父親のことが嫌いな子どもの特徴とは?パパが嫌いという状況を見抜こう

父親との関係がこじれてしまうと、子どもの態度にはっきりと出てきてしまいます。

本人は隠しているつもりでも、周囲の人間からすると、はっきりと「嫌いなんだ」と分かってしまうでしょう。

父親のことが嫌いな子どもの特徴には、子供の色々な気持ちが含まれているのです。

父親のことが嫌いな子どもは父親のことを口にしない

父親のことが嫌いな子どもの特徴にあるのが「父親のことを口にしない」というものです。

父親の存在そのものがトラウマとなっていて、話すことができなくなってしまうのでしょう。

父親のことを嫌っていても、あからさまに口に出せる子どもは、まだ「父親嫌い」がそれほど深刻ではないと言えます。

「お父さんなんて大嫌い」なんて言える子どもに対しては、周りの人間も「いったいどうしてなのかしら?」という感じで、色々と尋ねて原因を探ることができます。

しかし、心の底から父親を嫌っている子どもは、おいそれと父親のことについて話すことができない精神状態となっています。

嫌いすぎて、その存在を記憶から抹消したいというくらい、思い詰めているのです。

父親が嫌いな子どもというのは、まったく父親のことを語ることがありません。

不自然なくらい父親の話をしないので、周りの人間もうかつに聞くことができません。

それくらい、子どもに与えている影響が大きいのでしょう。

父親が嫌いだとやけに母親にべったりとなる

父親のことが嫌いな子どもというのは、やけに「母親にべったり」という特徴を持っていたりします。

父親とうまくいかず、精神的に頼りにしているのは母親だけとなってしまっているのでしょう。

父親が嫌いでも、母親がいて自分に対して理解を示しているなら、子どもはまだ救われるはずです。

ただそういう子どもというのは、つい母親ばかりに依存してしまい、そこで完結してしまうことがあります。

父親の代わりを母親が兼ねてしまって、まったく父親の存在が無視されてしまいます。

子どもは父親のことが嫌いなので、そういう状態でも不満にも不自然にも思わないのですが、周りから見ると明らかに母親だけとつながっているようで、心配になってしまいます。

父親嫌いな子どもは、自分でも気が付かないうちに、父親の役目も全て母親に求めてしまいます。

そのため、普通の親子関係よりも、もっと母親とのつながりが強くなってしまい、ますます父親との関係が遠のいてしまうのでしょう。

父親に反抗することができなくなり「無気力」になっている

父親のことが嫌いな子どもの特徴にあるのが「無気力」という特徴です。

頭ごなしに嫌いな父親に押さえつけられていて、反抗できない状態に追い込まれている可能性があります。

全ての父親がそうとは言えませんが、家庭内で父親が強い権限を持っていることはよくあります。

そして父親のことが嫌いで関係がこじれてしまうと、必要以上に父親から目をつけられて、無理やり押さえつけられてしまうことがあります。

心の中では父親のことが大っ嫌いで、父親の言うことにはすべて反発したくなります。

しかし、父親はそういう子どものことを無理にでも言うことを聞かせようとして押さえつけることがあります。

そういう時に抵抗することができなかったりすると、そのまま反抗できない人間となり、無気力状態に陥ってしまいます。

父親が嫌いで反抗したいのにできないそういう時、人間は虚無感を覚えてしまいます。

「結局頑張ってもうまくいかない」という感情が芽生えてきて、物事に対して意欲的に取り組むことができない子どもとなってしまいます。

父親に対して必要以上に攻撃的になってしまう

父親のことが嫌いな子どもの特徴の一つが「攻撃的になること」です。

父親のことが嫌いなので、もしうっかり父親が失言をしてしまったりすると、まるで牙をむいたかのように、責め立ててきたリします。

父親が嫌いな子どもというのは、父親のちょっとした言動に過敏に反応してしまいます。

周りの人間から見ると「そこまで腹を立てなくてもいいのではないか」と思うくらい、ガーガー怒鳴ったり文句を言ったりします。

父親のことを嫌っているので、父親の無神経な一言が非常に癇に障ってしまい、イライラしてしまうのでしょう。

そして感情のコントロールが効かなくなってしまい、ちょっとしたことでも必要以上に攻撃的な態度や口調になってしまいます。

父親が嫌いな子どもというのは、父親を目の前にすると気持ちを冷静に保つことができなくなってしまうことがあります。

それだけ親の存在というのは、子供に対して大きな影響力があるということです。

父親のことが嫌いな子どもの理由を知ろう

父親のことが嫌いな子どもというのは、心に大きな負担を抱えています。

人を嫌いになるというのは、相当精神力が必要となります。

しかも「自分の親」を嫌ってしまうのは、よほど傷ついたりショックだったりという出来事があったのでしょう。

父親が嫌いな子どもは、態度の端々にそういう思いがにじみ出てしまい、周りの人にも父親に対する気持ちが伝わってしまうことでしょう。

 

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