今、セクハラ発言がどこの会社でも問題になっています。
セクハラ発言は実に気分が悪いものですが、かといって喧嘩腰な態度で応戦するというのも、社会人としては感心できることではありません。
そこで、セクハラ発言を受けた場合、どのように返したら良いのかご紹介します。
「それ、セクハラですよー」と笑顔で冗談っぽく言ってしまう
セクハラ発言をされたら、「その発言が、明らかなセクハラであること」をあえてはっきり相手に言ってしまうのも1つの方法です。
但し、真顔でそれを言ってしまうと、その場の空気が重苦しいものになり、そこにいる全員が気分を害します。
そうならないためには、言い方を変えてみることがポイントです。
セクハラ発言に対して、「それ、セクハラですよー」と少々語尾を伸ばし気味にし、笑顔で冗談っぽく言ってしまうのです。
これによって雰囲気は和やかなままで保たれ、更に「その発言がセクハラであること」に関してもはっきりと意思表示をすることもできて、一石二鳥です。
特に、下ネタを言われた時には、この言い方を有効活用してみてください。
相手の発言が明らかにセクハラであることはハッキリ伝え、しかも明るい雰囲気を壊さないように言うことがポイントです。
外見について何か言われたら、「私の彼はかわいいって言ってくれますよ」と笑顔で返す
最近は、女性の外見に対して失礼なことをいうセクハラ発言も目立ちます。
しかしそこで怒らずに、「でも、私の彼はかわいいって言ってくれますよ」と幸せそうな笑顔で返しましょう。
彼氏がいてもいなくても関係ありません。
「私のことを最高にかわいいと思ってくれている人がいる」ということをアピールすることが大事なのです。
ここで「失礼ですね」と怒ったりすると、相手は面白がって余計にエスカレートします。
逆におどおどしているのも、「私はプライドのない女性です」と宣伝しているようなものです。
「パーフェクトな外見ではないかもしれないけれど、私は自分に自信を持っている」という態度で、堂々と明るく返しましょう。
そんな女性に対しては、相手は何も言えなくなります。
「まだ彼氏出来ないの?」「まだ結婚しないの?」と言われたら「私に気があるんですか?」と冗談っぽく返す
彼氏が欲しくてもなかなかできない・結婚したいのになかなかできないと悩んでいる時に、「まだ彼氏出来ないの?」「まだ結婚しないの?」というセクハラ発言をされると本当につらいものです。
しかし、そのつらさを相手にアピールしたり、怒ったりしてしまうと、「自分は惨めな女性です」と言ってしまうようなものです。
それでは自分がかわいそうです。
まずは立派な社会人女性であることに誇りを持ち、堂々とした態度で相手に接しましょう。
そして言った相手に対してにっこり笑い、「あら、そんなこと言うなんて、私に気があるんですか?」と冗談っぽく返してしまいましょう。
「今特定の相手がいなくても、女性として楽しんでいる」「パートナーがいようがいまいが、女としての自分に自信がある」という態度は崩さず、「モテる女」を演じる気持ちで返すことがポイントです。
「もっと女らしくしなよ」と言われたら、「好きな人と出掛ける時は女らしくしてますよ」と返す
服装や振る舞いについて、「もっと女らしくしなよ」と言われたら、「好きな人と出掛ける時は女らしくしてますよ」と、笑顔で幸せそうに答えましょう。
この一言は、自分がれっきとした女性であることの意思表示です。
それと同時に、「私の本命は他にいる」というアピールにも繋がります。
なぜ本命男性の存在をアピールする必要があるかと言うと、この手のタイプのセクハラ発言は、気がある女性に対して言うことが多いからです。
そのため「セクハラ発言を平気でするような男性は、受け入れない」ということを、暗にアピールして防衛線を張っておく必要があるのです。
実際にパートナーがいなかったとしても、「私にも女の部分がある。
でもあなたの前でそれを見せる気はない」という堂々とした態度で、笑顔でにっこり返しましょう。
「最近太ったんじゃない?」と言われたら、「幸せ太りですね」と返す
太ったということを気にしている女性はたくさんいます。
それをからかって「最近太ったんじゃない?」と言ってくる男性に対しては、「もしかしたら幸せ太りかもしれませんね」と、幸せそうに返しましょう。
「太ったんじゃない?」と言われて「えっ?」と動揺してしまうと、相手は益々面白がってからかってきます。
そして、「太ったキャラ」を作られてしまうことになります。
なので、「毎日が幸せ過ぎて太っちゃった」というスタンスをキープしながら、明るく返してしまいましょう。
セクハラを自信たっぷりで返すことがコツ
セクハラ発言を受けたら、まともに受け止めて傷ついたり怒ったりすることはオススメしません。
相手のセクハラ発言を「言葉の遊び」に変え、明るく自信たっぷりで返してしまいましょう。
どんな言い返し方をするにしても、「ユーモアを持って明るく、笑顔で」ということが大切です。
それをすることによって、嫌なセクハラ発言から一転、その場が、笑い溢れる和やかな雰囲気に変わることもあります。
そして、それを行ったあなた自身も、「ユーモアと明るさのある、魅力的な女性」というステータスを手に入れることができます。
「セクハラ発言を上手に返す方法とは?自信を持って反撃をしよう」への感想コメント一覧
セクハラされる側としては相手を負かしてやりたい気持ちになりますが、この記事に書いてある通り実際面と向かって戦っても良い結果とならないのが現状です。本文の内容は具体的な処世術として大変有効な手段だと思いました。
セクハラ関連のニュース最近多いですけど、なかなか言い返せる女性はいないと思います。この記事のように自信を持って反撃だなんて、自分には難しいと思いました。
4の「好きな人といる時は~」という返し方はとても参考になりました。「もっとこういう恰好をしたら?」と言ってくる人が多く、嫌な思いをしたときはそう言ってやろうと思います。