ちょっと恥ずかしいけれど実は陥没乳首なんです…という女性、意外と多いんですよね。
なかなか人に相談出来る体の部分ではないので、どうやって完全するべきか悩んでいる人も多いと思います。
そんな陥没乳首の改善方法をご紹介します。
陥没乳首の基礎知識
まずはじめに陥没乳首について詳しく知っておく必要があります。
陥没乳首、正しくは陥没乳頭というそうです。
そして、この陥没乳首にも種類があります。
1つは乳首を刺激することによって出てくる軽度の仮性のものと、刺激をしても乳首が出てこない重度の真性のものがあります。
また成人女性の10人に1人が片側または両側に陥没乳首が見られるそうです。
勿論、男性にも陥没乳首の人はいますが、男性は女性と違い授乳の必要性がないのでそのままでも問題がないようです。
また、生まれつき陥没乳首でない人がある日突然陥没乳首になった場合、乳がんのサインかもしれませんので放置せずに病院に行って診てもらいましょう。
マッサージで陥没乳首を改善させる
一番手軽な方法としてはマッサージが挙げられます。
まず簡単に出来るマッサージを紹介します。
マッサージをする際は手を綺麗に洗い爪を切って清潔にしておきましょう。
①片手で乳房を支えながら、親指と人差し指を乳輪の外側部分に押しあてます。
②親指と人差し指をゆっくり水平に伸ばし、乳輪を横に広げるようにしましょう。
③乳輪部から乳頭にかけて少しづつ位置を変え、上下から圧迫します。
④乳頭・乳輪部をつまみながら左右横方向に少しずつずらしながら揉みます。
⑤最後に乳頭・乳輪を縦方向に揉みながらマッサージします。
次に入浴中に出来る簡単マッサージを紹介します。
入浴中は体も温まり血行が良いのでマッサージにうってつけの時間です。
①親指と人差し指で乳輪を押し込み乳首を出す。
②出た乳首の付け根をつまんで、やさしく引っ張る。
③そのまま30秒位引っ張り出し指を離します。
この動作を5回繰り返しましょう。
乳輪を押しても乳首が出てこない場合は無理しないで下さい。
矯正グッズを使う
マッサージをしてもなかなか改善しなかったり、指を使ったマッサージに抵抗がある人には陥没乳首を改善させる矯正グッズがあるのでご紹介します。
まず軽度の陥没乳首にお勧めなのが「プチフィット」という商品です。
こちらは柔らかいシリコン素材で出来ており、同胞されているローションを乳首に塗った上にこのシリコン素材の商品を装着します。
入浴時以外つけたままにしておく方が効果が実感できるみたいです。
重度の陥没乳首の人や、プチフィットで効果がなかった人には「ピペトップ」という商品がお勧めです。
プチフィットに比べると小さな吸引器ではありますが、下着にも響かずつけやすいようです。
その他にも「グッドニップル」という、ニップルを乳首に装着し、吸入器を使って乳首を引き出す矯正グッズもあります。
色々な矯正グッズがあるので、インターネットでクチコミなどを調べて購入すると良いでしょう。
整形手術で治療する
マッサージや矯正グッズを使っても全く改善する様子がない場合は、整形手術をするのもひとつの手です。
特に重度の陥没乳首の人は、マッサージや矯正グッズの効果が出にくいようで整形手術をしている人も多いようです。
陥没乳首の基本的な手術方法は、乳首の周囲2~3箇所に数ミリ切開を行います。
そこから手術用の拡大鏡を用いて、内部の乳管や組織による癒着を切り離して乳首を引き出します。
更に再陥没しないよう縫合を行います。
手術後、再陥没を予防する為に数日間乳首を器具で固定します。
麻酔は局部麻酔で、手術時間は1~2時間ほど。
日帰りで行うことも可能なので、忙しい人にもありがたいですね。
あくまでも一般的な手術方法です。
症状によっては手術法も違うので、一度お医者さんに診せ判断してもらいましょう。
産婦人科や形成外科で受診する事が出来ます。
また保険適用になる可能性も高いので、費用面などもきちんと相談しておきましょう。
授乳することで乳首が出てくる可能性が
極まれではあるようですが、頑張って赤ちゃんに乳首をくわえさせることにより、今まで凹んでいた乳首が出てきた!という経験談もチラホラあります。
こればかりはその人の体質や、赤ちゃんの吸う力にも左右されると思いますので、余りアテにならない方法ですが参考までに。
陥没乳首のまま妊娠された方は、乳輪マッサージを念入りに行い乳輪を柔らかくし、赤ちゃんがくわえやすいようにしておきましょう。
また陥没乳首は凹んでいる乳首に分泌物が溜まりやすく不潔な状態になっています。
余り刺激しない程度に清潔を心がけて下さい。
搾乳器を使うと凹んでいたい乳首が出てきたという経験談も。
妊娠・出産された方は、医師や助産師さんにオッパイの相談が出来ると思うので、しっかり相談して陥没乳首の改善を目指し赤ちゃんに授乳出来るように頑張って下さい。
陥没乳首を改善してコンプレックスから解放されよう
陥没乳首を放っておくと、妊娠・出産した際に赤ちゃんに授乳が出来なくなるという事態が起こります。
赤ちゃんにオッパイをあげれないならまだしも、母乳が詰まって乳腺炎になったりとトラブルが発生します。
妊娠・出産を望んでいない人も、彼氏の前で裸になりたくなかったり、女友達と温泉に行きたくなかったりとコンプレックスになりがちです。
早めの改善でコンプレックスから解放されましょう。
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