世の中、人間同士お互いの思いやりで成り立っていると言えますが、誰しも思いやりがある人ばかりとは限らないものです。
思いやりがないといわれる人の特徴をご紹介します。
挨拶ができないのが、思いやりがない人の特徴
挨拶は、人と人が向かい合うための基本といえます。
挨拶をしてきた人を明らかに無視したり、また、絶対に自分から挨拶をしない人は「この人は最初から人と向かい合う気がない、人を不快にさせても何とも思わない非常識」という印象を与えてしまい、それだけで思いやりがないと言われてしまいます。
挨拶は相手を認識する最初の一歩なので、それすらしない時点で、相手を気遣う思いやりがないと思われがちです。
ほんのわずかな言葉を交わすか交わさないかで、印象や評価がずいぶん違ってしまうものです。
言葉遣いが乱暴なのが、思いやりがない人の特徴
まるでいつもケンカ腰のような、乱暴な言葉遣いをする人は、怒っていなくても常に怒っているような印象を与えてしまいます。
日常会話までもが怒号や罵声のように聞こえてしまっては、思いやりも何も感情が全く伝わらず、周囲に誤解を与えるばかりです。
職場の中年男性の管理者などによくありがちなのが「馬鹿野郎」などの言葉をあいさつ代わりにしてしまっている人です。
今はハラスメントについて意識が高まり、こういった乱暴な言葉を笑って受け流すのではなく、不快に思う人が多くなっています。
言葉が乱暴だと、和を乱したり不快に思わせることに対し無神経で思いやりがないと言われてしまいます。
最近は女性でも男性的な言葉遣いをする人が時折いますが、高圧的にならないように注意が必要です。
ありがとう、ごめんなさいが言えないのが、思いやりがない人の特徴
何かをしてもらって人に感謝をしたり、謝るべき場で素直に謝罪ができない人は、それだけで人間性を疑われ、思いやりがない人だと思われてしまいます。
人との関わりの中で、感謝や謝罪という基本的な感情を言葉で示せないというのは、身勝手で自分のことしか考えないという評価になってしまいがちです。
人を思いやるということは、相手に親切に接することばかりを言うのではなく、してもらったことにお礼を述べ、迷惑をかけたことに素直にお詫びできることも含まれます。
ありがとう、ごめんなさいという言葉は、短いことはなのにもかかわらず最大限相手への誠意や思いやりを示すことができる言葉なので、こういった言葉が素直に出てこない人は、思いやりがないと言われてしまいます。
他人に理解や共感を示せないのが、思いやりがない人の特徴
他人がいうことに必ずケチをつけたり、皮肉を言う、言葉の揚げ足を取る人がいます。
そういう人の心理に、自分の方が違った視点で物を見ているといったような、他人と自分を比較して優位に立ちたいという願望の発露であることが挙げられます。
よって、自分本位な印象を与え、他人に思いやりがないと言われてしまいがちです。
他人にまったく同調ができなかったり、自分は違う意見を持っていても、一度はうなづいて相手の意見を聞くだけ聞いてみたり、相手の意見のいい部分だけでも認める姿勢があれば、同じ反対意見を言うにしても思いやりがないとまでは言われないものです。
中には、本当は相手に同意しているのに、あまのじゃくのようになって反対意見を言ってしまう人もいます。
そんなに相手が言っていることが間違っているわけではないのに、素直に同調できない感情が勝ってしまい、つい難癖をつけてしまう人は、思いやりがないと指摘されてしまうでしょう。
言動や態度がいつも不機嫌なのが、思いやりがない人の特徴
喜怒哀楽が激しいのはもちろんですが、機嫌が悪い時に物を投げつけたり足蹴にする、まったく関係のない人に乱暴な受け答えをしてしまう人も、思いやりがないと言われてしまいます。
周りの感情より自分の感情を優先してしまうことはどんな人にも多少はあるものですが、それが行き過ぎて自己中心が過ぎると、感情を理解してもらうどころか思いやりがないという烙印を押されがちです。
常に不機嫌な人は、普段から素行が乱暴で自覚がないという場合と、周囲の同情を引こうと意図的にそういう態度を出す人がいますが、いずれにしても他人に思いやりがないことには変わりません。
周りの人にとっては、身勝手でわがまま、思いやりがないと受け止められてしまいます。
思いやりがない人の特徴を知ろう
思いやりがないと言われる人は、周囲の人の気持ちに無関心で、自己中心的な思想を持っているという特徴があります。
自分が起こす行動や言動が相手を不快にさせることに、何の気遣いもないこと、まさにそれこそ思いやりがないと言えるでしょう。
中には、些細な挨拶や言葉が言えるかどうかで人間性の評価までずいぶん変わってくるものですので、ほんの些細な思いやり、気遣いが、結果的には自分に返ってくると自覚することが大事です。
思いやりがない人は、他人への思いやりが自分を思いやることにつながっていることに気づいてない人が多いと言えます。
参照:思いやりのない人の自分本位な特徴4個
「思いやりがない人の特徴とは?挨拶ができず不機嫌」への感想コメント一覧
記事に書いているような人っていますよね。反面教師で自分は真似をしないよう心がけています。確かにちょっとした心配りで印象は変わるので自分も気を付けたいと思いました。