女性にとって「ハグ」は精神的に安心感を得るための行動であることが多く、男性にとってそれはほとんどの場合セックスに結びつく行動と考えていいでしょう。
つまり、女性は「ハグそのもの」に魅力を感じますが、男性は多くの場合、「ハグだけでは満足できない」という気持ちになるのです。
そのため、「彼氏にハグしてほしいのに、なかなかしてくれない」という不満を持つ女性が多いのです。
ここでは、そんな女性が彼氏に、日常的にハグしてもらうためのテクニックをご紹介します。
ハグはそもそも欧米人の習慣であり、日本ではごく最近まで、男女間のハグは特殊なものと考えられていました。
異性間でハグする、つまり抱き合うことはセクシャルな意味合いがきわめて強いというとらえ方が、日本人の多くの常識だったわけです。
それは、今でもかなり色濃く、特に男性の中に残っている意識と言っていいでしょいう。
男性の多くは女性とハグするとき、それをセックスを連想させる行為であると認識するのです。
そうした先入観を持った男性は、精神的に「ハグ」という生活習慣からかなり遠いところにいます。
ですから、彼女ができても、「セックスを前提とせずに、女性と抱き合う」という発想がそもそもないのです。
そんな男性の意識を変えるには、できるだけ早い段階で「ハグ」を習慣づける必要があります。
できれば交際前から、大人数での飲み会などで、何かにつけてハグして盛り上がるということを、意識的に仕掛けるといいでしょう。
そして、付き合うようになったら、デートの別れ際などに自分からハグしましょう。
彼氏に「ハグは自然な愛情表現」と教え、慣れさせるのです。
彼氏の好きなスポーツの試合観戦を利用する
男性の多くはスポーツ好きです。
そして、スポーツ観戦においては、性別を問わず、近くの人と盛り上がり、ハグするということがふつうにあります。
欧米人の習慣とは無縁の彼氏でも、好きなスポーツとなると夢中になって、たとえばサッカーワールドカップで日本がゴールを決めれば、隣にいる人と見境なくハグすることがあるでしょう。
それを利用しましょう。
彼氏の好きなスポーツを自分も見るようにして、彼氏と同じチームなり選手なりを応援するようにすれば、彼氏のほうからハグしてくることがあるはず。
それを何度も重ねれば、やがて習慣になります。
習慣になれば、恋愛関係のシーンでも、自然にハグしてくれるようになるにちがいありません。
冬は「寒いよー」、それ以外は「さみしいよー」とアピールする
冬はハグの「旬」と言っていいでしょう。
とにかく、寒い。
寒いときには人間、誰かとくっつきたくなるものです。
よくテレビで紹介してしますが、厳寒地方のニホンザルは群れがすべて体を密着させて暖を取っています。
これを称して「猿団子」と呼ぶことがあります。
寒いときには猿でも人間でも、できるだけ体を寄せ合って、寒さをしのごうとする、これは生きていくための本能的行動と言っていいでしょう。
これを、冬は利用しましょう。
デート中、「寒いよー」とアピール。
彼氏が手を握ったら、「寒いのは手のひらだけじゃないよー」とさらにアピール。
肩を抱かれたら「肩だけじゃないよー」とアピール。
そして、最終的にしっかりとハグしてもらうのです。
一度、こうした段階を踏めば、次回からは「寒いよー」と言ったらすぐに、ハグしてくれるにちがいありません。
「キスよりハグだよねー」と、ことあるごとに言う
ほとんどの男性は、「愛情表現といえばキス」と考えています。
そして、「次は手を握ること」と考える男性が多いに違いありません。
女性にとっても、その2つは大事な愛情表現ではありますが、「ハグ」もそれに勝るとも劣らない、素敵な愛情表現です。
しかし、悲しいかな、多くの男性はそれに気づいていないのです。
そこでおすすめしたいのが、ことあるごとに「キスもすてきだけど、それよりハグのほうがもっと素敵。
人前で愛情を表現するなら、キスよりもむしろハグだよねー」とアピールする方法。
男性の中に「愛情表現といえばハグ」という意識は希薄なので、これを繰り返すことによって、彼氏に「ハグ」を強く意識させるのです。
「ハグしてサイン」を決めておく
そのようにして、ハグの習慣を彼氏に身に着けさせたら、次は「ハグしてサイン」を二人の間で決めましょう。
「ハグしてほしい」と思ったとき、たとえば「目をパチクリする」とか「ほっぺを膨らませる」「泣きべそ顔をしてみせる」などの表情をするようにするのです。
それを見た彼氏が「ハグサイン」とわかる表情などをして、彼氏に意志を伝えましょう。
すでに、ハグが習慣になっている彼氏は迷うことなく、ベストのタイミングでハグしてくれるにちがいありません。
女性経験があまりなく、女性をどう扱っていいか迷っているような初々しいタイプの彼氏には、特に有効なやり方といっていいでしょう。
ハグは周囲の迷惑にもなりにくい愛情表現
ハグは、いつでもどこでも恋人同士が行って不自然でなく、周りの人に迷惑のかからない愛情表現です。
ただし、女性と男性ではハグに対する感じ方が違いますので、上記を参考に、彼氏をハグ上手にしてください。
「彼氏にハグをしてもらう方法5つ。愛情表現を求めよう」への感想コメント一覧
私は小学生です。 デートもできないし、二人きりでいることもありません。 このページは大人に対する方法ですので子供(小学生~中学生)向けの方法をお願いします。