メイクは女性にとって大切な武器です。
「すっぴんの方が僕は好きだな」と言う男性も少なからずいますが、そういう人はナチュラルメイクとすっぴんの見分けがつかないまま、ナチュラルメイクを指してそう言っているということもあります。
ですからすっぴんが好きという男性が目の前にいても油断はできません。
男性に見せる顔をより美しくしておきたいというのは女性にとって至極当然の感情です。
ですが、イマイチメイクのやり方に自信の持てない人もいますよね。
そこで今回はメイクを上達するための訓練方法についてご紹介します。
肌の状態を整えると、それだけでメイクは上手になる
しっかりと保湿したり、毛穴ケアをしたり、メイクをオフするときもクレンジングオイルなどを使って優しく落としたり、そうした肌を良い状態に整えておくことが、メイク上達の訓練には欠かせません。
肌の状態を良いものに保つことがメイクのノリを良くするからということもあります。
また、そうやって基礎の部分から肌のメンテナンスをしておくことで、肌トラブルがあったときにいち早く気づき対処もできるからです。
何か肌トラブルがあった時にメイクでごまかそうとしてしまう人がいますが、それは肌にとっていいことではありません。
痕が残って後悔することにもなりかねませんから、毎日ケアしながらよく肌の状態を見て対応していきましょう。
どんなメイクも本物の美肌にはかないません。
キレイなメイクをする為に一番必要なのは美肌です。
メイクの上達の為にも、スキンケアも同時に力を入れていきましょう。
下地とファンデーションは安物を選ばない
メイクに欠かせない下地とファンデーションですが、これらのメーカーや品質は使ってみなければわかりません。
肌に合うかどうか、自分が気に入るかどうか、メイクが映えるかどうかは使った本人にしか感じ取ることのできないことだからです。
ですから色々な種類を試してみるのが一番ですが、この時あまり安物に手を出さない方がよいでしょう。
とはいえ予算もありますから、際限なく高いものから選ぶことはできないでしょう。
それでも平均的な価格帯かそれより上のものを選ぶほうがよいでしょう。
伸びや肌へのノリが違いますし、自信のない人でもキレイに塗ることができます。
また、少しでも品質の良いものを選べば、肌にも優しいことが多いです。
あまりケチケチしないで買い、上手に塗れるもので日々塗り方を会得していきましょう。
目元は「やや盛りめ」を意識してメイクをする
次に目元ですが、メイクがうまくできるようになりたいならばおろそかにしてはいけません。
しかし、ゴテゴテにアイシャドウをつけたり、バッサバサにつけまつげをして目立たせろというわけでありません。
もちろん、そういうメイクがお好みならしてもいいですが、あまりにやりすぎると見ている側は「ケバイな」という印象を持つこともあります。
かといって、気づかれないほどの控えめなアイメイクでは、あまり意味がありません。
ですから「やや盛りめ」くらいまでを意識して仕上げていくとよいでしょう。
リップカラーは「どんな印象に仕上げたいか」も考慮して決める
メイクがうまくできるようになるには、自分に合ったリップカラーをいろいろ試して見つけてみることが必要です。
店頭やインターネット上で見ていても、実際につけてみた口紅の色味は、なかなかわからないものです。
試供品があればそれも活用しつつ、いくつか入手して使ってみましょう。
目で見るカラーと自分の元々の唇の色に重ねた時の色とは変わってくるので注意しましょう。
そして「どんな印象に仕上げたいか」を考慮して一番いいカラーを決めていくことがメイク上達につながるでしょう。
メイクの手本となる人をイメージして近づけてみる
できるだけ、メイクの手本となる「誰か」をイメージしてメイクをするようにしてみましょう。
こんな顔立ちになりたいな、とか、こういうメイクをしたいな、と思うモデルさんや女優さんを思い浮かべ、そのイメージに近づくようにメイクをしてみるのです。
その人の画像があればそれを見ながらメイクしてみるというのもいいですね。
ポスターなどがあれば部屋に貼っておくのもオススメです。
憧れの人は、ずっと見ていると似てくると聞いたことがあります。
いつも目に入るところにおいておくことで、自分の好きなモデルさんや女優さんと同じ様な表情やメイクをいつの間にか習得できているかもしれません。
また、最近ではメイク動画もたくさんあるので、参考にしてみると良いですね。
動画をあげている人達は、メイク道具や商品に詳しく、メイクの方法もたくさん研究しているのでお手本になるでしょう。
すっぴん状態から商品を紹介しながら、メイクのやり方まで配信されているのでとてもわかりやすいですよ。
自分のなりたいイメージの人を見つけられるとより参考になるでしょう。
手本となるものがあれば、肌目元口元のメイクの仕方にばらつきが出ずに済みます。
さらに良いのは、化粧品売り場の販売員の方へ一度メイクをしてもらうことです。
的確なアドバイスがもらえるだけでなく、実際にどうやってメイクをすればいいのか実践してくれるので、あとからそれを自分なりに真似していけば良いでしょう。
これ以上ない「お手本」と言えるでしょう。
また、自分に合った商品を紹介してくれることもあるので、その場で購入しなくても聞くだけでも勉強になるでしょう。
なるべく毎日メイクをすると上達する
何事もそうなのですが、何度もやってみることでその腕は上達します。
はじめから上手な人はいません。
メイクも同様に、やった分だけ慣れますし、うまくなります。
はじめは、思う様にできなかったり、時間がかかったりするものです。
何度もする事で慣れてくると、自分なりのコツをつかめる様になり、短時間でキレイなメイクができるようになってきます。
失敗しても修正も手際良くできるようになります。
何事も経験が大切です。
肌への影響もあるので、必要以上にメイクをすることはないですが、外出の機会にはメイクをして少しでも経験を積んでみましょう。
たくさん写真を撮ると客観的に自分のメイクの不自然な点を見極められる
メイクは時代によって変化していきますが、自分のメイクも写真で客観的に見ることにより変化に気づきやすくなります。
気づかないうちに上達していたり、濃くなっていたり。
友達のメイクと比べてみることもできます。
この時のメイクの自分、かわいいなあと思える写真があったらその時のメイク方法を覚えておきましょう。
鏡にうつる顔と、写真で見る顔は違います。
写真に写った顔の方がほかの人から見える顔に近いでしょう。
お気に入りのメイク方法が見つかるまで、色々なメイクを試して色々な自分を作り写真に残しておくとメイクの研究に役立つでしょう。
メイクは基本を学び訓練することが上達への道
こうしてみると、新しい方法や変わった方法はないことが分かります。
スポーツと同じで、上達へのトレーニングは「基礎基本」に忠実に、そして経験を積むことが肝要です。
そうすることで、メイクがうまくできるようになっていくでしょう。
経験を重ねるうちに、メイクのレパートリーも増え、いろいろな自分を発見することもできるでしょう。
「メイクを上手くなりたい時の訓練方法7つ。コツを覚えて上達しよう」への感想コメント一覧
私はメイクが下手で、立体感のある塗り方が出来なくて困っていました。下地とファンデーションは良質なものを買う方がいいんですね。次に買う時は吟味したいと思います。
やはりメイクが上手になるためには記事にあるように練習練習研究が大切だと思いました。メイクが上手くなる様にというより、どう周りから見られたいかを意識するてより明確な方向性が定まるかと思います。
メイクは好きですが、時折手を抜いてしまうので、やっぱり普段から練習の気持ちを持ってしないといけないなと思いました。なかなか高価な物は手が出せないのですが、下地とファンデーションはもう少し金額を上げても良いかなと思わされました。