都心部から田舎に引っ越しをする人もいますが、田舎にいくとよそ者扱いをされるので冷たく感じることもあります。
田舎はもっと温かい人が多いと思っていたのに、出鼻をくじかれた思いをすることもあります。
そこで田舎がよそ者に冷たい理由についてご紹介します。
付き合いが短いから
田舎がよそ者に冷たい理由としては、まだ付き合いが短いので信用していないから様子を見ているのかもしれません。
誰でもいきなり引っ越しをしてきた人に優しくできませんし、相手を信用しなければ仲良くしたいとも思いません。
田舎では昔から同じような人との付き合いが長いので、お互い信頼関係が出来上がっています。
そこに他の土地から来た人がいきなり入り込んでも、なかなか受け入れてもらえないのは当然です。
田舎の人は先祖代々その土地で住んでいる人が多いので、自分代だけではなく親や祖父母よりも前からの付き合いを続けていることも多いです。
そのため安心した関係性ができているので、いきなりよその人が来ても同じように信用して欲しいと思っても無理な話です。
付き合いが長くなれば相手のことを信頼できるようになるので、田舎が冷たいと感じるのは単純に付き合いが短いことが考えられます。
話し方が違うのでよそ者だと思ってしまう
都心部から田舎に引っ越してきた人たちは、田舎の人たちと話をしても会話が聞き取れないことも多いでしょう。
地方にいくほど田舎固有のなまりや方言があるので、田舎の人にしか理解できないことも多いです。
田舎の人が都心部から来た人と話をすると、田舎の人とは違った雰囲気を感じるでしょう。
特に話し方もまったく違うので、同じ田舎で住んでいたとしてもいつまでもよそ者のイメージがあります。
郷に入っては郷に従えと言いますが、その土地の慣習だけでなく生活や話し方まで、すべてを受け入れなければなりません。
コミュニケーションをとるためには話をするのが一番ですが、田舎の藩士方でないといつまで経ってもよそ者扱いをされるでしょう。
冷たい態度をとっている訳ではなく、田舎の生活にしっかりと慣れ親しんでいないので、受け入れることができません。
田舎の慣習に馴染めていないから
田舎にはそれぞれしきたりや決まりごとがありますが、田舎に伝わる慣習をすべて把握していなければ、いつまで経っても受け入れてもらえません。
地域によって慣習は違うので、その慣習に従わなければよそ者扱いをされて当然です。
自分達はただ田舎に住みたいと思っているだけかもしれませんが、田舎では助け合う精神がまだまだ根強く残っています。
都市部のように他の人には無関心という訳にはいかないので、田舎に住んだらその土地の慣習を覚えて従わなければなりません。
すべての慣習を受け入れることができて初めて田舎の人だと受け入れられるので、それまでは少し冷たいと思われることは仕方がないことです。
すぐによその土地に出て行ってしまうと思っている
田舎の人口は年々減っているので、若い世代ほど離れて行ってしまいます。
田舎暮らしに憧れを持って移住してくる人はいますが、田舎の慣習や生活に飽きてしまい、すぐに他の土地に引っ越してしまう人も多くいます。
移住する前に思い描いていた生活と、実際の生活にかなりのギャップがあるので、田舎の生活に慣れずに出て行ってしまいます。
田舎に住んでいる人にとってせっかく来てくれた人なので仲良くしたいのですが、すぐに引っ越してしまうので仲良くしても無駄だと思ってしまいます。
長く住んでくれる人ならば喜んで仲良くしようと思いますが、田舎の生活が合わずに出て行ってしまってはどうすることもできません。
田舎がよそ者に冷たいのではなく、仲よくしたいのにすぐに出て行ってしまうので、長く住んでくれる人だとわかるまでは様子を見ているのかもしれません。
生活に慣れていないので冷たいと勘違いしているだけ
自分が住み慣れた土地には友達や知り合いができますし、慣れた環境なので住んでいても安心感があります。
一方都心部から田舎暮らしをする時に、慣れない土地に引っ越しをすれば、友達や知り合いも誰もいない状況になります。
今まで住み慣れていた環境とはまったく違うので、田舎の人たちがたとえ優しく接してくれたとしても、心の中では警戒しているので優しさを感じないのかもしれません。
田舎にいけば慣れていない環境の中で生活するので、慣れるまでは田舎は自分に冷たいと感じることも多いでしょう。
しかし住み続けて慣れてくれば当たり前の生活になるので、優しくされたら素直に受け入れてることができるはずです。
田舎が冷たいと感じるのは環境の変化によるものなので、生活に慣れることでだんだんと田舎の優しさを感じることができるようになります。
よそ者扱いされていても心が通じ合えば優しく接してくれる
田舎に住んでいる人にとってはよその土地から来た人なので、仲良くなって早く受け入れてあげたいと思っているはずです。
田舎に住むには慣習や習慣になれる必要があるので、すべてを受け入れることができないと信頼されません。
心が通じ合えば田舎もよそ者をしっかりと受け入れてくれるので、田舎の慣習に早く慣れて田舎人になりましょう。
「田舎の人たちがよそ者に冷たい理由。田舎のコミュニティだからこその理由がある」への感想コメント一覧
幼少期や昔から慣れ親しんだコミュニティーの中で育っているので、
突然現れた方には一目置いてしまう、というのが正直な感想。
その方の人となりが分かれば、普通におつきあいできますよ。
おっしゃる通りだと思います。田舎暮らしは慎重にした方が良いと思います。
「田舎に伝わる慣習をすべて把握していなければ、いつまで経っても受け入れてもらえません。」
「地域によって慣習は違うので、その慣習に従わなければよそ者扱いをされて当然です。」
「すべての慣習を受け入れることができて初めて田舎の人だと受け入れられる」
「その慣習を覚えてすべて従わななければならない」
転勤や親の介護などいろんな立場で来た人達もいるので少し横暴だと思いました。
そこの慣習を学び、人々を敬い、教えていただきながら力になれることはして生活したいは思いますが、
一方的な要求ばかりなのと上から過ぎやしませんか。
地元民にとってそれが対等と言う意味なのでしょうか、と疑問に思いました。
ステレオタイプのように言われてることに、人間関係があるが
田舎にも千差万別、地元だろうと余所者だろうと人間関係を避ける地域もある。
都会から来た人にありがちな、活動的な生活を好まない人も多い。
普段から親睦などないに等しい地域では、村八分など起きない、普段からお互いが悪意のない八分状態って言ったら伝わるかな。
挨拶に行ってもウザがられるところもある。勝手にやっとけって感じ。
都会人の勘違いにある人間関係を紡いで〜なんて家族がやってくるとほんとウザがられる。
静かな地域はほんと静かだから、吠える飼い犬なんかもいない。ということは、やかましい犬を連れてきた余所者には厳しい。
田舎には町内会と同類の講中という集まりがあるが、これも交流が盛んなトコと希薄なトコがある。つまりはそこに長く住む人たちの性質というか。
消防団に強制加入もあれば、草刈り満足にできんやつはひっこんどれってトコもある。
もちろん地域によっては真逆もある。
検索してみればわかると思うけど、ほぼ全部が同じことを述べてるステレオタイプ。
もともと実家があって子供の頃からよく里帰りしてましたっていう人など、そこがどんな地域性があるか知っていて、なおかつ自分の人格性格に合っているか否かを分かってる人じゃないと、そもそも田舎移住は無理。
当然逆の、都会暮らしも無理。
そもそも、田舎に何かしらの希望を抱くことから既に間違ってるんですよね。
ちなみに私のところは人も少なく、交流もほぼなく、ホント静かなトコなのでひっそり暮らせる場所です。
場合によっては買い物など都市部に出なければ一週間で他人を見るのは、郵便屋さんを1回くらいの場所です。自分の性格では天国のような地域です。
でも寂しがり屋や社交性を求める人には地獄だと思います。
庭にマムシも出るし、猪は地面をほじくり返すし、クマもいます。
移住の参考になりました執筆ありがとうございます