「好きだけど別れたい」と言ってくる彼氏の心理とは?実は裏の理由があるケースがほとんど

好きだけど別れたいと言う男性

彼氏から別れ話を切り出されたとき、その内容が「好きだけど別れたい」だったとしたらどうでしょうか。

あなたは「好きなのになんで別れるの?」と不思議に思うかもしれませんが、そこには彼氏なりの心理が働いています。

そこで今回は「好きだけど別れたい」と言ってくる彼氏の心理についてご紹介します。

他に好きな人ができたので別れたいと思っている

このようなことを言って別れ話を切り出す男性の多くは、優柔不断で中途半端だという特徴を持っています。

そして、自分がもっとも損をせずなんなら得をするように思索を巡らしているつもりです。

つまりそういった男性の言うところの「好きだけと別れたい」は「(他に好きな人ができた。君のことも)好きだけど別れたい」という意味であることが少なくません。

そういった男性は「他に好きな人ができたから、その女性にアタックしてみたいけれど、失敗したらいやだなあ。とりあえずこいつとは穏便に別れておくことで、あとから失敗してもヨリを戻せるように保険を作っておくか」などと不届きなことを考えている場合が多いのです。

おそらく彼氏からは別れ話と同時に「友達に戻ろう」という提案も一緒にされることでしょう。

その男性はもしも新しい恋愛が失敗した場合には、いずれあなたにまた連絡をしてくるかもしれません。

きっとそういった場合はあなたのもとに再び「彼氏」として帰ってくることでしょう。

けれど、そういった場合でもそれを受け入れるかどうかはあなた次第です。

自分の幸せがなんなのかを今一度しっかり考えましょう。

夢を成し遂げたいので別れたいと思っている

もちろん、先ほど説明したような打算的な男性はごく一部です。

そういったあさはかな男性もいるにはいますが、世の中にいるのは悪い男性ばかりではありません。

夢を実現するために一直線に突き進んでいくような男性は、彼女の存在が重みに感じたり彼女との未来をプレッシャーに感じて悩んでいる人もいます。

例えばスポーツ一筋な彼氏の場合であれば、練習に次ぐ練習で、あなたに構っているような時間はないという状態です。

また、そのような状態はあなたにとっても不幸であると彼氏は考えています。

だからこその提案です。

そういった場合でもあなたがその男性を好きなのであれば「それでも構わない」「あなたの夢をサポートしたい」という思いがあるはずです。

もしもそういった思いがあるのであれば、彼氏に正直に言って話し合ってみましょう。

あなたのためを思って、別れ話を切り出すような優しい彼氏です。

もしかすると、考え直してくれるかもしれません。

自分が悪者になって傷つきたくない

彼氏はあなたとは別れたがっているけど、とにかく自分が悪者の側に立たないようにしたいと思っているという可能性もあります。

「彼女を振る」という最大の悪者の演じ手は自分が引き受けるが、なるべくなら彼女に悪く思われたくないと思っているのです。

自分が傷つくことが嫌なので、お互いに笑った状態で別れたいとも思っているはずです。

そんな彼氏の傷つきたくない気持ちの表れが「好きだけど別れたい」です。

彼氏は「好きだけど」ということが「あなたへのせめてもの思いやり」だとさえ思っているのです。

とんだ思いやりですが、本当にそう思っていることが多いのです。

この場合、お互いに適当な状態で別れるよりもとことん話し合ってから別れた方が後々スッキリします。

すぐにヨリを戻してまた別れる……そんな腐れ縁にならないようにするためにも、彼氏とはしっかり話し合って、お互いの嫌な部分を突き詰めていきましょう。

分かり合えれば、もしかすると前よりも好き合う関係になれるかもしれません。

あなたから責められるのが面倒くさい

彼氏はあなたから責められるのを面倒くさいと思っているのかもしれません。

もしも彼氏がただ単に「別れよう」と言った場合、あなたは確実に「どうして?」と理由を問いただすでしょう。

自分ではうまくいっていたと思っていた相手にいきなり別れ話をつきつけられるのですから、その理由を尋ねるのは当たり前のことともいえるでしょう。

しかし、あなたの彼氏は「どうして?」と尋ねられることを面倒くさいと思っているのかもしれません。

そこであなたの彼氏はあなたの「どうして?」には明確な答えを返さないで、はぐらかしたり話を変えたりするかもしれません。

そうなると、あなたはきっと彼に対してイライラしたり責めたりすることでしょう。

「どうしてうまくいっていたのに、いきなり別れようなんて言うわけ?」「わたしになにかだめなところがあった?早く話してよ」などといったような具合です。

そうなるとあなたの彼氏はもう最高に面倒くさくなってきます。

なぜなら、彼氏はあなたに別れたい理由を言いたくないのかもしれませんし、もしくは彼氏自身さえどうして別れたいと思っているのか自分でもその理由がよくわからないという場合もあるからです。

ですから、こういった彼氏にとっては「めんどうくさい」事態を避けるために生み出されたのが「好きだけど別れたい」なのかもしれません。

こういった言い方をしておけば、さすがに「どうして?」とは聞かれるかもしれませんが、あまりあなたを怒らせたり責められたりする危険性がなくなると彼は思っているからです。

あなたは彼氏から「好き」と言われれば、嬉しいはずです。

彼氏はその気持ちを利用しています。

「別れたい」という前に「好きだけど」という魔法の言葉をつけ加えることで、ワンクッションおいてあなたに責められないようにしようと考えているのです。

「そんなのずるい…」とあなたは思うかもしれませんが、たとえ優しい男性でもこういった打算的な考え方をする人は珍しくないのです。

なにか大きな事情があり別れようとしている

もしかしたら、あなたの彼氏は本当に文字通り「好きだけど別れたい」のかもしれません。

あなたのことは本当に大好きで、付き合いたての頃からその気持ちはまったく変わっていません。

けれども、どうしてもあなたとは別れなければいけないような大きな事情があります。

もしかするとあなたの彼氏は、ご両親の借金を肩代わりして一生大きな借金を背負うことになったのかもしれません。

もしくは、家族が大きな病気になって倒れて、介護をしなければならなくなったという可能性もあります。

自分自身が不治の病におかされていることが発覚したり、交通事故をおこして誰かにケガをさせてしまったり、兄弟が事件をおこして犯罪者の家族として生きていくことになったり…人生には思いがけない災難やトラブルが突然ふりかかってくるものです。

こういった突然の大きな災難は、ドラマや映画だけの話ではないのです。

もしもあなたがそういったトラブルにみまわれた場合、あなたの大切な彼氏を巻き込みたくないと思うこともあるでしょう。

もしかするとあなたの彼氏もそういった状況にあるのかもしれません。

そういった場合には、彼氏の話を聞いてあげることも大切です。

男性は別れ話が苦手で中途半端な言い訳として「好きだけど別れたい」と言う

男性は基本的に別れ話が苦手です。

できることなら安全穏便に別れたいと、中途半端な理由を選ぶことも少なくありません。

男性がなぜ別れたいのか、その理由をしっかり聞き出してから判断するのも遅くないでしょう。

 

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