実際に道に迷う時、その不安は時間と距離の経過とともに加速していきます。
「道に迷う夢」はそのまま人生の道に迷ったことを深層心理が伝えてくれています。
とても辛い夢のようですが「このままではたどり着けませんよ、もう一度道を確認してください」とアドバイスしてくれているのです。
「道に迷う」夢を解き明かしていくことで、あなたの悩みの本質、また今後どうしたら悩みを解決し、本来いくべき道に戻れるかがわかってきます。
そこで今回は道に迷った夢を見た時の意味や深層心理についてご紹介します。
現実で進むべき道を間違えているという深層心理からの警告
だれしもほんのすこしのタイミングで道がわからなくなってしまうものです。
「道に迷う」ことは、唐突に訪れる苦難であり、不安にかられ、寂しさに戸惑うことでもあります。
夢で「道に迷う」とき、やはり現実でのあなたのこころの不安、寂しさを映し出しています。
それは実際にあなたが歩む本来の道を間違えているからなのですが、あなた自身は気付きづらいことであり、間違えたとは思わず進みながらも、サインとして不安になることや苦難や寂しさを味わっている場合です。
深層心理が、あなたが本来の道から外れてしまったことを、そっと教えてくれているのです。
もし、この夢を見たなら、現実で起きていることをもう一度見直してみてください。
あなたの不安はどこから来ているのかしっかり探り、軌道修正しましょう。
道を外れて得られるものもあることを知る
「道に迷う夢」を見たなら、その時の感情だけでなく、状況を検証して見ましょう。
誰かと出会いましたか、どのような景色を見たのでしょう。
その印象に明るさがあるかどんよりしていたかで「道に迷う夢」も印象が変わってきます。
つまりあなたの心次第でプラスにも変化するのが「道に迷う」ことともいえるのです。
道を外れたとしても、偶然素晴らしい景色に出会うこともあれば、思いもよらなかった人との出会いもあったりします。
自分の世界とは違う世界を存分に味わうこともできることを知り、気持ちを「不安」から「楽しさ」に切り替えて生きるだけで、現実の状況も、見えてくる景色の色さえもガラリと変わってくるはずです。
車に乗って誰かと共に迷う夢の場合
「道に迷う夢」を見た時、徒歩でひとりで迷っているケースだけでなく、車に乗って誰かと共にいるというケースがあります。
車に乗って「道に迷う」夢をみたなら、ひとりだったか、それとも誰かが運転していて、そこに同乗していたかを、思い出してください。
車に乗っている夢では、運転するひとが現実世界で舵取り役をしているひとです。
そのひとが舵取りを間違える、もしくは間違えて道に迷ったのでしょう。
しかし、あなたもその車に乗っています。
つまり人生のひと時を共有しています。
そのとき、あなたにはなにができるでしょう。
間違えたままではあなたも進めませんし、もちろんそのひとも進めません。
あなたが間違いを指摘してナビ役をかって出る必要が出てきます。
協力して道を軌道修正すること、あなたがナビし、そのひとが運転して実際に軌道に乗せる。
それはお互いにお互いの役割を果たすことてもあり、そうした本当の愛や友情が必要であることを教えてくれています。
自転車に乗って道に迷う夢の場合
自転車は今では健康のためにもとても愛されている乗り物で、気軽に遠出する愛好家も増えています。
しかし自転車で遠出して知らない町や自然の中で道に迷うことほど心細いことはありません。
目的地に日暮れまでにたどり着けるか、天候は変わらないか、体力は持つのか、沢山の不安を抱えての迷い道。
しかも孤独です。
自転車に乗って道に迷う夢を見たなら、まずは現実でも、大きな不安からのこころの解放を心がけましょう。
先々の心配をするより「自転車ならスムーズに進めばたどり着く」ことを思い出してください。
冷静さと心の明るさ次第で素早く軌道修正が効くのです。
いく手を目指して模索しているからこそ見る夢であること
「道に迷う夢」を見たなら、なによりあなたは人生の冒険の真っ只中にいるということを誇りに思いましょう。
いく手を模索するからこそ、迷い道にハマることもある、それはそれで尊いことです。
「道に迷う夢」を見て「それは違う道だ」「冷静さ、明るさを取り戻そう」と気付いたなら、軌道修正していったん戻るもよし、その流れの先にある本道に合流するもよし、あなた自身の道を確認して、再度歩き出しましょう。
決して悲観することなく、むしろいまココロにある「不安」をまず払拭することから始めてください。
道に迷う夢の意味を知ろう
「道に迷う夢」は、人生と向き合って歩むあなたにだからこそ降りてくる夢。
深層心理からののアドバイスなのですから。
「道に迷う夢の意味とは?人生の進むべき道に迷いがあるのかも」への感想コメント一覧
道に迷う夢の中でも、色々な捉え方があって、夢は現実を手助けしてくれているんだなぁと感じました。そう思うと夢を見る事が楽しみになりました。
目的地に行きたいのに知らない場所を彷徨っている夢を見ました。 現実に最近の自分は、悩み、不安、迷いが多く、「深層心理からの警告」だったのか、なるほどなって思いました。 自分を見直してみます!
道に迷う夢はよく見るし、目が覚めてからも何となく覚えていたりするんですよね。こんな重要な意味があったとは知りませんでしたが、勉強になりました。