学生の頃から試験のための暗記が苦手、大人になってからも商品の名前などが覚えられない、など暗記力が悪く、悩んでいる人もいるでしょう。
多少の暗記力は持ちたい、と思ってしまいますよね。
覚えられない人に効果的な暗記方法を見ていきましょう。
書きながら覚える
書きながら覚える暗記方法は、よくやっている人もいるでしょう。
覚えなければいけないことを紙に書いていくことで、能が刺激を受け、どんどん覚えられるのです。
もちろん眠い時や疲れている時は、ただ書き続けているだけになってしまい、全く覚えられないこともあるので要注意です。
できるだけ元気な時に、覚えたい言葉を10回ずつ書く、ノート一面に書いてみるなど、たくさん書いて覚えましょう。
ついでに漢字もしっかり書けるようになったり、ある程度時間が経っても頭にその言葉が残っていたり、普段よりも暗記していることが多いはずです。
自分で質問を出しながらそれに答えていく
覚えられない人の多くは、覚えなければいけない言葉などそのままそれだけで覚えようとしていることがよくあります。
自分の会社で扱っている商品の名前を覚える場合、名前、特徴、値段、などの詳細を合わせて知り、それを自分に質問形式で出していきましょう。
例えば「ピンク色でウサギの形をした100円の商品の名称は?」など質問を作り、自分でそれに答えるようにします。
その質問と回答を繰り返すだけで、簡単に暗記ができ、気がつけば膨大な量の情報が頭に入っているはずです。
一度覚えたら、時間を空けてもう一度覚える
よく暗記勉強をした後には寝た方がいい、などと言いますよね。
一度暗記ができたら、時間を空け、もう一度覚えているか試してみましょう。
「覚えて、時間を空け、また覚えているか試す」を何度か繰り返すことで、確かに暗記することができるようになるものです。
とくに英単語など普段はあまり使わなくて覚えておくのが大変なものはこの方法を取りましょう。
ある程度覚えたら、半日時間を空け、また覚えてみるのです。
忘れてしまってもいいので、暗記力を試さなければいけない日までできるだけ毎日その作業を続けるようにしてみましょう。
動きながら覚える
人は机に座って暗記勉強をすると、なぜか頭に入ってこない場合が多いものです。
おもいきって散歩に出るなど、体を動かしながら覚えてみましょう。
覚えなければいけない文章などを紙に書き、手に持ちながら歩けば、すぐに見直すこともできます。
外を歩いていて、何かブツブツと言っているのを人に見られるのが嫌であれば、家の中を歩き回ったり、夜に歩きながら覚えたり工夫しましょう。
ただ座って暗記する作業よりも脳が活性化し、同じ量の暗記でもすぐに頭に入ってくるはずです。
声に出して覚える
覚えられない人の多くは、暗記している作業中も他のことを考えているなど、しっかり集中してないことが多いものです。
暗記したいことは、はっきり声に出し、言うようにしてみましょう。
とくにプレゼンテーションの内容などは、最終的に声を出して発表するものです。
暗記の段階から実際に声を出すことで、その言葉の言いにくさや自分が噛んでしまうポイントなども見極めやすくなるはずです。
また当日、緊張もあり、暗記したことが飛んでしまっても、一瞬メモを見たら思い出すなど、声に出すことで頭に記憶が残りやすくなるものです。
友人や家族の前で発表する形で覚える
暗記をしなければいけない状況、ということは試験があったり、発表があったりするから覚えなければいけない、ということでしょう。
口述試験やスピーチなどは覚えたことを相手に伝えなければいけないので、暗記の際も誰かを相手にして発表する形で覚えましょう。
最初は言いたいことをメモし、それを見ながら発表します。
だんだん一文ずつ覚えていき、最終的にはメモなしで全部言えるようにします。
友人や家族など聞いている人には質問してもらったり、分かりにくい所を指摘してもらったりしましょう。
相手がいる暗記方法なので時間もかかりますが、その分、本番を想定できているので、暗記したものがしっかり頭に入っているはずです。
効果的に暗記しよう
覚えられない人に効果的な暗記方法は、書いたり、自分で自分に質問したりしながら覚えることです。
また一度覚えたことを、時間を空けてからもう一度覚えたり、友人や家族の前で発表する形をとったりするのもオススメです。
暗記が苦手な人は、まずは色々な方法を試し、自分に合う方法を見つけるようにしましょう。
「暗記の方法とは?覚えられない人に効果的な暗記方法とは」への感想コメント一覧
暗記が苦手であまり勉強してこなかったことを後悔しており、現在英語の勉強中なので、この方法で単語を覚えていきます。学生時代にこちらの記事に出会えてたら良かったなと思いました。
テスト前などはひたすら書いて覚えていましたが、動きながら覚えるということは初めて知りました。機会があれば試してみたいです。
学生の時は日本史や世界史などの暗記ものが苦手だったので、もっと早く知りたかったですね。確かに声に出すと覚えやすそうな気がします。
声に出して覚える。書くことを繰り返して覚える。たしかに昔から勉強をしてきて何度も繰り返したけど覚えていることは少ないとおもいます。ですがここに書いてあるように忘れるくらいのタイミングで何度も繰り返し思い返す。これはとてもいい暗記の方法なんだと思います。
私は暗記がとても苦手で、ひたすら書くことで暗記しようとしてきましたが、今回の記事を読んで暗記の仕方にもたくさんの方法があることを知りました。自分で質問しながら答えていく方法を試してみたいと思います。
何かを暗記するには、ただ繰り返すだけではなく、何かと関連付けすることが大切なんですね。参考になりました。