何年も経ってもよそもの扱いされる理由。田舎特有のコミュニティ感覚を知ろう

引っ越しをして何年も経っているのに、周りの人からよそもの扱いをされている場合、何かしらの理由があると考えられます。

なぜその地域に根付くことができないのか、よそもの扱いされるその理由を知ることで、これから変わるかもしれません。

引っ越しして何年も経つのによそもの扱いされる理由として考えられるものをご紹介します。

地域の行事や集いに参加しないから

地域によって様々な行事や集まりが開催されますよね。

その地域で行われるお祭りだったり、パトロールやゴミ拾いなどのボランティア活動だったりと、地域で行っている行事や集いに、あなたは積極的に参加しているでしょうか。

もし一度も参加したことがない、情報自体知らないという場合は、地域で行われているイベントに参加していないことが原因かもしれません。

あなたが周りの人を知らないように、周りもあなたの存在や情報が分からず「見かけない顔」として見ていることが考えられますよね。

会った時は挨拶程度するものの、どこに住んでいるのか、どんな人なのかを、周りも知らない可能性があります。

あなたの地域で行われている行事や集いに、一度参加してみると良いです。

その時に自己紹介をしたり、この地域で生活していくと話をしてみれば、よそもの扱いされなくなるかもしれません。

自分から地域に溶け込むよう、こうした積極的な行動は努力してみるべきでしょう。

迷惑行為をしているから

あなたが引っ越したことを知っていても、尚よそもの扱いをされるという場合、その理由として「迷惑行為をしている」ということも考えられます。

例えば、大勢の人で賑わい、周りに大きな音を与え不快にさせてしまっています。

あるいは、ごみを出しっぱなしにしていて、悪臭が漂っているなど、近隣に迷惑をかけているために、よそもの扱いをされている可能性もあるでしょう。

まず、あなたの生活の状況、一般的な常識を考えながら、自分が周囲に迷惑をかけていないかを確認することが重要ですよね。

迷惑行為が頻繁に行われていたら「あの家とは距離を置こう」「関わりたくない」と思ってしまうのは仕方ないことです。

もし指摘されたりクレームがきているようならば、直ちに改善して周囲のことも考えるべきです。

あなた自身は「自分の家なんだからいいじゃない」と思っていても、周りに住んでいる人の目につくところ、聞こえるところでは、誰が不快に感じるか分からないものです。

自分の生活状況が、周りに迷惑をかけている状態じゃないかを、今一度確認してみるべきでしょう。

その地域の団結力が強いから

特に田舎の場合だと、その地域で団結しているケースが多いです。

そこにポツンと急にやってきた人がいれば、当然よそもの扱いをされることになるでしょう。

その人達からしたら、悪気があってのことじゃないかもしれませんが、団結力が異常に強いために、あなたに対して不信感を抱くのでしょう。

どこからやってきたのか、どんな人なのかと、探っている状態であり、まだ地域の一員として認めるまでには、時間がかかるでしょう。

昔から住んでいる人達、その地域に住む人の人数が少ないといった状況であれば、団結力が強い傾向にあります。

そこに急にやってきた人は、当然よそもの扱いされてしまい「よそもの扱いされている」と思いながら生活をし続けていると、その距離は縮められないものです。

積極的に挨拶をしてみる、自分から話しかけにいく、時におすそ分けをしながらお茶を飲みにいくなど、その地域の人達と触れ合うことが大切でしょう。

話しがかみ合わないから

行事などにも参加し、地域の人達と触れ合っているのに、よそもの扱いされるという場合は、もしかしたら話がかみ合っていないことが原因で「仲間」意識を持てないのかもしれませんね。

その地域での話し方、常識といったことが、地域の人とあなたとで差があることが考えられます。

例えば、都会から田舎に引っ越した場合、多くの人は物価が安いと感じるでしょう。

しかし昔からその地域に住んでいる人たちにとっては、その物価が相場であり、時に「高い」と感じることもあります。

そんな時に「いつもここは安くていいわよね」とか「あっちの地域だと○○円する」といったように、その地域の常識を覆すようなコミュニケーションの取り方をしていると、やはりそこには「違い」を感じるものです。

上手くコミュニケーションを取れているつもりでも、人によっては「不思議な人」「分かってない」「どこの話?」と疑問を持つことがあります。

話がかみ合うように、その地域の常識を考えて、謙虚な姿勢も必要になるでしょう。

引っ越して何年も経つのによそ者扱いされる理由を知ろう

引っ越して何年も経っているのによそもの扱いされてしまうのは、どこか寂しさを感じるものですよね。

しかし、もしそれが自分に原因があるものだとしたら、改善すれば溶け込める可能性はまだあります。

地域に積極的に関わること、自分の生活を見直してみることなど、どれも難しいことではありません。

これまでやって来なかったことを積極的に取り組み、早くその地域に溶け込みたいものですね。

 

    「何年も経ってもよそもの扱いされる理由。田舎特有のコミュニティ感覚を知ろう」への感想コメント一覧

  1. 1. 名無しのイケジョさん2021/06/26(土) 22:41

    余所者扱いって、もっと奥が深いです。
    ド田舎に引っ越ししてきて40年近くなります。余所者なのでいつも下に下にして接してました。

    それでも言われたい放題です。有ること無いこと散々嫌味言われて生活してます。
    地域活動やゴミ拾い、積極的に参加してもそんなの無意味です。

    私達よりもっと酷い扱い受けているのが、戸建てでは無くて、賃貸住宅に住んでる住民です。

    地区のお祭りの時に、寄付金集めるけど賃貸住宅の住民は寄付金出すけどお祭りに参加出来ない上に、寄付金を子供達で年齢順に配るけど、
    賃貸住宅の住民の子供達は、寄付金を一切貰え無い。

    戸建ての住民の子供達は、毎年寄付金を貰ってました。

    今の高齢者が亡くなれば、だいぶ余所者扱いも変わるかもしれないですが、

    次世代の血を受け継ぐ方々の考え方が変わらなければ

    余所者扱いは一向に変わらないと思います。

    いつまで経っても余所者扱いは変わりません。