自分が裸になっている夢とは。なぜ全裸でいる夢を見たのか

夢占い最終更新日:2018年4月26日

気がついたら何故か自分が裸になって行動している。
そんな夢を見たことがある方も多いのではないでしょうか。

今回はそのような裸になっていた夢が表す意味についてご紹介します。

1.裸になっている夢は、常識を脱ぎ捨てる願望

人には言えないけれど、実は男女問わず多くの人が「裸になっている夢」を見ます。これはどういうことでしょうか。

私達は「ペルソナ」という「そとづら」をかぶって普段生きています。
例えばスチュワーデスとして、働いている方を考えてみましょう。
普段は聡明でスマートな女性を演じることで、自分の仕事と社会の目に合わせて生きていますが、家に帰って一人になれば、もうスチュワーデスはしませんよね。

あなたは出かけるとき、よそ行きの顔ををしています。

しかしそれは外界に向けた自分であり、内面の自分に対しては苦しいものかもしれません。
夢の中で「裸になっている」というのは、この「そとづら」を脱ぎ捨てたいという願望を表しています。

精神分析の世界では、夢には「補償」という効能があると言います。
多くの場合、自分に足りないものを、無意識のうちに求めていて、それが夢に出てくるということです。

もちろん、「裸になってみたい」という願望だと解釈することはできません。
この場合は、ありのままを見て欲しい、わざとらしい自分が嫌だという無意識からの声であると判断できます。

2.裸になっている夢は受け入れてもらえない不安が具現化

もう少し詳しく夢の状況を見てみましょう。
周りの人は普通の格好をしているのに、自分だけが裸だったり、スカートを履き忘れていたり、まったく場にそぐわない服装をして困っている自分。
あるいは誰かに見られるのではないかと逃げたい自分。
これは何を表しているのでしょうか。

このような夢は自分だけが恥ずかしがったりしているのですが、周囲は自分の服装や裸であることを笑ったりはしません。

精神分析の解釈では、服は「社会的なうわべ」を示していて、他人から自分がどう見られているのか不安に感じていることが、無意識のうちにこのような夢をみさせています。

裸の状態は、本当の自分を見られているということであり、それについての自身のなさを示していると考えられます。
また女性の場合、自分の体に魅力がないと感じているが、積極的にそういうことを考えないようにしている人が、夢の中で他人に自分の裸身を晒し、勝手に見るがいいと開き直っているような夢を見ることがあるといいます。

自分の殻を壊してみたい、閉じこもった閉塞感を壊したいという無意識からのメッセージであると言われます。

ただし、夢を見る場合、外的な刺激も大きく、例えばお布団からはみ出して体が冷えている時に、寒い夢、たとえば服がなくてブルブル震えている、トイレに行きたいという夢を見ることはあり得ます。

これは深層心理とは直接関係のない例です。
いずれにしても、性的なこととは無関係の夢であることが多くなります。

3.裸になっている夢は隠し事が知られてしまうという恐れ

「裸でいることを知られたくないと焦る自分」の夢は、他にも意味を持っています。

それはあなたの隠し事です。
必ずしも悪いことを隠しているとは言いませんが、世間に対し、あるいは特定の人に対して隠し事をしていたり、知られないように大胆な方法で秘密を作っているのでしょう。
そのことは、現実的には相手にばれることはまずありませんし、現実のあなたはうまくやったと安心しています。

例えば、秘密の恋。
絶対にバレてはいけないけれど、やめる事ができない。

そうこうしているうちに、二人の間には上手に世間を騙すやり方が身について、今のところ周囲の人を騙せている。
こんなシチュエーションがあるとします。

しかし、あなたの心はそれに対して警鐘を鳴らしています。
本当に秘密を守り通せるとは限らないことを、無意識の世界からあなた自身に注意しようと呼びかけていると分析されます。

「やましい気持ち」とまではいいませんが、うまく隠しおおせたと思っているあなた自身は、本当はそれも完璧ではなく、いつかは破綻することを恐れているが、その気持に蓋をしているのでしょう。

どんなに自分を騙そうとしても、無意識のうちにはその恐れは鎌首をもたげます。
それが夢となって現れるわけです。

4.裸になっている夢は怠惰な自分への叱咤も裸がモチーフ

もし現実に、あなたが人前でブラジャーもショーツも履かずに立たされている、という状況があったらどうでしょうか。
羞恥の念にかられると同時に、「どうしてこんなことになったのか」と怒りさえ湧いてくることでしょう。

人前に出るのになぜ服がない、なぜ準備していないのだと。
夢の中の「裸」は、きちんと準備したり、仕事をしていないなと感じる、自分の怠惰への叱責であると分析できるのです。

夢の中のあなたは、多くの人の待っている中へ突き出されます。
例えば発表会、ステージなど。

満座の中で、あなたは自分を守るものを何一つないまま、絶体絶命の気分でいます。
これは上記の「いつの間にか裸になっているが、誰も気づいていないようだ」という夢とは異なります。

日常に忙殺されて普段から自分がきちんと出来ていないことを感じていて、深層から「これではいけない!」というメッセージを自分に語りかけているのだと分析できます。

5.セックスを伴う裸の夢は、融合と解脱

普段のあなたの「ペルソナ(社会的な外面)」が、真面目であったり、しっかり者である場合、あなたはそれを演じる反面、本当の自分を押さえつけています。
たとえば、淫らな事を考えてもいけない。
下品なことを口にしてもいけない。
そのように自分を縛り付けている人は、知らず知らず本当の自分「(精神分析の世界でいう)アニマ・アニムス」を抑圧しています。

夢は正直です。
「本当の私を認めて!」と夢の世界で自分に苦情を言ってくるのです。

異性とセックスをする夢、多くの場合この世のものとは思えない甘美な快楽を感じる夢がありますが、一つにはその異性と親密になりたい、世間体を捨ててでも一体化したいという願望の補償だと言われます。

この他に上記の「怠惰な自分を叱る」メッセージとしての裸で困惑する夢とは正反対で、真面目すぎるあなたが、深層心理で「辛い、解放されたい」もがいていると分析できます。

ごく若い男性の場合は「夢精」という言葉があるように、性欲が高まり精液が溜まってくるとそのような淫夢を見ることがありますが、これは単純な生理的なものであって深層心理とは違うものです。

しっかりと自分の夢に向き合っていこう

「裸の夢」にもいろいろあり、普段のあなたの状況や心に秘めた思いによって意味が大きく異なってきます。
しかし「夢は無意識の世界からの警告」と言われるように、ただの夢だと一笑に付すことはできません。

非科学的だと言う人もいますが、あなたの心があなただけに語りかけるメッセージを聞き逃すことは大きな損失です。
しっかりと夢に向き合い、本当の自分を知ることで、あなたの人生や健康をよりよくしていくことができるでしょう。

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