リキッドファンデーションを塗っても肌に透明感がなくなり、のっぺりと見えるといった悩みはありませんか?
それは選び方や使い方に問題があるのかもしれません。
リキッドファンデーションを使って肌を美しく、さらに小顔に見せることもできる方法をご紹介します。
リキッドファンデーションを塗る前のスキンケアがとても大事
一見するとリキッドファンデーションとは関係がないと思われてしまいがちですが、リキッドファンデーション前のスキンケアはとても重要なポイントです。
正しいスキンケアをしないでいると、肌は乾燥してしまいます。
肌が乾燥してしまうと、リキッドファンデーションが肌にのりづらくなってしまいます。
オイリータイプの肌の方で、化粧水は使用するけれど乳液やモイスチャライザーを使用しないという方もいらっしゃいますが、実はそれは逆効果です。
化粧水のみを使ってスキンケアをしていると、肌は乾燥しますよね。
そうすると、肌がますます油分を出してその乾燥を補おうとしてしまいますので、余計にオイリー肌が加速してしまいます。
リキッドファンデーションを美しく塗るには、まずは肌そのもののケアがとても重要になってきます。
水分と油分のバランスを取る事がスキンケアにはとても重要です。
ブラシを使ってリキッドファンデーションを塗る
ブラシを使うとムラなく素早くリキッドファンデーションを肌にのせることができます。
それに加え、ブラシを使うことで、自分の手を汚さないで済むというメリットもあります。
リキッドファンデーションを塗るときには、必ず手を使うという女性も多いのではないでしょうか。
もちろん手で塗っても良いですし、手で塗ることで薄づきに仕上げることができるというメリットもあるにはあるのですが、あまりオススメしません。
ブラシを使ったほうが、より美しく仕上げることができるからです。
また、手を使った後に手に付いた油分の多いリキッドファンデーションを洗い流さなくてはいけません。
油分の多いリキッドファンデーションをキレイに洗い流すには、ある程度の時間がかかります。
朝の貴重な時間を有効に使うためにも、ブラシを使うことをオススメします。
最近では100円ショップなどでもリキッドファンデーション用のブラシを手に入れることもできます。
しかしプロが使うようなしっかりしたコスメブランドのブラシは仕上がりも使い勝手も大きく異なってきます。
お金に余裕がある場合にはコスメブランドのプロ仕様のブラシを購入されることをオススメしたいです。
顔のパーツごとにリキッドファンデーションの分量を調節する
肌のアラを隠したくて、リキッドファンデーションを多めに塗っていたりしませんか?
確かにアラを隠したい気持ちはよくわかりますが、これはNGです。
これをしてしまうと、確かに肌はある程度キレイには見えます。
けれども、リキッドファンデーションを厚く塗ってしまうことで肌が本来持っている透明感が失われてしまい、顔全体の印象がのっぺりと平面的に見えてしまいます。
そうなってしまうと、顔が大きく見えてしまい「小顔」とは程遠い印象になってしまいます。
またそれに加えて、当然ながら「厚塗り感」が出てしまいますので「厚化粧なイメージ」や「古臭いイメージ」「おばさんくさいイメージ」を相手に与えてしまうことにもなりかねません。
そうならない為にも、顔のパーツごとにリキッドファンデーションの分量を調節する必要があります。
ポイントはまず、顔の中央にリキッドファンデーションを多めにのせることです。
そして、顔の端っこに向かって、そのリキッドファンデーションをブラシで伸ばしていくようにしましょう。
そうすると自然とグラデーションができます。
自然なグラデーションができれば、顔に自然な立体感がうまれてきますので、のっぺりと平面的な印象の顔にはなりません。
また、ブラシでリキッドファンデーションを伸ばすことで、肌全体にツヤ感や透明感も出てきますので、肌をキレイにみせる事ができます。
最後にブラシの筆に残ったリキッドファンデーションを、頬の中央に叩くようにのせていってください。
顔の中央がしっかりカバーされていると、顔全体の印象がワントーン明るく見えますし、全体的に整った肌質に見せることもできます。
リキッドファンデーションの色味を使い分ける
リキッドファンデーションは3色揃えると、簡単に立体的な顔を作る事ができます。
1色目はご自身の顔のカラー、2色目は顔よりもやや暗めのカラー、そして3色目は顔よりも明るめのカラーです。
まずは、ご自身の肌の色よりも明るめのカラーのリキッドファンデーションを上まぶた全体、下まぶた、Tゾーン、あご、頬骨の上にのせます。
その際、面長の方は、あご部分にのせてしまうと面長感を強調させてしまいますので、強調させたくない場合はのせなくても大丈夫です。
その後に先ほど使ったブラシでリキッドファンデーションをブレンディングしていきます。
全体をブレンディングしてしまうと、ハイライト効果が薄れてしまう原因にもなりますので、ハイライトをのせた端のみをブレンディングしていってください。
次に肌の色よりもやや暗めのカラーのリキッドファンデーションをのせていきます。
のせるのは、頬骨の下、こめかみ、眉間の鼻筋に沿った部分のみです。
こちらも先ほど同様に、先に乗せたリキッドファンデーションのカラーとの境目をブレンディングしていきます。
リキッドファンデーションの段階でハイライトとシェーディングをすると、自然な立体感が作れるだけでなく、ブレンディングも簡単にできますのでオススメです。
ティッシュで抑える
リキッドファンデーションを塗り終わったら、ティッシュで顔全体を軽く押さえることが大切です。
ティッシュで肌をおさえる事で、肌の余分な油分を取り去る事ができます。
こういったひと手間を加えておくだけで、リキッドファンデーションが崩れてしまうのを防ぐことができます。
またそれだけでなく、一度ティッシュオフしておくことで、これから入れるパウダーがいれやすくもなりますので、このひと手間を忘れないようにしましょう。
パウダーをしっかり入れる
リキッドファンデーションを塗り終わったら、肌のテカリを防止するためにもパウダーをしっかりといれていきます。
パウダーは使わないという女性の方も多いようですが、リキッドファンデーションをしっかりと肌になじませて、定着させるためにもパウダーは必ずリキッドファンデーションとセットで使うようにしましょう。
特にテカリが発生しやすい鼻、あご、おでこには、パウダーを多めにいれています。
おでこの髪の生え際部分にも忘れずにパウダーをいれておきましょう。
この部分にパウダーを入れていないと、髪の毛と肌の境目が変に目立ってしまい、いかにも「リキッドファンデーションを塗っています」という感じが出てきてしまいます。
パウダーは、肌がスベスベとすべりがよくなってくるまでたたきこむようにしてください。
スベスベ感が出てきたら、パウダーとリキッドファンデーションがキレイになじんだ合図です。
ちょっとした一手間でリキッドファンデーションを美しく
ちょっと手間を加えるだけで、リキッドファンデーションはとても美しく塗ることができます。
毎日練習をするつもりで、メイクを上達させてください。
「リキッドファンデを上手に塗るための6つのコツ。リキッドファンデで肌を美しく見せよう」への感想コメント一覧
リキッドファンデは意外に難しいですよね。ムラが出来やすいので、いつもパウダーを重ねてごまかしていますが・・・。やっぱり分量の調節が大事なんですね。ティッシュで押さえるのも良さそうです。
リキッドファンデ一度使ったことがありますが、うまく使いこなせず結局普通のファンデに戻してしまいました。上手に塗るには塗る前からのスキンケアも必要だったんですね。