面の奥底に常に持っています。
その心理がいつしか強迫観念となって「他の男性が、彼女に目を向けることに繋がるような行為」を全力で阻止しようとします。
そのため、もし彼女が容姿端麗であれば「メイクはしないでほしい」「露出度の高い服装はしないでほしい」などと注文を付け、彼女の美しさを外に出さないようにさせたがります。
彼女がファッションセンスのある人物であった場合は「華やかな服装は控えて、できるだけ目立たない地味な服装をしてほしい」という要求をしてきます。
このタイプの男性は、最初は容姿や服装に関する注文から始まり、日を追うごとに束縛の度合いが大きくなっていくという特徴があります。
自分の主張を通したい
彼女の容姿や服装に対してうるさく口を挟む男性は、概して「自分の主張を通したい」という心理を持っています。
この心理に関しては、どのタイプにも共通するものであると言えます。
本来は、お互い大人ですから、どのような外見をしていようがその人の自由です。
しかし、相手の自由を認めず、自分の好みを一方的に要求するという行為は、強引にワガママを通す行為に他なりません。
彼女の容姿や服装に注文を付ける男性の内面には「彼女の意志や自由を無視してでも、自分の好み通りにしてほしい」という心理が、多かれ少なかれ眠っていると言えるでしょう。
彼女の容姿や服装にケチをつける彼の心理を知ろう
彼女の容姿や服装にうるさい男性は、彼女の自由な考えよりも、自分の好みを優先させてしまうタイプの男性であると言えます。
心のどこかで「女性は男性に合わせてくれるものだ」と考えているため、自分の考えを通すことを最優先し、彼女の考えをあまり重視してくれない可能性が高いでしょう。
そのため、このようなタイプの彼氏を持った場合、彼氏の注文にこたえるのが嫌だと感じたら、早い段階でそれをはっきりと伝える必要があります。
彼氏の好みに嫌々ながら合わせ、その状態が長く続いてしまった場合、最終的に大きなストレスとなって心にのしかかります。
「彼女の容姿や服装にケチをつける彼氏の心理とは」への感想コメント一覧
確かに、全く逆のタイプで、容姿や服装に関してまったく口を出さない彼は、私を含めて他人の考えを尊重する人で、一緒にいてものすごく楽でしたね。
服装にうるさい男って小さすぎ。彼女の服装に(プライベート仕事中)に口出し無用 それでこそ真の男!彼女を尊重しなきゃ、
今の彼氏(私より一回りほど年上)がまさに服装にうるさいタイプです。先日のデートでは、待ち合わせして開口一番に「靴下が変!変えたほうがいいよ!」と言われ、その後デート中に数回言われました。その時は耐えましたが、次に同じようなことを言われたら言い返してみようと思います。
為になる記事、ありがとうございます。