離れ目な女性が、相手に離れ目を意識させないメイク術

自分の顔のバランスが大好きだと言える人はどれくらいいらっしゃるでしょうか?
美人で人気のモデルさんや芸能人の方でも人それぞれに悩みを抱えていらっしゃいますし、努力されている様子が雑誌等でも取り上げられています。

特に目の大きさや目の位置による顔の印象は大きく異なる為、女性にとっては最も気になるパーツではないでしょうか。
しかし女性はメイクで肌悩みや顔のパーツの悩みをカバーする事ができる為、なりたい自分に近づく事ができます。

では目が離れている、目と目の間が広い顔立ちの女性はどの様な点に気をつけてメイクをすればいいのでしょうか?
ここではそのポイントをご紹介します。

顔の黄金比を知る

顔には黄金比と呼ばれるものがあります。
これは一般的な考え方ですが、この黄金比に近づける事で美しく見えるというものです。

もちろん美しさには個人差がありますので、この黄金比が絶対とは言えません。
しかしこの黄金比をベースに考えると、離れ目だと言っても一体どの程度を目安にカバーすればいいのかが分かるのです。
黄金比とは顔の横と縦の幅が1:1.5である等それぞれのパーツごとに大きさの目安があります。

目に関して言えば、目の横幅1つ分が、目と目の間の長さと同じである事が黄金比だと言われています。

つまり、目と目の間が目の横幅1つ分よりも長ければ、離れ目であると言えます。
離れ目を持つ芸能人で言えば、ミランダ・カーさんや上戸彩さん等美しい顔立ちの方も多く、一般的には優しい顔立ちと言われます。

まずは黄金比を参考にご自身の好みや印象にあったバランスを見つけて下さい。

目眉に重点を置いた眉

まずは「顔の額縁」と呼ばれる眉を見ていきましょう。
どんなに素晴らしい絵を描いた所で額縁がまっすぐでなかったり、がたがたとした形であったりすれば絵は美しくは見えません。

それと同じで、眉は顔立ちを左右する大切なパーツで、眉の調整によりなりたい顔立ちに演出する事も出来るのです。
目が離れている方は、まず目頭の真上からすこし内側に眉頭を描き、長く描き過ぎない事がポイントです。

また顔の中心に重点を置く事で、視線が真ん中に集まる為に目が離れている事をカバーできますので、眉は眉尻ではなく、眉頭を濃い目に描きましょう。
この時あまりに眉頭を濃くしてしまうと、不自然に見えてしまいますので、眉を描き足す時には塗る様にではなく、一本一本を足す様に描く事を意識してください。

眉尻に近付くにつれてあまり多くは描き足さず、最後には全体を軽くブラシ等でなじませて下さい。
こうした眉頭を中心とした眉で顔の額縁を作る事で、顔の中心に目線を集める事ができ離れ目を意識させないメイクをする事ができます。

ハイライトを効果的に使う

ハイライトと言えば目の下や額、鼻筋等に使用するのが一般的です。
もちろん鼻筋にさっとハイライトを引く事で光が顔の中心に集まりますので目が離れている人にとっては効果的で、また立体的な顔立ちにもなりますのでお勧めのメイク術の1つです。

そしてこのハイライトは目元にもとても効果的なのです。
目は黒目を中心に左右に白目があります。
ハイライトをとって目の中心の「く」の字になっている個所にもハイライトを使用しましょう。

こうする事で、まず内側の白目が大きく見える効果がある事、目の内側に光が集まり離れ目をカバーできる事、そして美肌に見えるという光の効果まであるのです。
ただし広くつけすぎると逆効果になる可能性がありますので、あくまでも目頭の「くの字の際」にハイライトを入れる様にして下さい。

アイシャドウでワンポイント

アイシャドウを使用する時にもワンポイントです。
アイシャドウを使用する時にはどこからつけていますか?
多くの場合は目尻に濃い色をのせているのではないでしょうか。

しかし目が離れている顔立ちの方は、目尻にポイントを置くのではなく目頭から色を乗せる、又は目頭を中心に濃い色を乗せましょう。
目尻に近付くにつれて淡い色をのせる事で目頭に重点を置いたアイメイクとなります。
この時上まぶただけでなく、下まぶたの黒目の幅位まで色を乗せる事もポイントです。
ただしこのメイク方法であれば、アイシャドウの色は肌になじみやすい色を使用する事をお勧めします。

この方法は安室奈美恵さんのメイクで見る事ができます。
褐色の肌が特徴的な安室奈美恵さんは、離れ目な顔立ちも特徴的ですよね。
よくメイクを見るとブラウンやゴールドと言った色のアイシャドウを主に、目頭を中心としたアイメイクをされている事が分かります。

肌になじみやすい色を使用する事で目頭を重めにしたメイクでも、違和感なくなじませる事ができるのです。

離れ目だからこその利点も活かしたメイクを

目が離れている事をカバーする為に特に気をつけたいポイントをお分かり頂けたでしょうか。

離れ目だからこそ愛らしく優しい雰囲気の顔立ちである事も事実ですので、カバーするまでもないと思われる方は顔の中心に重点を置いたメイクをしなくても、外側に意識を置き過ぎないメイクをされる事をお勧めします。
まずは黄金比で自分の顔立ちを知り、どの程度カバーしたいかによってメイクの方法を変えることも大切です。

 

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