結婚式の受付は誰に頼めば良いのでしょうか。
主賓祝辞や乾杯の挨拶は、文字どおり主賓、またはそれに近い方にお願いするので、誰に頼むべきかはある程度しぼれてきますが、受付については悩む方も多いでしょう。
そこで今回は、その受付を誰に頼めば良いのかご紹介します。
明るく、人見知りのない人
受付は、これからはじまるあなたの結婚式の入口。
結婚式のスタートともいえる受付が暗くボソボソと話す人だと、ゲストも不安になってしまうかもしれません。
到着したゲストが気持ちよくなるような、明るい対応をしてくれる人が良いでしょう。
また、受付にやってくるゲストは受付をする人たちにとって多くが初対面ですから、人見知りの人は大きな負担と感じてしまうかもしれません。
受付を頼む人も、大切なゲストのひとり。
受付を頼むことでいやな思いをしそうな人は避けたいところです。
信頼のおける人
多くの場合、受付はゲストからのご祝儀を預かり、受付終了後、式場の担当者や新郎新婦などにご祝儀を渡すまで、ご祝儀を預かってもらわなくてはなりません。
ゲストのみなさんから預かったご祝儀は、普段めったに持ち歩かないような大金です。
もちろん、大切な結婚式にお招きするゲストの中から受付をお願いする人を選ぶのですから、もともと信頼のおける人だとは思いますが、それでも世の中どんな事態が起こるかわかりません。
ご祝儀を安心してまかせられる、信頼のおける人に頼みましょう。
ペアで仲のよい人たち
多くの場合、受付は新郎新婦側から2人ずつペアでお願いします。
どんな相手でもすぐに親しくなれるようなフレンドリーな人なら問題ありませんが、それなりの時間一緒に受付をしてもらうのに、2人が赤の他人では本人たちはつらいところ。
できればもともと仲のよい人たちや、少なくともお互い顔見知りの人たちに頼むほうが、本人たちの負担も少なくてすむはずです。
また、受付は流れ作業になる場合も多いので、そういった意味でもやはり連携プレーのとりやすい仲のよい2人が望ましいでしょう。
臨機応変に対応できる人
受付では、ゲストに記帳をお願いしご祝儀を預かる以外にも、特定のゲストにお車代を渡すなどの仕事が含まれる場合もあります。
お車代を渡す人が受付を担当する人の知り合いなら問題ありませんが、初対面の場合も充分考えられます。
記帳された名前を素早く確認し、お車代を渡す人かどうか瞬時に判断できるような人が安心です。
また、こちらが頼んだ仕事以外にも、ゲストからお願いごとや質問を受ける場合もあります。
そのような事態に遭遇した場合も考え、やはり臨機応変に対応できる人が望ましいでしょう。
普段の仕事ぶりを知っている人
ゲストにとって心地よく、臨機応変な対応を求められる受付の仕事ですから、そのような対応をしてくれるかどうか、普段の仕事ぶりを知っている人が安心です。
単に仲が良いというだけで、普段の仕事ぶりをしらないまま受付を頼み、いざ当日になったらうまく対応できず、本人はモタモタして恥ずかしいやら、ほかのゲストは受付に時間がかかってイライラするわでは、その場にいる人だれもがいやな思いをしてしまいます。
そのような事態を避けるためにも、職場の同僚や後輩はもちろん、学生時代のサークルや部活動の役職についていた人など、普段からその人の仕事ぶりを把握しており、安心して任せられる人にお願いしましょう。
なるべく負担の少ない人
受付は、受付自体の仕事内容はもちろん、ほかのゲストより早く会場に到着しなければならなかったり大金を預かったりと、お願いされた人にとっていろいろと負担のかかるものです。
遠方から来てくれる人や、小さいお子さんがいる人など、受付をお願いすることによってより負担のかかってしまいそうな人は避けたほうがベターでしょう。
ただし「どんな事情があってもあなたのお祝いのために協力したい」と、快く引き受けてくれる人がいたら、その場合はその気持ちに感謝して、思いきってお願いしましょう。
また、そうした負担を考慮し、受付をしてくれた人へのお心づけは忘れずに渡したいですね。
ほかの仕事を頼んでいない人
受付は負担の多い仕事。
余興や二次会の幹事など、ほかの仕事をお願いしている人は避けましょう。
まずはじめに受付の仕事をして、やれやれ終わったと思ったら次は別の仕事…では、お願いした人はあなたの結婚式を楽しむ余裕もなくなってしまうし、身も心も疲れ切ってしまいます。
あなたが結婚式の準備を何か月も前からするように、仕事を頼まれた人も、当日に向けて様々な準備をしたり、うまくできるかドキドキしたり、その仕事をするのは一瞬でも、あなたのために事前に負担をおってくれる人たちです。
そんな人たちの負担を少しでも減らせるよう、頼む仕事は一人につきひとつまでに抑えましょう。
ゲストは数多くいれど、受付を頼める人はおのずと絞れてくるのではないでしょうか。
上記の条件に適う人ならば、きっとあなたの結婚式に快く協力してくれるでしょうし、あなたの晴れの舞台のお手伝いができることを喜んでくれるはずです。
お願いする人が決まったら、早めに打診をして、そんな大切な相手への負担をなるべく減らしてあげましょう。
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