面倒でもやらないわけにはいかないのが、化粧直しです。
けれど苦手な方がかなり多いのではないでしょうか。
さらに化粧直しをしても朝のメイクの仕上がり通りに戻すことができないこともあります。
化粧直しの上手なやり方をご紹介します。
崩れのパターンを知っておく
化粧直しを始める前に、自分の化粧崩れのパターンを知っておかないといけません。
基本的には、お肌の質などに寄りますが、季節などによっても変化します。
崩れ方は大きく、乾燥タイプと皮脂タイプに分かれます。
メイクしてから時間が経った時、ファンデーションが粉っぽく浮いてしまうと、乾燥タイプです。
皮脂や汗で顔がテカってしまう、ファンデーションが流れてついていない状態になってしまう、このタイプは皮脂タイプです。
空調がきつい環境のオフィスで働いている方は、夏なのに乾燥していたということもあります。
この崩れのタイプを見極めて、ベースメイクを選ばないといけません。
乾燥崩れを起こす方は、リキッドファンデーションが最適です。
皮脂崩れタイプならパウダリーファンデーションを使いましょう。
皮脂崩れをする方の中でも特にテカリがきになるなら、BBクリームとルースパウダーの合わせ使いがオススメですよ。
崩れやすいTゾーンを中心に直す
場合化粧崩れを起こした部分に、ファンデーションを重ね塗りしても、絶対に美しく直せません。
まず脂取り紙で、テカリをおさえます。
この時、しっかり脂をとろうと思うあまりに、徹底的におさえる方がいますよね。
しかしこれはお肌に必要な水分まで取ってしまうことになります。
あくまでも皮膚の上の皮脂のみを吸わせる感覚で脂取り紙は使いましょう。
脂分を取ってから、コンシーラをのせます。
コンシーラがつきすぎと感じるなら、紙おしろいのパウダー程度の直しでも十分です。
もしも乾燥して崩れているなら、その部分には乳液などで保湿しましょう。
その後紙おしろいまたはファンデーションでカバーします。
全体的な崩れを直す
場合大きくヨレた、汗をかいてしまった、という時は、ベースメイクを直すことが肝心です。
こちらも最初は脂取り紙で皮脂を吸い取りましょう。
その後スポンジを使って崩れたファンデーションを取り去ってしまいます。
この時スポンジでこするようにしてしまいがちなので、崩れた部分にはミストをしておくことをオススメします。
乾燥防止のために顔全体にミストを吹きかける方もいますが、乾燥防止の保湿は乳液やクリームで行った方がよいですね。
崩れたファンデーションをキレイに取り去った後直接ファンデーションではなく、絶対に下地を使うようにしましょう。
これで「化粧直ししても、またすぐ崩れた」という失敗を防げます。
下地を忘れてしまった、という時には、コンシーラでベースメイクを直しましょう。
色むらやひび割れというオソロシイ状態になりません。
チークを上手に取り入れる
時間が経つにつれて、化粧崩れもさることながら、顔の疲れ自体も目立ってしまうことがあります。
こんな時は、どんなにベースメイクを直しても、イマイチな仕上がりにしかなりません。
チークを上手に使って、顔の疲れをカバーしましょう。
ナチュラルな血色に見せてくれる、コーラル系を選びます。
ふんわりと薄めにいれるだけでも、まったく印象が変わりますよ。
ただし、ガッツリラインとカラーを入れてしまうと「時間が経つにつれて化粧が濃くなっていく人」になってしまいます。
必ず明るい場所で、仕上がりを確認しながらチークをいれましょう。
リップカラーを変えてみる
リップをキレイに塗り直しても、朝と雰囲気が違っていること、ありますよね。
これも、疲れが顔に出てしまっている可能性があります。
リップカラーは朝と同じ色を塗るのではなく、少しトーンを上げたカラーを塗ってみるとよいでしょう。
ここで濃いリップカラーを塗ると、顔色などもよくなって見えることがあります。
ですが、メイクしすぎと見た人が感じることもあります。
濃いカラーに変えるよりも、ワントーン上げたカラーを塗るようにしたほうが、キレイに見えることが多いでしょう。
また、グロスなども上手に使うと、いつまでもみずみずしい雰囲気のメイクが保てます。
目の下のハイライトがポイント
ファンデーション全体を直せない時は、目の下にハイライトを入れるだけでも、崩れた感じを減らせます。
皮脂分をティッシュオフしてから、ファンデーションを顔全体に重ねると、どうしても厚塗りになってしまいますよね。
そんな時には、最初に大きく崩れている部分だけファンデーションかコンシーラでカバーします。
その後目の下だけにハイライトをトントンと置いていきます。
夕方になると「いつも疲れているよね」と言われてしまう方に、ぜひ試してみていただきたい化粧直し方法です。
化粧直しを上手にしよう
ベースメイクの直しは、9割の方が苦手と感じています。
上手にできないと気になるなら、ファンデーション以外での直しを取り入れてみましょう。
メイク直しのために取れる時間も重要ですね。
たっぷりとメイク直しの時間が取れないこともあるので、朝に崩れにくい、崩れても直しやすいベースメイクをしておくことが大切になります。
自分の化粧崩れのタイプを見極めて、適切なファンデーション選びをしておきましょう。
また夜に大崩れを起こす前に、こまめにメイク直しをすることで、美しさをキープできますよ。
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