自尊心を高める方法3つ。自己評価を上げてプライドを持とう

自尊心という言葉は良く耳にしますが、正しく理解できているでしょうか。

自尊心とはその字の通り、自分を敬う気持ちの事で自分の行動や考え方への自信の有無につながります。

その反対が自己否定と言われる性格です。

ここではそんな自尊心の高め方をご紹介します。

他人に意見を聞く前に自分の意見を持つ

まず自尊心の低い人の特徴として、他人任せという一面があります。

自分で考えるよりも相手に意見を尋ね、それに従っていた方が楽でまた結果的に自分で考えた意見を否定されないという思いから来ているのかもしれません。

しかし、それではいつになっても自己形成ができず自分に自信を持つ事はできません。

誰かに意見を聞きたい時には、まず自分の中で自分はどうしたいのかを考えてみましょう。

まずは自分で考える癖、自分はどうしたいのか、何が好みなのかを口に出さずとも考える癖をつけるのです。

それにより、相手の意見を単に受け入れるのではなく相手の意見と自分の意見を比較する、または相手の意見を参考にすることができる様になります。

まずは何が食べたい、次のデートはどこへ行きたい等小さなことから自分の思いを伝えて見る様にしましょう。

これと言った意見やこれだ。

という明確なものが無くても、何となく2人で歩いている姿が想像出来れば、買い物や散歩も良いかなと伝えればいいですし、これと言って食べたいものが無くても魚が食べられる所、野菜がたっぷり取れる所等、ざっくりとした意見で構わないのです。

そうして自分の中のイメージを口に出す癖をつけることで、自分の意見を段々ともつことができる様になります。

悩みがある時も同じで、まずは信頼している人の意見を聞く前に自分で少し考えてみましょう。

自分の思いを口に出す事は、自尊心を高める為の大きな一歩です。

本当に自分を理解している人は自分しかいない

常に相手の意見や理解を求めている人、誰かから認められないと不安だと感じている人はこの自尊心が低い人の特徴であると言えます。

しかしここで大切なことは自分を本当に理解している人は自分しかいないという事を意識しているかどうかと言う事です。

例えば生まれてから大きくなるまでで、一番あなたを良く知っている人は誰でしょうか。

客観的に言うと育ててくれた両親や一緒に育った兄弟かもしれません。

しかし人の考え方と言うのは、環境や出会う人によって大きく影響を受けます。

学校や友人関係等で新しく出会う人に感化されたり、トラブルや不安から今まで積極的だった人が内向的に変わったりと人の成長には他の人の存在が必要不可欠です。

どんなに一緒に育った兄弟でも、学校や職場でのあなたやその周囲の人間関係までは分からないはずです。

つまり相手の意見や思いは客観的な意見であって、本当のあなたを理解した上で述べられたものではないと言う事です。

客観的な意見は確かに大切です。

しかし相手があなたを100%理解した上で意見を述べていると考えるのには注意が必要です。

相手の意見には耳を傾けるべきですが、自分を一番理解しているのは自分であると言うことを意識して、相手の意見はまず受け入れながらも一旦冷静に考える時間を作りましょう。

相手とは性格も違えば求めていることも違うはずです。

相手の意見がどんなに正しくてもそれがあなたに当てはまるかは分かりません。

まずは冷静に自分の中で消化する事が大切です。

比べるなら以前の自分と

自尊心が低い人に多いもう一つの特徴は、他人と比べる事です。

確かに他人はすごく優秀に見えるのに自分はダメに感じる事もあります。

しかし人は根本的に違うと言う事を理解しなければなりません。

例えば優秀な人材と呼ばれる人の話を聞いてみると、先祖代々裕福であったりお医者様の様な難しい職業に代々ついている人が多い家庭である場合もあります。

その様な人と、両親のどちらかを早くに失くし兄弟を養う為にアルバイトを掛け持ちしながら何とか高校を卒業した人、この2人を比べてどちらが素晴らしいか甲乙つける事ができるでしょうか。

もちろんどんな環境でも素晴らしい人はいるので、これは例えにしかすぎません。

しかしまず生まれ持った環境や能力自体が違うのに、それをどちらが幸せでどちらが優秀であるか等分からないと言う事です。

比べるとすれば過去の自分とです。

3年前の自分から何が成長したか、夢をかなえられたのか、夢をかなえる努力は実ったのか等、過去の自分とであれば比べることではっきりと成長が分かります。

そうなれば成長できていない自分にへこむ事があっても、そこから努力して成長していけばいいのです。

全く環境が異なる誰かと比べる事は無意味ですし、自分には自分のペースがあるにも関わらず勝手に比べて勝手に自尊心を失う事では成長は見込めません。

以前にできなかった事ができる様になる事こそ、成長です。

他人と自分の線引きを曖昧にせず成長をしっかりと捉えることで、そんな頑張っている自分を敬うことができる様になるのではないでしょうか。

自尊心を高めていこう

自尊心を高める方法をご紹介しました。

自尊心はちょっとした考え方のずれから失う事になりがちです。

まずは他人と自分を線引きし、自分も他の人と同様に特別であると言う事を理解しましょう。
参照:自尊心を高める方法4個

 

    「自尊心を高める方法3つ。自己評価を上げてプライドを持とう」への感想コメント一覧

     

    現在のところ、まだ感想はありません。ぜひ最初の感想を書いてください。

この記事への感想を書く