毛穴が目立ち気になる女性が毛穴の開きを抑える方法!ポイントは肌の自浄作用を強めること

毛穴ケアをする女性

毛穴が開いて目立った状態では、美肌は望めませんよね。

けれど多くの女性は毛穴の本当の役割と性質を知らないために間違った毛穴ケアをしてしまっています。

それでは逆効果になってしまい、毛穴の開きを悪化させてしまっています。

肌の保護に大切な役割を持つ毛穴の性質を知って適切なケアで毛穴の目立ちを抑えましょう。

毛穴ケアは保湿が基本

毛穴は単に毛が生えてくるための穴ではありません。

皮膚を有害なものから保護するための、大切な器官のひとつです。

毛穴からは皮脂が分泌されていますよね。

この皮脂が肌全体を油膜で覆ってくれています。

そして肌全体の水分が外側に蒸発してしまうのを防いでくれているのです。

毛穴の汚れを取りたいがために、洗浄力の高い洗顔料を使用したい気持ちはわかります。

また、同じ理由でゴシゴシと肌をこすってしまいたくなる気持ちもよくわかります。

しかしそういったケアをしてしまうのはご法度です。

なぜなら、洗浄力の高すぎる洗顔料は肌表面の油分を取りさってしまうからです。

また、ゴシゴシと肌をこすることは肌を傷つけてしまう可能性もあります。

こういった理由の為に、洗浄力の高い洗顔料を使ってのゴシゴシ洗いは、毛穴ケアとしては逆効果なので注意が必要です。

皮脂が分泌する際にはどうしても毛穴は開いて目立ちつものです。

けれど、皮脂の分泌は私たちの身体にとってなくてはならない作用です。

ですから、必要以上に毛穴を開かせないことが大切です。

洗顔料は洗浄力が軽くて弱めのものであっても肌表面の汚れは十分に取れますので、できるだけ肌にやさしい洗顔料を使うようにしてください。

また、ゴシゴシ洗わなくても泡の力だけで汚れは落ちますので、丁寧に力をいれずにやさしく洗うようにしてください。

そして洗顔が終わったら保湿能力の高い化粧水や美容液、クリームなどで肌を乾燥から防ぐことが毛穴ケアの第一歩です。

毛穴の開閉能力を鍛える

毛穴は開閉しながら肌に必要な皮脂を分泌します。

しかしながら、加齢の影響やエアコンの中で暮らす生活環境の影響などで毛穴の「開閉能力」が弱まってきている場合があります。

毛穴の開閉は汗の分泌する穴である「汗孔」と連動しておこなわれます。

人間の自浄作用の一つである汗の水分で肌表面を洗い毛穴からの皮脂で保湿するという素晴らしい機能を人体は生まれながらにして持っているのです。

したがって、汗をかかない生活や温度差の少ない生活を長く続けてしまうと、この開閉能力に悪影響が出てくる可能性があります。

つまり、汗をかかないので汗孔も毛穴も開閉能力が低下してしまいます。

この時にやっかいなのが、毛穴は皮脂を分泌していない時でも閉じ切らずに「半開き」の状態になってしまうということです。

半開きの状態になった毛穴は、やっかいなことにとても目立ってしまいます。

そのため、毛穴を目立たせたくなければ、汗をしっかりかけるような環境や状態を目指してください。

スポーツ施設やサウナなどで汗をかくのがオススメです。

そしてその後に冷水で体温を急激に下げるようなトレーニングを繰り返してみましょう。

そうすれば、毛穴は必要な時に開き、皮脂の分泌の必要が無い時は閉じるという能力を向上させるのです。

表面的に冷水などで肌を冷やすと毛穴は体温保持のためにぎゅっと締める運動をし、毛穴はより小さく閉じられるようになります。

ただし、心臓の弱い方などはこういったトレーニングをなるべく控えてください。

血圧が上がってしまいますので、心臓に負担をかけることにもなりかねません。

気になるような場合は、顔だけ冷水で冷やすなどしてみるとよいかもしれません。

いずれにしても心臓の弱い方が試してみる場合は、やってみる前にかかりつけのお医者さんに相談されたほうが安心ですね。

毛穴掃除は自然に任せる

毛穴が開いた状態が長く続くと汚れが毛穴に詰まり、黒い点のように見られる汚れような目立ち方をしてしまいます。

この黒い点のような毛穴の汚れを爪で押し出すなどして、むりやりとろうとする方がいますが、これは絶対におこなってはいけません。

そのようなことをすれば、毛穴を開かせてしまうだけでなく、肌自体を傷つけてしまうことにもなりかねないからです。

残念ながら黒い点のような毛穴の汚れを肌表面から落とすのは難しいものです。

この汚れを除去するのは、やはり皮脂が自然と分泌される時です。

ですから、無理やり爪などで黒い汚れを押し出してとろうなどとはせず、自然に皮脂が分泌されるのを待つという方法がベストです。

毛穴をお掃除するパックのようなアイテムもありますが、やはり効果が強いものですと肌にも毛穴にも負担になってしまうことがありますのでどちらかというと自然に任せておいたほうが良いでしょう。

また、毛穴の汚れが目立ってくると気持ち的に隠したくなるものですよね。

ですので、その毛穴の汚れの上からファンデーションを塗り込んでしまいたくなるでしょう。

けれど、こういった行為も実は毛穴にとってはNGです。

汚れの上からファンデーションをたくさん塗ってしまうと、その汚れの上から更にファンデーションの汚れが重なりますので余計に毛穴を詰まらせることになるからです。

また、この毛穴のファンデーションが「フタ」のようになってしまい、毛穴をふさいでしまいます。

そしてその「フタ」のせいで皮脂の分泌が阻害されて、毛穴の自浄作用も低下してしまいます。

こういった悪循環を防ぐためには、お休みの日など人と会わない時はメイクはしないようにするのがいちばんです。

せめて、ファンデーションだけでもおやすみしましょう。

たまには肌断食をしてみる

もしできれば、保湿クリームや乳液なども塗らない日をつくってあげると肌にとってはとても良いものです。

さすがに化粧水は塗っておかないと肌がカサカサになってしまいますが、保湿クリームや乳液はたまに塗らないでおきましょう。

個人差もありますが、基本的に月に1度くらいのペースで「肌断食」をするのがオススメです。

そうすれば、肌が持っている自浄作用が高まってきて、続けていくと強い肌になってきます。

月に一度程度はそういった「肌断食」または「肌のクリーニングの時間」を設けることで毛穴は自然にキレイになります。

毛穴パックなどと違って、一気に毛穴の汚れがなくなるわけではないので、はじめのうちは物足りないと感じてしまうかもしれません。

しかしながら、こういったシンプルなケアを地道に続けていくことで長い目で見ると確実に毛穴の調子はよくなってきます。

自分の肌が本来持っている自浄作用を信じて、それを高めてあげることに意識を持っていきましょう。

また、毛穴の自浄作用を高めるには、バスタブにゆっくりとつかって毛穴を開かせるということも大切です。

毎日20分はバスタブにつかりましょう。

正しい毛穴ケアは自浄の力を強めること

毛穴の本当の役割と性質を知ると、いかに自分の毛穴ケアが間違っていたかが理解できるでしょう。

正しい毛穴ケアはいかに「自浄作用」を強化するかがカギとなってくるのです。

肌は目に見える部分ですが、人体の一部であり生命機能のひとつとして常に働き、毛穴も役割を持った器官です。

この性質を知り、正しい毛穴ケアで美しい肌の維持に努めましょう。

 

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