紫外線の強い夏や雪の降る寒い冬、帽子があれば頭をしっかり守れますよね。
今は機能性だけではなく、ファッションアイテムとしても注目されている帽子ですが、ムレたり被り跡がついてしまうことがあります。
今回はそんな悩みを改善する方法をご紹介します。
こまめに汗をふく
頭皮も身体と同じように汗をかきます。
実は頭皮には顔のTゾーンの2~3倍もの皮脂腺があると言われています。
なのに顔や首の汗は気になって拭いても、頭皮の汗までは気を使わない人が多いですよね。
しかしそれこそがムレの原因です。
汗を大量にかいたまま、一日中帽子を被りっぱなしだったりすると、蒸れて細菌繁殖を招く恐れすらあります。
そのため、こまめに頭部の汗も拭きとるようにしましょう。
トイレや屋内に入ったときなどには帽子を取り、そのタイミングで拭くように心がければ、頭部を清潔に保てます。
もちろん、一日の終わりにはシャワーでしっかり頭を洗い、その日の汗を流しましょう。
複数の帽子を使い分ける
洋服や靴はほとんどの人がたくさんの種類を持っていますが、帽子をたくさん持っている人はあまり多くはいません。
シーズン毎に買い足すのも、帽子は後回しにしがちです。
ですが、帽子も洋服や靴と同じように、汗や汚れがつくものです。
むしろ洋服のようにこまめに洗わない分、菌が繁殖しやすくなります。
汚れた帽子は蒸れやすくなるので、まずは帽子を清潔に保つことが重要です。
そのため、できれば洗濯可能な帽子が良いですね。
今は手洗いが可能な機能素材を使用していて、デザインも優れた帽子がたくさん出回っているので、探してみると良いでしょう。
また、お気に入りの帽子は2~3個は用意しておきましょう。
一度使った帽子は風通しの良いところで湿気を飛ばし、その間は別の帽子を使うようにしましょう。
複数の帽子を使い分けることによって、帽子の傷みも軽減でき、手持ちの帽子をそれぞれ長く愛用できるようにもなります。
通気性のよい素材を選ぶ
帽子の中が蒸れるのは、湿気が充満しているからです。
ということは、湿気を逃がすことが大切ということがわかりますね。
綿、麻といった天然素材のものは、通気性が良いだけではなく肌にも優しいので気持ちよく被ることができます。
麦わら帽子と呼ばれる天然草を使用したものや、ペーパー素材のものも軽くて通気性が良く、夏場は特に季節感も感じられるので街中でも被っている人を多く見かけます。
メッシュキャップも、風通しがよく軽くて丈夫な素材なので頭皮にストレスなく被れます。
冬場は防寒の観点から、ウールやレザーなど保温性のある帽子を選ぶことが多いですが、その場合は屋内に入ったら帽子を脱ぐなどして、帽子内の湿気を外に逃がすように心がけましょう。
サイズはきつくないものを
帽子を被っていて起こる悩みに、おでこや髪型に被り跡がついてしまうことが考えられます。
これを改善するにはまず、きつすぎない帽子を選ぶようにすることです。
きつい帽子は被っているうちに頭痛を引き起こしたりもします。
ですので、気に入ったデザインであっても、こめかみが痛くなってくるようなキツキツの帽子は諦めましょう。
頭の形によっても、被り心地のよい形は変わってきます。
お店で帽子を選ぶ際には、先入観だけで「これは被りにくそう」と候補から外すのは勿体ないです。
色々試してみると、同じような形の帽子でもブランドごとに被り心地が違ったり、頭にフィットするものが見つかるかもしれません。
ベースボールキャップで後ろにアジャスターが付いているものや、帽子の内側のスベリと呼ばれる部分でサイズの調節ができるものがあるので、ワンサイズ大きいものを選び、調節してかぶる方法がオススメです。
かぶり方を変えてみる
いつも深めに帽子を被っていて前髪に跡が付くのが嫌だ、という場合には、浅めに被ってみましょう。
まっすぐ被るとおでこに跡が付くのなら、斜めに被ってみるのもよいでしょう。
普段と被り方を変えてみると、跡が付きにくい被り方を見つけられるはずです。
また、一日中同じ位置で長時間被っていても、被り跡が付きやすいというのは想像できますよね。
そのため、トイレへ行ったりレストランやカフェで一休み…といったタイミングで帽子を脱ぎ、次に被るときは斜めにしてみるとか、被る位置を少しずらしてみましょう。
毎回同じ位置で被ると、頭部の特定の箇所だけが圧迫されることになるので、被り跡が付きます。
それを軽減することで、跡が付きにくくなり頭部への負担も減ります。
帽子の心地よくかぶろう
帽子をオシャレに被りこなすこともでき、スタイリングの幅も広がりますね。
まとめ帽子は、季節に合わせた防寒防暑のためのアイテムだけではなく、コーディネートのポイントとしても注目度が高まっています。
今や専門店以外にも、アパレルショップや雑貨屋さんなどで気軽に購入できるようになってきました。
だからこそ帽子の選び方や被り方を知り、帽子を取り入れたスタイルを楽しめるようになりたいですね。
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